最近買った本で読みたい本がなくなってしまったので
本棚から以前に買った本をひっぱり出してみた。
あかつきゆきや氏著の「クリスタル・コミュニケーション」である。
物語は、主人公が、大学受験の際に出会った女性と再会する所から始まる。
彼女には、テレパシーの力があり、それで不正に合格したのだ、と告げた……。
超能力というと何を思い浮かべるだろう?
最近だと、よく特番でやってるESP捜査官のサイコメトリーあたりか。
他にも、クレアボワィアンス(千里眼)、サイコキネシス(念力)
テレポート(瞬間移動)などがある。
人と人との関係は、言葉によって作られる。
人の考えている事がそのまま伝わる事などないから、人と人とがわかりあう
(いや、本当の意味で分かり合う事は、実のところ不可能なのかもしれないが)
には、言葉を交わし、相手が何を考えているか、聞き、考え、思い、推測するしかない。
だがしかし、それですら不十分で、もしくは隠された裏側にあるものを見破る事など
(洞察力の高い人ならいざ知らず)ほとんどの場合は不可能に近い。
だから、夢想する。考えるだけで相手の事がわかればいいのに、と。
だがしかし、たとえ、特定の誰かの声だけ聞けたとしてそれが本当に幸せな事か
というと、多分おそらくはそうではないのだろう。
あからさまな裏表がなかったにしろ、事によっては2面どころか多面であるのが
人間。人の裏までが透かし見えてしまった時、お互いに傷つかず、もしくは絶望
せずにいられるだろうか。まして、聞こえてくるその裏の声が、不特定多数のもの
だったとしたら……。
もし本当に超能力がもらえるんだとしたら、個人的にはテレポートがいいな、とか
思ってみたり。それはそれで、運動不足になりそうな気もするのだけれど。
本棚から以前に買った本をひっぱり出してみた。
あかつきゆきや氏著の「クリスタル・コミュニケーション」である。
物語は、主人公が、大学受験の際に出会った女性と再会する所から始まる。
彼女には、テレパシーの力があり、それで不正に合格したのだ、と告げた……。
超能力というと何を思い浮かべるだろう?
最近だと、よく特番でやってるESP捜査官のサイコメトリーあたりか。
他にも、クレアボワィアンス(千里眼)、サイコキネシス(念力)
テレポート(瞬間移動)などがある。
人と人との関係は、言葉によって作られる。
人の考えている事がそのまま伝わる事などないから、人と人とがわかりあう
(いや、本当の意味で分かり合う事は、実のところ不可能なのかもしれないが)
には、言葉を交わし、相手が何を考えているか、聞き、考え、思い、推測するしかない。
だがしかし、それですら不十分で、もしくは隠された裏側にあるものを見破る事など
(洞察力の高い人ならいざ知らず)ほとんどの場合は不可能に近い。
だから、夢想する。考えるだけで相手の事がわかればいいのに、と。
だがしかし、たとえ、特定の誰かの声だけ聞けたとしてそれが本当に幸せな事か
というと、多分おそらくはそうではないのだろう。
あからさまな裏表がなかったにしろ、事によっては2面どころか多面であるのが
人間。人の裏までが透かし見えてしまった時、お互いに傷つかず、もしくは絶望
せずにいられるだろうか。まして、聞こえてくるその裏の声が、不特定多数のもの
だったとしたら……。
もし本当に超能力がもらえるんだとしたら、個人的にはテレポートがいいな、とか
思ってみたり。それはそれで、運動不足になりそうな気もするのだけれど。