「地球の自然と人間と色彩」の研究をし続けているフィットモア色彩研究所 古賀けい子のブログ

すべての人が似合う“ベストカラー”の視点から、注目のカラー情報やファッション、デザイン、インテリアなどについて語ります。

春気分をファッションに。

2006-02-28 13:17:56 | カラー事情~ファッション・アート・建築
2月も今日で終了です。
2006年も、もう2ヶ月が過ぎました。
春のインテリアやファッションを考えたくなりますが、
まだ少し寒いですね。

春は明るさのある色になり、素材も急に変わるので、
なかなか春物にチェンジできません。
でも心はもう春気分の方も多いでしょう。

そこで、冬物でも色だけは少し明るいものや、
クールソフトのAやBのきれいな色をプラスして、
おしゃれ感を表現してみませんか。

注意したいのは、素材が冬物と春物を合わせることに
なるので上手くいかない場合も多いことです。
春物が薄く見えたり、冬物が厚ぼったく見えるので、
素材が自然で素敵に見えているか、空気感と合って
いるか、色が重過ぎないか、工夫したいものです。

ホルモンバランスを表す眉毛は人生を変える。

2006-02-26 13:18:58 | ヒューマンバランスから見た生き方
コンサルタントコースでも、トリノオリンピック金メダリストの
荒川静香選手を取り上げ学習しました。

小さい頃は平らな眉であった荒川選手は、世界選手権で
優勝したときは優しいアーチ眉だったのに、その後、
眉毛がモダンエレガントのようなつり上がったものとなり、
実力があるのにファンが増えにくい状態でした。
インタビューの受け答えも人をうれしくさせる力の
ないものでした。

そして今回の金メダルです。
今回もショートプログラムのときはまだ眉毛が少し上がって
いましたが、フリーのときには以前世界一となったときと
ほとんど同じ眉になっています。
荒川選手本来の良さを表す眉が勝利を導いて
くれたのでしょう。

インタビューの受け答えはまだモダンエレガント的な
クールなもので、少し違和感がありますが、
このことを機に、本来の自分をそのまま受け入れた
一層魅力的な女性になられるでしょう。
注目し続けたいですね。

自然は素晴らしいデザイナー。

2006-02-26 12:57:53 | カラースクール
昨日はベーシックコース第4回目を行いましたが、
「ヒューマンカラー理論」と地球の自然の美しさを
比べる感動の授業でした。
動物も植物も魚もすべて「ヒューマンカラー理論」に
のっとっています。

自然は素晴らしいデザイナーです。
その自然の中に新たに何かを創るときには、
前提となるものをどう捉えるかの色の識別能力が
重要となります。

地球の自然の色を感じ取る力で、日本の美的未来を
生み出して欲しいと思うフィットモアの真髄の授業です。
久しぶりの方もぜひ再受講にいらしてください。

ヒューマンバランスで男性を分析。

2006-02-25 12:30:04 | カラー事情~ファッション・アート・建築
最近、電車の中でも若い男性におしゃれな人が
増えました。
男性の女性ホルモンが高くなったことが理由です。

ジャニーズ系の人たちは、皆身長が高くなく、
肌がツルツルとして目が大きかったりしますが、
これらのことはどれも女性ホルモンの表れです。
もちろん色が黒かったり、筋肉質であれば、
それは男性ホルモンによるものです。

この女性ホルモンは、アート性の高いものを
好ませたり、着こなさせたり、モダンなメガネを
こなさせたりします。
カッコ良くはなったのですが、女性を支えていきたい
気持ちは低くなっていますので、ちょっと問題です。

ホルモンバランスで相性の良い女性が
どのような人かも生物的に決まってくるので、
これからはヒューマンバランスを知らないと
ベストなパートナーも見つからないかもしれませんね。

女性を魅力的に輝かせるフィットモアメイク。

2006-02-24 23:51:25 | ヒューマンバランスから見た生き方

今日フィットモアのホームページを見て、
お化粧品を購入したいと女性が訪ねて
いらっしゃいました。
その方は図書館で私の著書
「ベストカラー『色』を着こなす」(三笠書房)
ご覧になり、ホームページを調べたそうです。
年間に何人も図書館で「色を着こなす」を
読まれた方からお電話をいただきます。
この本の精神を継ぐものとして、現在
「幸せ人まであと半歩」をつくっています。

化粧品会社ではないのでサービスはなかなか
行き届きませんが、
ファンデーションはどこにも
売っていないパーフェクトなベストカラーです。

新商品の
フェイスカラーコレクション(アイシャドウ、
チーク、リップ)もすべての色や付き方に非常に
こだわっています。
フィットモア色彩研究所だからこそつくることができた
化粧品なのです。
1つ1つのパールの種類や量などにこだわり、
完成までに2年もかかりました。

例えば、口紅は“ベーシック”“セレブ”ともに4色
入っています。
1色1色もベストカラーですが、どのような人でも、
どのような服を着ても、毎日がベストになれるように、
4色の構成にこだわっています。
毎日を素敵に、自分らしくあるために、すべての色が
必要な色なのです。

顔がメイクによってベストカラーになると、今まで着ると
淋しくなっていた色もおしゃれに着こなせ、“幸せ人”に
なれるのです。
ヒューマンカラー理論の力でまた1人の女性を
幸せになれる人にできたと思います。


クールソフトのブルーで金メダル!

2006-02-24 20:18:16 | 話題のモノ・コト
フィギュアスケートはやはりブルーの
ウェアが勝つ。
いろいろなところでこのことについて書いて
きましたが、やはりクールソフトのブルーで
荒川静香選手が金メダルを獲られました。
本当にうれしかったです。

自分で言っておきながらも驚きましたが、
今回もブルーで勝ちましたね。
全員がブルーのウェアで競うとなると大変かも
しれません。
今後のオリンピックは難しいですね。

<ウェアのクールソフトベストカラーチェック>

アメリカ・コーエン選手   赤
ロシア・スルツカヤ選手  赤
日本・村主選手  ブルーネイビー+ラベンダー
            (デザインともに少し淋しい)
日本・安藤選手  ブルー+ターコイズブルー
            (袖が少し厚く見える)
中国     ラベンダー
クロアチア  ラベンダーホワイト
ハンガリー  赤+白
カナダ     ピンク
イタリア    ブラウン+グレーホワイト
         (クールソフトD)
スイス     赤+黒
アメリカ・ヒューズ選手  ブルー

このようにクールソフトは成功に不可欠な
人間にとってのベストカラーです。
ロシアのスルツカヤ選手、アメリカの
コーエン選手のウェアは赤だったこともあり
(特にスルツカヤ選手の赤はクールソフトで
ないこともあり)、上手くいかなかったのかも
しれません。

他の国々もクールソフトの色がほとんどです。
素材感やデザインも美しいですね。
クールソフトのバリエーションを学ぶような
楽しい時間でした。

また、荒川選手の眉毛が女性らしくなっていた
のも、成功する雰囲気をかもし出していました。
女性はやさしさが深い強さであり、魅力と
なりますので、そうなりたいですね。
感動しました。

パーソナルカラー分析と他のカラー分析との違い。

2006-02-23 22:24:38 | カラースクール
今日は軽井沢からスクール見学に、センスの良い
愛らしい女性がお越しになりました。
色彩検定一級を取られ、これからどうして
いこうかという思いでいらしたようです。

「インテリアが良いのか、パーソナルカラーなのか、
商品企画なのか。でもパーソナルってどうなのかな
とも思っていまして…」
質問も多く考えられていらっしゃいました。

「フォーシーズン分析とヒューマンカラー理論
基づくパーソナルカラー分析はどこが違うのですか」

との質問に、私がはじめ信じていたカラーミーの本や、
疑問を抱いてキャロルジャクソンの本を読み、
分析したことなどを説明いたしました。
(このことは小冊子に書いています。スクール見学に
いらしたらお渡しします。)
そして、この似合う色が分析できるということを
発見したのは素晴らしいですが、軸が間違っている
のではないかと考えるようになったことなど
伝えました。

すると生徒の方々からも

「私はあるところではオータムといわれ、
あるところではサマーといわれたんです」
「私もです」

と今までおっしゃったことのなかったことを
話し出されました。

「その判断の違いは、それぞれのところで
春夏秋冬の色が違うためにそうなるのか、
それとも判断する人が間違うのかと
疑問だったのです」

「他にもツーカラーとか8つに分かれるとか、
12に分かれるとかいろいろありますね」

と質問ばかりです。

ツーカラーは、イエローベース、ブルーベースで
分けると、イエローベースの明るい色と暗い色とでは
感情効果も全く異なるので、配色も上手くいかず、
すべての色が似合うということもないといえます。
春夏秋冬分析の問題点を補ったようで、より問題が
ありますね。

もちろん4つのグループに分けていても、
方向が一緒でも色はバラバラで、またクールソフトの
色がどのグループにも入っていることが多いため、
人によって判断を間違ってしまうのでしょう。
実際はクールソフトが似合ったのに、スプリングと
判断されると人生が大変なことになってしまいます。

人間は、個性が違うと感じることや、グループが
分かれるほうが本当らしいという印象を受ける
のでしょう。
すべての人間が、何万色とあるクールソフトが
似合うとわかるまで時間と努力が必要でした。

また、スケートのフィギュアのウェアはブルーが
勝つと言い続けていましたら浸透してきましたが、
「春夏秋冬分析」がもし正しければそのようなことは
ないですものね。
クールソフトの考え方が正しいとならなければ
納得できないことですが、バラバラに納得してしまう
のが残念です。

見学に来られた方が帰られるとき「ブログの印象と
違いますね」と言われてしまいました。
本当の面白いところもこれから出していきたいと
思います。
軽井沢教室ができることを予感される楽しい出会い
でした。

クールソフトが鍵を握るフィギュアのウェア。

2006-02-22 18:08:35 | 話題のモノ・コト
今日はやはりトリノオリンピックの
フィギュアスケート・ショートプログラムの
中継に心を奪われました。

本番で成功すると自分を信じる精神力が
高まり、選手を輝かせているのでしょうか。
3時から結局7時半ぐらいまでになって
しまいましたが、起きている甲斐のある
素晴らしい時間でした。

フィギュアのウェアについて少し前に新聞にも
書いたのですが、人間のベストカラーである
クールソフトのブルーのウェアを着た人は
メダルを獲ることが多いのです。

今回もアメリカのコーエン選手、ロシアの
スルツカヤ選手と、クールソフトのブルーの
ウェアを着た2人が荒川静香選手、
村主章枝選手の上に立っています。
上手さももちろんありますが、顔が自信に満ちて
イキイキとし、氷の上に映えるのです。

荒川選手と村主選手の赤のウェアもクールソフト
なのですが、ブルーの方が心理的に実力が
あるように、演技に余裕があるように
感じてしまうのです。
その点において、荒川選手のウェアの真ん中に
入ったブルーがかった白はとても効果的で
良かったと思います。

私は村主選手を応援しているのですが、
フリーで成功して、2人がメダルを
獲れることを願っています。

フリーでは、配色や素材など少し気になり
ますが、荒川選手も安藤選手もブルーなので、
一層期待できそうです。

村主選手はイタリアでも氷上のアクターと
いわれているようです。
心にしみる演技で観客を魅了し、感動を共有し、
高得点を得ていただきたいと思います。

今日は素晴らしい感動から始まった一日でした。

日本初! 誤診のないパーソナルカラー分析。

2006-02-21 12:07:53 | カラースクール
3月9日でフィットモア色彩研究所
18年目を迎えます。
地球の自然と人間との関係を視点に、
自然の美しい旬な時期の色や美的バランスを、
人にも住宅にもデザインにも環境にも
活かせるように、私が直接指導し、実務的に
カラーのできる人を育てることにこだわって
います。

そのためフィットモアには永久受講資格
あるのです。
フィットモアを出てカラーのできない人が
いないように、スクールを始めて2年後くらい
からそうしています。
スクール生は、ほとんどすべての人が何度も
通っています。
それは嬉しいことです。
私の誇りです。

カラーの資格試験はカラーの必要性を高めてくれ
(フィットモアでも日本マンパワーの通信講座の
企画監修
を行っています)、色彩の学問としては
教養も高まり良いのですが、実際に配色をしたり、
色のプロとしての実務的な提案や企画を
考案するには通り一遍で、また古いため、
活用できないと思います。

多くの企業でフィットモアを採用されるのは、
オリジナルの理論であり、それが地球の自然を
ベースにした考えだからでしょう。
また、パーソナルカラー分析は、資格内容とは
異なり、生きている人が相手なので、その人の
人生を変えてしまうお医者様と同じくらい重要な
技術であり、カラーの企業でない各種専門学校で
カラーを学ぶというのは難しいと思います。

一般にも知られているフォーシーズン分析
(春夏秋冬分析)は、アメリカでは一度受けた人の
満足度が高いけれども2回以上受けた人は不満が
多いという論文が出ています。
それは、判断軸が正しくないせいだと考えるべき
でしょう。

私は、たまたま社員教育などで大勢の人を分析し、
その人たちと何度も会うことからフォーシーズン分析
というものが正しいのかと疑問を持つようになり、
「ヒューマンカラー理論」に基づくパーソナルカラー
分析に至りました。

この日本初の誤診のないパーソナルカラー分析を
世界に広め、日本人の美的こだわりを見直して
もらいたいものです。
多くの方々に知っていただき、本当の自分らしい
人生にしていただきたいと思います。
美的こだわりを基礎教育に入れて、美しい日本を
守り続けたいですね。

収納と美的こだわり。

2006-02-20 23:00:32 | ヒューマンバランスから見た生き方
今日は天気があまりよくないですね。

収納と生き方を重ね合わせることもあると
思いますが、収納と美的こだわりは
似ています。
収納は、いつか役立つかもしれないと
置いておいたものが、あまり使うことは
なく、なくてもいいものである場合が
多いと思います。

これは美的こだわりにもいえることです。
美的な写真は、多くの言葉より人を
動かすため、常に雑誌等から切り抜き、
授業やプレゼンテーション、研修、
セミナーなどに使用しています。
選ぶ段階でそんなに良くないと思うものは、
いつかはと思っても結局は一度も
使うことはありません。
何かのときに役立つということはないもの
ですね。

ボード作成のときもそうですが、何かを
選ぶということは、自分の頭の中を
客観視でき、人とも比較できるので、
美的こだわりを高めるために効果的です。
美的こだわりには、美的なものと
美的ではないと思うものとの差を強く
感じられる能力を高めることが大切に
なります。

カラーの仕事ができるようになるには
色の識別能力がとても重要ですが、
収納も同じです。
必要なもの、必要でないものを(いつか
役立つかもしれないというのではなく)
目標を意識し、こだわりを持って考え、
捨てていければいいですね。

自分らしさや生き方がハッキリしてない
ことと、モノをため込むということは
連動していると思いますが、シンプルな
わかりやすい生き方をしていきたいと
思います。

本当におしゃれな人とは、毎シーズン、
トレンドだからといって自分が似合わない
ものや着ることのないものをたくさん
抱えている人ではなく、トレンドの中でも
自分が着こなせる自分らしいものを選び、
モノとの出会いやモノを大切にする人
でしょうか。

多くの女性がヒューマンバランスを知って
おしゃれな人になって欲しいですね。