北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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函館と義経

2010-10-24 19:35:56 | 函館



いきなりこの写真を見て、「えっ?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
「義経の里」とあるけれど、この「義経」とは、言うまでもなく、かの「源義経」のこと。
全国各地にその伝説が残されており、北海道では、平取町が伝説の舞台として知られているのだけど、実は函館にもあったんです。義経伝説が。





この「船魂(ふなだま)神社」は、保延元年(1135年)、融通念仏宗開祖である良忍上人という高僧がこの地に着き、この処は、神霊の宿るところと里人に言い伝えたとされている場所で、津軽海峡の海上安全を願って神社を祀ったとされる、北海道では最古の神社。
義経にまつわる伝説としては、「蝦夷地検考録」という書物によると、義経が津軽海峡を渡る際、激流の中を、「船魂の大神」によって一命を助けられ、この神社に詣でたというものが残されています。








この「童子岩」という岩は、上陸後、喉が渇いて水を求めていた一行の前にふと童子が現れ、その指差す方向を見ると水が湧き出ていたとされる伝説の舞台で、その童子が座っていた場所だそうです。








これは、「弁慶の足跡」。
大きいですね・・・、一体何センチあるんだろう?





そしてこれが、「弁慶の腰掛岩」。
上陸後、弁慶がこの岩に腰掛けて、頼朝軍の追っ手が迫ってこないか監視していたという伝説が残されているそうです。

正直なところ、函館にも義経伝説があったということ自体ビックリだったので、これはなかなかいい場所を見つけることができたなと思いました。
ガイドブックに出ているのかどうかはわからないけど、西部地区をぶらっと歩いてたら偶然見つけ、中へ入ってみた次第でした。
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2 コメント

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Unknown (iseッチ)
2010-10-26 12:06:25
船魂神社にも義経伝説があったとは驚きです!!
それも自宅から徒歩で5分の場所にあるとは!!
早速、近日中に行ってみます。
私も吃驚でした (ナナマガラー)
2010-10-26 20:54:28
iseッチ様

そうなんです。
私も、行ってみるまで知りませんでした。

ご自宅が西部地区なんですよね。
見どころが沢山の地域なだけに、なんだか羨ましい気持ちがします。
職場が近ければ、私もあるいは西部地区を選んでたかもしれないなあ・・・。

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