フィッシャー中将の艦隊運用の達人

かつては艦隊運営の天才と言われたフィッシャー中将が・・・白兵戦に勤しむ物語

狂信者の塔

2017-03-13 20:09:37 | Weblog


この地は我が故郷 この地のすべての魚を我が手に

…と10年前は考えていたお子ちゃまな自分… 遠い目‼  中二病全開の妄想

仕事が忙しいからか!? 釣りに興味が無くなった為か 

はたまた、年をとって昔のような熱いものが無くなったのが原因か…

釣りをするにも、釣果ばかりに気をとれない心に余裕が出来てきた。

でも今日は違う。 今年最初の釣りであり、親に催促されたイカを届なくては。

昨年30㎏を超える荷を背負って地磯を歩いたあの苦労を考えると、

ヤリイカ釣行はアクセスが容易なお手軽ポイントに絞りたい。

しかし今日は土曜の夜 そして何より最近珍しい凪の夜!!  しかし時刻はすでに18:00

手軽なポイントが空いているわけも無く…気が〇った人しか訪れない狂信者の塔を

登るしか無い。

ここは力攻撃が基本で、魔法とアイテムは使うことが出来ない‼

またしても中二病が発症してしまった!! 10年前と変わっていない


釣り場に着くと明かりが二つ…すでに狂信者がポイントを押さえている。

邪魔にならないよう少し離れて釣り座を確保。こんな離れた地磯まで来るなんて。

彼らも多分憑りつかれているんだろうな(同類を愛おしむ目)

時刻は20:30 幸先よく浮きが微妙に動いた。イカ釣りは複数の竿を出すのが基本だが、

2本以上竿を出す効果はタナを探す以外に、浮きの動きを観察できることにある。潮の流れが

同じなのに浮きの移動に時間差が出たり、少し倒れぎみになったり ほんの些細な動きが

同じ浮きを使えば直ぐ判断出来る。


今年の渋いと言われるヤリイカ釣りだが、20:00から朝の5:00まで粘って70~80杯+

メバル3・ガシラ2を確保した。前日の仕事と夜通しの釣りで体力を消耗しているが、

最後のメインイベントが残っている。この帰り道がキチガいじみている。 

メス主体の時期とは言え平均150gのイカと背負子や荷物を入れると

25㎏は背負うことになる。しかも、地磯で楽をする為、フェルトスパイクで山道を歩く

為か良く滑る。

正直、滑ったら体勢を立て直す余裕は無く、転びかけたら背負子を投げ捨てるしかない。

特に後ろ向きに転べば命が無いから崖を上がる時は、ロッドケースを事前に運んでから

移動したい。

???

今回は何故か楽だ。最近の仕事の影響で徹夜に強くなっていることもあるけど、

事前に覚悟がしていたので楽に感じたのかもしれない。

家に帰り、親にイカを渡すと珍しく喜んで受け取る。 普段はお礼も言わないのだが…

こんな感じでお礼を言ってくれるなら次も釣って来るか~ って内心ニッコリ

しかし地獄絵図はこの後だった。疲れていたこともありコタツで仮眠しているといきなり

両太ももが攣った。

体勢が悪い状態で寝ていたのが災いして悲鳴を上げてノタウチまわると次は足の裏の内側が

攣った… 寝ても立っても足が攣る 太もも内側の痙攣はまさに地獄だ。

その時の姿を見たかみさん曰く、目が逝っていたようだ!! まさしく狂信者の様に


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