ナノログ

精神一到。
白鵬と長友が好き。

就活の記録⑥

2012-02-02 14:07:14 | 就活まとめ
毎日更新を心がけています。あと以前の記事も少しだけれど修正していこうと思う。
あくまで、心がける。程度で。


地方大学大学院1年生、理系、放送志望が昨年行った就職活動について、
自分の経験をできるだけ客観的にかつ反省を交えながら書いていく
シリーズ6回目。


今回は就職活動2月分について。
まずは前回同様コピペから。
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実際に選考が始まり、面接にも通るようになってた。
グループ面接を通じて面接のポイントを人から吸収していった。
上旬はメーカーやITの大手企業の説明会と面接が半分、もう半分がESといったスケジュール。
締め切り直前に出すことが多く、見直しをできないこともある程だった。
2月の中旬に第一志望としていた○○にESで落とされた。
要因は明快で、「○○のようなカラーがある」会社に対し、それを真っ向から否定するような内容を書いていたため。

以後、反省として、その会社が求めているものを最低限チェックし、また時間を置いて内容を見直してから提出する癖を付けた。
就活中は特にいろんな情報やいろんな意見に影響を受けやすい時期。
そのため、偏った考えになっているタイミングで書いてしまったものを、あとから冷静な状態で見直す作業がどうしても必要になる。
面接にも同様の事が言える。その会社まで足を運んでいるのだから「御社に入りたい」という熱意は十分で当然。
あとはどれだけフラットな精神状態で、何故その会社かを冷静に話すことができるかに専念することが重要。


しかし逆に、このお陰でかなり強気に大胆に面接に臨むことができるようになった。
以降の面接では余裕をもつことができるようになり、フランクに話す時と真剣に話すときを使い分けることに集中して臨むことができるようになった。
「開き直り」は一度派手に上手くいくか派手に失敗するか、それによって得られると実感した。

最後の週には第一志望群のひとつである○○の最終面接に臨むことになりました。
結果は上手くいかなかった。この面接のときの自分の状態は最悪だった。
この時、他の選考がたまたま無い時期であったため、前の選考から1週間、全く面接がないまま臨まなければならない状態となってしまった。
面接の感覚を維持するためにも、できるだけ多くの会社にエントリーしておき、間隔が空かないよう工夫することも大事な努力だと痛感した。
できれば昨年の面接時期をチェックし、縁がない場合も想定しながら毎日選考がある状態を作っておくことが必要かもしれない。
それほど「慣れ」は代えがきかない重要な要素だ。
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これらの内容については1-2回で述べた内容と重複することが多いと思う。
面接に関して学習していきました、初めのうちは運だけで通ってました。って感じの内容が伝われば。

面接については、次回かその次にでもまとめて記述できれば。
その中で繰り返しでも言いたいこととして

面接をこなすうちにこういったネタは自然と増えていくが、
序盤は何を話し、何を話さないか(特に後者)が分らないことが多いので、その意味で面接練習が役に立つ。
面接の力は、面接形式の練習でのみつくと感じる。

ということ。
言いたいことを端的に述べる、ということを頭の中に入れておくのは誰でもできるので
そこからもう一歩「自分版」の面接の流れを確立することの練習をやっておくことが重要。
友達と喋っている中で一言で伝わるように、あるいは一言で引き込めるように言えるかってのを基準にすると鍛えられると思う。しんどいけど。
喋りのスキルは喋りの中で意識してこそ身に付くものです。


精神面について。
毎日のようにES落ちただの、志望度高い所の面接に落ちて予定が消えていくなど、そういう思いを強いられるのがこの時期。
覚悟していてもとにかく落ち込みがちだし、その中でももろもろの期限が迫ってくるので、非常につらい。
そんな時はできるだけ就活と反対のことをするように努めていた。
一番多かったのが散歩。知らない土地を歩き回るのは刺激もあるし、考え事をしなくて済む。
次に読書。羽生善治さんの本などを読んで、勝負師ってどんな気の持ち方をしてるのかなーとか考えてみたりした。笑
ムーミンの本読んでた人もいたし、たぶんこれこそその人の趣向に合う本が一番いいと思われる。
これらの作業は午前中にあれこれこなした後、昼から夕方にすることが多く、夜は意識的に無理やり寝ていた。
できるだけ就活に関係ない人に会って話を聞いてもらうのもいいかもしれないけど、
人と会うとペースを維持できなくなるのが怖かったので、割と抑えていた。電話はよく使ったかも。



今度時間があるときにQ&A形式で書いたらおもしろいかなーと思ったので、付録としてつけてみようと思ってます。
すれ違ったときなんかにこっそり質問してくれたり、飲み会でこっそり振ってくれると反応します。


次回は内定までの流れを。

就活の記録⑤

2012-01-31 18:33:28 | 就活まとめ
地方大学大学院1年生、理系、放送志望が昨年行った就職活動について、
自分の経験をできるだけ客観的にかつ反省を交えながら書いていく
シリーズ5回目。


今回は1月の活動について。
就活終了時にまとめているのでそれをもとに整理してみる。

以下がその記事。
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とにかくエントリーシートに追われる日々。
志望動機や自己PRをとにかくたくさん書き
それからどの部分を実際に利用するか、具体的な体験を利用して説明できるものに絞って整理。
東京の説明会にも参加し、移動や土地勘を覚え、拠点とする場所を探していく。
実際に働いている先輩に話を聞いて、メーカーではなく放送だと決めたのもこの時期。
とにかく先輩を頼って話を聞いてもらい、志望動機を固めることに専念した。


エントリーシート(以下ES)の結果は通ったり通らなかったり。
理由は不明で、ほぼ同じ内容でいくことに抵抗を持たず、とにかくたくさん出すことも重要だと思った。
特別な思い入れがある企業に対してはきちんと下調べをして書いていくことは重要かもしれないが、
全ての企業にその努力をする必要があるとはいえない。
ある人は2次面接までは企業研究は要らないと言っていたが、その意見に賛成。
それほど丹念に見てもらえるとは思えない。


ESの書き方についてはとにかく言えないことは書かないこと。
最後の週に面接があった(1次 いずれも×)が、練習をしていなかったこともあり、初めは全くうまくいかず。
4、5回やれば慣れるものなので、1分の自己紹介はいつでもできるように練習をすること、
それとは別に(はじめから志望度が高い会社を受けるつもりなら)模擬面接をしておくとすごくいいと思う。

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ここまで。

これまで言ったこととかなり重複があるが、そのまま載せていく。
土地勘が重要なので、この会社行くときはこの駅で降りてロッカーここでこのチェックポイントで、みたいなのを決めておく。
暇な時間がかなり多い。面接ラッシュの時期なんかは、地下鉄の乗り換えで何号車に乗ってダッシュして…
みたいな無茶もしていたので、それを考えるとこの時期の無駄な探検は無駄ではなかったと思う。
渋谷駅のロッカーに空きがないこと、などは意外と行ってみないと知らない情報だった。


企業見学もこの時期。感じたことは日々ESに盛り込んで更新していった。実際に面接進んでいくのは2月。




就活まとめ(中休み)

2012-01-31 18:26:28 | 就活まとめ
この週末は少しばたばたしていて更新できず。今週でけりをつけたいとは思う。


今日は面接編に行く前に、就活活動時の心境をひどく散らかった文で記録してあったのを掘り起こします。

以下コピペ(2011/2/26分の記事)
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はーい説教しまーす。


社会に出てみないとわからないことがあるようだ。

残念ながら、きっと他の多くの人より深刻に物事を考えたり
疑問を抱いたりして自分なりに答えを見出そう、という執念に満ちた思想はあまりなく、というか感じれないことが多く
どちらかというと働いてみないとわかんないことありそうだな、やってみよー!ぐらいでしかない。頭よわい。
惰性で働くわけではない。研究職も楽しそうだけど、研究の真似はやってみたのでここまでで一旦は。


このやってみよう思想は2年前は全くなくて、当時は自分は割と評価されているというかうーん、なんか勝手にすごいと思っている節があった
それはそれで良いと今では思うけど、今は今のほうがいいと思う。
気付いて、改めることができたきっかけにはそれはもう恵まれていた。今の考えはこれからの人生を彩るであろうなーという実感がある。
自分がアホって気付けて良かったって話ではなく、今から吸収していくんやろなという実感、何でもやってみます!って姿勢が、何かを
「呼び込む」
と、思うようになったということ。


今持ってる疑問より真剣に取り組みたい疑問探し(湿った雪球を転がす、というらしい)
をするために社会にでて
もう少し人に迷惑かけないくらいのお金を持って、その時たまたま好きなことが見つかってたら好きなことしたらいい
それが違う形だったらそれはそれで。


今行きたい業界は残念ながら「カン」で決めている。今評価してもらえる範囲の中にはとどまるけど。
(自分の志望する世界においては)適性やセンスなんて迷信だと思うので、仕事に就けたらこっちのものだと思う
仕事におけるセンスって意識のことだと思う。後天的。10年後どうなってるかは誰にもわからないはず。


最近いろんな本を読んで人から話を聞いたことを照らし合わせると
カンは大事にしたほうが良くって、きっとカンにも根拠がある(後付できるやつじゃなくて説明できない位の)
そして現実として、与えてもらった仕事=やりたい仕事にできるくらいの根性は皆持ってると思う。
それでも、せっかく運で決まるんなら、自分でくじひいてはずしたい心理。こいつが悪さしてる。


この人は一緒に働きたいか否か、は実感あると思うので、合わなければ自発的に変えることができると思う
だけど職種は最初だけ大チャンス状態だから、できればやりたいことから始めたいなーと思うのが性
でもその程度でしかないという点が大事!


長々と書きましたが
どんな仕事についても前向きにやることが大事で今は無限の可能性秘めてるぜ自分。が満点で
逆に既に何でもできます採ってください。は例外なく0点って言いきる社会ってこえーな!
いや、人なんだから当然か。
そしてたぶんこれに従うと楽なんだろうな、楽なだけだな、気をつけよう。て話。

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就活の折り返しポイントで考えてたことを原文そのまま。余計な注釈をつけない方がリアルでいいかも、ということでこの記事は以上で。

就活の記録④

2012-01-26 15:14:50 | 就活まとめ
このシリーズ始めてからアクセスが倍になりました。
それぞれ違う目線、目的からみてくださっているとおもいますが嬉しいです。
よろしければ最後までお付き合いください。


地方大学大学院1年生、理系、放送志望が昨年行った就職活動について、
自分の経験をできるだけ客観的にかつ反省を交えながら書いていく
シリーズ4回目。


今回からは活動期について。


時期的な方針としては、12月にエントリーやESの準備を地元で始めて、
1月以降はとにかく各地に出向く
という流れだったので、月別に書いていく。

・活動期全般について
・1月の活動
・2月の活動
・3月の活動と、面接についてのまとめ

という流れで各回に分けていこうと思う。

今回は活動期全般の行動スタイルについて。

持ち物
角2型の封筒が曲がらずに入るバック
角2封筒4枚くらい(閉じる面にテープついてるやつ)
クリアファイル(A420枚が個別に入るもの)
・出力したESを3枚くらい
・自己紹介文のまとめたもの
・提出したESのコピー
手帳、記録用ノート
新聞、本(自己啓発系と小説を1冊ずつ)
証明写真20枚くらい
会社周辺の地図と説明会や面接の予約票セットが入るクリアファイル
鏡、毛玉とり、他身だしなみ用品
ハサミとノリ、えんぴつ
ケータイ二個(スマホとガラケー)と充電器とiPod

ぐらい。普通か。
キャリーケースには封筒の予備、傘、靴磨き、新しいシャツ、私服を常備。
消せるボールペンは使ったり使わなかったり。
志望度高いところは怖かったので使わなかったけど、
これのせいで落ちた所はなかった。

要するにいつでもどこでも電話を取ってメモがとれて
時間が空いた時にいつでもES書いたり(提出までできる!)
本を読んだりできるという状態にしておいた。
新聞は読めなくても切りぬきの記事だけ探してその日のうちに捨てていった。


スマホの威力は絶大だった。
大体の選考結果はケータイからみれたし、次回の予約までストレスなくできた。
おそらくガラケーでもできたので、不要な人は多いかもしれないが、
普段使ってるブラウザで見れることのメリットは大きいかもしれない。
地図にも大分お世話になった。

何人か見かけたのは、14インチくらいのPCとポケットwi-fiを併用している人。
iPhoneにキーボード接続してる人もいた。お金があればこれらがベストに決まってる。


問題は印刷なんだけど、セブンのネットプリントサービス使ってた。
あれがあれば書いたESは大体出力できた。
スマホで落とした予約表をSDカードからマイクロ→標準に変換して
セブンのプリンターで出力、も使えた。


以上の事から書きながら気付いたけど
セブンとコーヒーショップ、あとネカフェの位置は常にチェックしてた。
いつでも最終手段はネカフェだった、PC1台買うより確実に安い。



ここからは注意したこと。
・集合時間30分前到着、最終チェックポイントへ1時間前到着
必ず守るようにしたルール。時間にルーズな人でなくてもおすすめ。
地方出身者の第2のハンデ、知らない土地なので乗り換えをミスりまくる。
目的地までも確実に迷うので、
このつもりで準備して余計な気を遣うことは避ける。
コーヒーショップでES見直して、あの曲とあの曲を聴いて、面接。
ってリズムを作って繰り返した。すんなりスイッチが入る。


・書くものは午前中に
基本的に書くのは午前、午後イチで面接で、その後本読み のサイクルだった。
午後は期限を切りにくいので、一気に書く意味でもよかったと思う。

・頭が動かないときは手を、手が動かないときは頭を
どちらも動かないときには散歩してた。ひたすら歩くとスッキリする。
全ての面接での質問や応対は面接直後にコーヒーショップ寄って
見開き1ページにまとめてた。
面接直前はこれをみて弱いところに向き合うこともしばしばあった。


思い出したら補足するかも。次回は1月の活動について。

就活の記録③

2012-01-25 16:45:32 | 就活まとめ
地方理系大学院1年生が昨年行った就職活動を
できるだけ客観的に記録するシリーズの3回目。

今回はESについて。

ESについては項目分けせずに大事な順に書いてみる。
書きはじめは年末から。〆切直前になることが多かった。


一番重要なことは、

面接で自分のどの部分を売り込みたいか
最大でも3つくらいのポイントで、『一言で』語れるか

だと思う。一言で語れなければ、まだ詰めきれると思っていい。
高々5分程度しか目を通さないであろう面接官に対して
前置きが長いようでは早々に流し読みされる危険がある
自分に『タイトル』をつけるなら、と思って書きはじめるのが良いと思う。
ESを書く頃、同級生が言ってた
『自分のやって来たことははっきりしている、あとはこれをどう当てはめいくかだ』
というのは常に意識していた。
(自分のやってきたことをはっきりさせていくためには書いてみないとわからない、ということもある.)


書いた内容は、自己紹介と完全に一致する内容になることが望ましい。
あとは自己紹介と、書いた内容のなかに聞いてほしいことを要約しておけば
面接の会話の内容に困ることはないはず。
(うまく行くようになってからは、面接中の会話はどこに行ってもほぼ同じだった)
面接の成否の半分はこの紙にかかっているので
1次の軽いノリから最終の重役方の質問まで耐えられるように詰めていくといい。

就活本に掲載れている輝かしい体験はいらない
ただ自分が体験して感じたことを、いかに伝わるように生々しく書けるかが重要。
これを見越して自己分析してほしい。

何度も言うが、輝かしい体験はいらない。
自分の話題で一番受けたのは、サークルの部長の話
ではなく、小学生のとき聖歌隊をやっていた話だった。

最終的に成功体験であることにしておくこと。
この失敗をバネに、はよく使った。

使ってはいけない表現(様々な、多くの、いろんな、頑張ることで)などは本みて勉強しておく
このあたりはお役所仕事だと思ってやっておかないと損するので注意。

新聞の気になる話題はどんどん切り取って携帯していた。
技術開発系お約束質問『最近の気になる技術(話題)は?』
はこれらの切りぬきのコピペに自分の意見少し、で乗りきった。なぜなら文章うまいから。

これぐらい対策して、結局第一志望はES落ちだった。
理由は明快で、局批判ともとれる内容になってしまったから。
内容は一辺倒で絶対大丈夫。だけど言い回しは企業理念から外れてないか何度も見直すべき。
これが一番の反省のように思う。未だに夢に出てくるくらい後悔している。

あと、技術系は募集が少ないので、キー局以外の反応は冷たいものだった。
広島、大阪のほとんどは、土地に縁がなかったせいで落ちたと思われる。
このあたりはなんとも言えないけど、わざわざ九州から受けにいっている理由は
こじつけでも答えておかないと切られる危険があると思う。
名古屋は従兄弟がいたので助かった。
会社に詳しい、は全くプラス要素ではないから勉強は不要。しかし縁は必要。

ドラマチックに書けないなら、周りのひとに書いてもらえばいい。
とにかく独りよがりになることだけは気を付けて欲しい。

次回はいよいよ活動期について。

就活の記録②

2012-01-24 17:23:37 | 就活まとめ
前回から、地方大学大学院1年生、理系、放送志望が昨年行った就職活動について、
自分の経験をできるだけ客観的にかつ反省を交えながら書いている。

今回は説明会について。
前回も説明したように、活動開始は12月上旬。

・インターンシップ
・企業見学
・OBOG訪問
・合同説明会
・企業単独説明会
・学内説明会
これくらいに分けて書いていこうと思う。


・インターンシップ
学部3年の時に地元の局に2週間、修士1年に関西で1日の体験に参加した。
他にもいろいろ応募はあったけど、選考に漏れたり遠方でお金がなかったりで参加できなかった。

現場を見ることができたこと、働いている姿を見て自分の将来の姿をリアルに想像できたことが大きかった。
地方の局の現状と準キー局レベルでどこまで機材がそろっているか、を判断できたのも大きい。
大人と話をすることで学生の感覚とのずれを実感できたし、自分が述べる感想なり提案がいかに薄いかを思い知った。
この辺は面接なんかで生きたと思う。薄いなりに自分がどういう方向のものを提案したいのかを落ち着いて話すように気を付けるようになった。
あわてて話が散らかることもあったけど、インターンの体験はとにかくメモっておいて、何度も見直した。

あと、働いている人にどれだけ憧れが持てるか、というのを判断基準にするきっかけとなる見学だった。
最終的に、憧れはかなり重要な判断基準になっていった。


・企業見学
某公共放送の見学が一番役に立った。
先のインターンと内容はほぼ同じ。内定者や現場の仕事をしている人に直接お話しを聞けるコーナーが良かった。
自分がアピールしていることをぶつけてみて反応をもらったところが一番の収穫だったように感じた。
向こうも会社、というか自分を売り込むためにだいぶ向かってきてくれたのでとても勉強になった。
某研究所などの見学も行った。これもまた座談会が役に立った。組織のカラーを肌で感じることができた。


・OBOG訪問
いくつかの放送局や技術系の会社に勤めている大学の先輩に突撃していった。
ここ1か月の仕事を言える範囲で教えてもらうだけでも知らない知識がかなりあった。
現場に何人ついていくか、民放だとそのうち何人が社員か、それぞれの役割、現在の会社の状況、将来どうなりたいか
このあたりをかなり掘り下げて聞いていった。本当に親切な先輩たちばかりで、しつこいメールにも丁寧に返信をくれたり
時間を作ってあって下さったりした。
面接の最中に電話して次の選考でどういうことがきかれた、などを話してもらうこともあった。本当に心強かった。
しつこくメールするのは失礼になる危険性もあるかもしれないが、本やネットに載ってない、知りたい情報はこの人たちが持っていた。

12月にアポとって1月に会うって流れが多かった。これのおかげで業界研究がかなり楽だった。


・合同説明会
テンションを上げるために12月に2回ほど行った。お祭りみたいなもの。
放送局が個別説明会をしていたのにたまたま遭遇した。これは完全にラッキーだったけど、行けたおかげで説明会欠席、とならずに済んだ。

・企業単独説明会
正直面接で「行きました?」って聞かれて「はい」っていうためのもの以外のうまみはないように思う。
業界研究があまりはっきりできてないうちはどこをポイントにして聞いていいかわからないところが多かったけど
先に話した企業見学と先輩訪問(と、あと本)で問題は解決してからはあまり必要を感じなかった。
ただ、せっかく参加した会社では必ず質問はした。面接の練習だと思うと気合が入って良かった。
結局15社くらいは行ったけど、この時間は放送以外の業種への志望度を確かめる時間、だったように思う。
要するに、人によっては必要ないかも。

・学内説明会
先輩が学校に来てくれるやつ。
早い時期のものは、業種関係なくいくといいと思う。
ただ本当に忙しいなら、知り合いがいるなら直接聞けばいいと思う。
これのためだけに一旦福岡に帰り、東京福岡間の交通費を費やす判断をしてしまったのは失敗だった。
あまり固執しない方が吉。


次回はESについて。

就活の記録①

2012-01-23 22:30:31 | 就活まとめ
今日からすこしずつ、地方大学大学院1年生、理系、放送志望が昨年行った就職活動について、
自分の経験をできるだけ客観的にかつ反省を交えながら書いていこうと思う。

今回は事前に行っていたことについて。
大学3年生の時に1度就職活動をしていたので、ある程度の経験はあった。


そこで

・とにかくまとまったお金が必要
・会社について簡単にまとめる
・自分のやってきたことについて簡単にまとめる
・大人と話す機会を作っておく

という柱で事前に動いていた。

・お金
地方組はここで足切られるから、本当に気を付けた方がいい。
具体的に話すと30貯めるつもりで20近くは貯めておいて、足りない分は借りるつもりだった。
交通費、宿泊費、書籍代、先輩や同輩との飲みにほとんど消えた。
普段バイトをしないと生活できない仕組みでだったので稼げるはずの分も別に貯金してた。
これがないと正直何もできなかったと思う。親はあてにせず、とりあえず稼いでおいた方がいい。
宿代に関しては最終的に先輩たちの家を宿借りしまくってしのいだ。本当に助かった。
交通費出る説明会にはもれなく行った。

・会社
活動開始は12月上旬。
放送以外のメーカー、情報、運輸などまとめてエントリーしてあとは流れに乗ってった。
各1、2社程度。放送はキー、準キー、名古屋、福岡、北海道、広島、長崎を受験するつもりで準備した。
理由は規模が大きい局でないと音の仕事がほとんどないこと、スポーツ中継、特に野球中継に関りたいと思っていたので。

商品(番組)について、自分のこれまで見てきた感想がどうしても必要だったので、事前にいろんな番組を見た。
活動期はほとんど見る機会がないので、この準備は役に立った。
実際に興味ないものも、向こうから話がくるのでとりあえず見た。ソースはネットだったり録画だったり。
録画機持ってたので非常に重宝した。
ホームページは見てると洗脳されそうで、ほとんどノーチェックだった。特に問題なし。
あとは得意分野、苦手分野を会社ごとに振っていった。自分の得意苦手も添えておいて、この辺注意、みたいな感じで均等に目が届くようにした。

・自分
これが一番時間がかかった。

活動開始は12月上旬。それまではサークルのイベント企画や勉強系に全力を注いだ。
幸運なことに、この時点で単位は大体片付いてた。
自分の場合はサークル活動、バイトの管理系お仕事経験、研究内容を簡単にまとめ。
学会が12月にあったので強引に参加してペース作った。
学会終了後、とりあえず就活本みたいなのを3冊ぐらい買って、合う部分ピックアップして自己分析みたいなことをやった。
実際にここでやった自己分析はほとんどが失敗で、面接で使えるネタがなかった。
一つだけ言えるのは、「○○で○○賞」みたいなのだけでは本当に使えない。これを書きだして文章こねくり回す作業に終始していた。

その後面接を受けて「見せ方」を意識するようになっていちからやり直した。
早めに人に見せて、ウケるかどうかは見てもらった方がいい。
大人にウケるか自分で判断できる人はここはカットしていい。

資格がある職種だったので受験してみた。科目合格だったけど、筆記試験で相当役に立った。
12月中旬からは毎日、新聞読んだ。
面接でうまくいかなくなってから面達も読んだ。あれはうまくいかなくなってから読んだ方がいい。

・大人との会話
それまでほとんどしなかったけど、リクルーターといわれる人たちや働いてる先輩にひたすら連絡とりまくった。
学生の目線のまま会話して一瞬でシャッターおろされてしまう恐怖体験を3年の時にしていたのが原因。
バイト先の職員とかに話しかけまくってみたりした。この辺は正直足りてなかった。
数人は本当に親身になって話してくださったり、聞いてくださった。
現場の話などはこの人たちから聞いた話をもとに勝手にイメージして話してた。
現場経験のほとんどない自分にとって、ここが致命的だと感じていたけど、話聞いてたおかげで乗り切れた。
受け答えをスムーズにできるぐらいのテンションを探すのに役に立った。



ここまででの一番の反省は、「試し受け」をしてない点。
放送の場合はほとんどが一番時期が早いので、いきなり本番、が多くて困った。
2,3社受ければ十分だと思う。



次回は説明会などのイベントについて。