エチュードの頃

思いつきを書きとめておくために。

ひかり電話 + RT57i + ASAHIネットIP電話F 設定メモ

2014-06-08 | PC・小物
備忘録シリーズ。



我が家も春からめでたくFTTH環境(フレッツ光ネクスト)へ。
やはり、データのやり取りが圧倒的に快適になりました。

まったく人間は贅沢なもので、10年近く前にADSLを導入した時にはあれほど感動したのに、今や数十MBのファイルが一瞬で届かないと不満に感じるとは。



ひかり電話は電話番号引継のため契約。
しかし通話料金的には、今まで使っていた050のIP電話(ASAHIネットIP電話F)が特定の050グループ宛は無料なのが魅力でした。
050plusとの通話も無料です。
それで、両者の併用を模索していたわけです。
先日のIP電話の設定確認もその流れ。



普通なら、NTTのVoIPアダプタを導入するのが最も簡単。
ですが、数千円とはいえ050電話のためだけにわざわざ投資するのも…
使い古しのヤマハRT57iで何とかならないか、と。


当初は、ひかり電話ルータRT-400KIのLAN配下でRT57iをVoIPアダプタ的に動かすことを希望。
やはりせっかくのFTTHなので、スループット的にインターネット通信の中心部は通したくないなと。
しかしあれこれやってみて、RT57iでSIPサーバとの通信中表示までは出せたもののどうしても音声が通らず。
(参考:ネットボランチはNTTのVoIPアダプタ同等には動かない(TEAR DROP CAFE様))
とうとう諦めてRT57iをメインルータとする方向に変更したわけです。



で、どうにかできました。
どうにかといっても、実はほとんど
のんびり日記 ひかり電話とFUSION IP-Phone SMARTの共存(RT57iで)様の記事をご覧いただく感じなのですが…


「のんびり日記」様の手順だと、市外局番に応じて勝手にひかりと050の回線を振り分ける設定にできるので大変実用的です。

懸案のスループットは、Speedtest.netで下りも上りも50~60Mbpsくらい出ている(従来のADSL比約10倍)ので、家の古いPCではとりあえず十分なのかなと。



ここでは私的備忘録として、実際につながるまでにRT57iの設定で素人的に引っかかった部分と、細かな使い勝手上の変更を列記しておきます。

▽「電話の設定」-「VoIPの設定」-「VoIPの基本設定」
VoIP機能の設定:使用する
接続プロバイダ:(プロバイダ設定で設定したもの)

▽「電話の設定」-「VoIPの設定」-「IP電話サーバの設定」
ASAHIネットIP電話Fの場合です。
設定情報の取得方法はこちら。
sip:050********(自番号)@ss01.lnc.xephion.ne.jp
サーバアドレス:61.125.11.182
sip-session-timer:使用する
「使用しない」だと、着信はできても発信ができない(話し中になる)状態になりました。

▽「詳細設定と情報」-「UPnPの設定」
本体を初期化すると「使用しない」になっているので、「使用する」に変更。

▽「詳細設定と情報」-「コマンドの実行」
ひかり電話とIP電話Fの通話料金を比べると、050番宛以外はひかり電話の方が安いか同額。
なので050宛のみIP電話Fを使う設定にしました。
analog extension dial prefix routing route-table=1 server=1
analog call route-table 1 name=EXAMPLE 5050 9999
analog call route 5050 050* server=2
analog call route 9999 * server=1

▽気になったのが、発信音(受話器を上げた時に鳴る音)がデフォルトでは断続音なんですね。
それで普通の「ツー」という連続音にするために
analog extension other-dial-tone off

▽いろいろ調べていて「不正SIP着信」なんてこともあったらしいので、一応対策。
自番号あて着信のみ許可とする設定。
analog sip arrive permit 1 myname
analog sip arrive myaddress 1 1 sip:050********(自分の番号)
analog sip arrive myaddress 1 2 sip:3(ひかり電話の内線番号に設定した番号)

▽「電話の設定」-「ISDN電話の設定」-「TEL1ポートの設定」-「電話機対応機能設定」
これは必要とお好みに応じてですが。
▽ナンバー・ディスプレイ対応機器の接続:使用する
我が家は対応機器を使用中なので。
▽音量レベル:大(デフォルトは「最大」)
最大だと若干音割れ気味な気がしたので。何となく。
▽フッキングとオンフックを区別するための判定時間:0.5秒(デフォルトは1秒)
これは、電話をいったん切ってすぐかけ直す時に1秒では長いように思えて。


これでしばらく使ってきていますが、トラブルらしきトラブルもないのでたぶん大丈夫。
のんびり日記様、重ね重ね有難うございました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ミクスペリア購入(その10)... | トップ | ミクスペリア購入(その11)... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。