ふぃるまめんとふぁみりぃのにちじょう

おきらくグルメ、イタグレとの暮らしで感じたこととか、なんか、つらつら。。。

ボクがんばったの。。。

2006-03-08 |  - 歯科治療
我が家のお坊ちゃまCぼんは現在口腔内の治療中。
昨日、第一段階の治療を終え、本日、無事帰宅(病院に1泊)。

かかりつけの先生には「歯をなんとかしないとねぇ」と言われつづけ、早3年。。。ただ、Cぼんはアレルギー持ちなので麻酔のことや治療方法など、先生も私も今ひとつ、歯の治療に踏み出せずにいたのですが、ここに来て、お友達のワンちゃん達の歯科治療のこと、せっかく歯石を除去しても処置が適切でないと逆に歯茎の退行や歯槽膿漏になってしまうということ等々を聞き、口腔内専門の先生を訪ねたのでありました。
幸い、都内には専門にされている先生が2人見つかりました。
B先生は完全紹介制で金・土曜の診察のみ、A先生はは先生の予約とれ次第。B先生は紹介してくださる方がいるので、受診可能だったのですが、診察曜日が限られているのと我が家からはA先生の方が通院しやすいということもあり、A先生にお願いすることとなりました。

先週の土曜日に予約が取れていたので診てもらったところ、
「かなり進んでいますねぇ、口内炎もあるし、かなり痛かったでしょう、歯磨き嫌がりませんでしたか?」とのこと。
先生はCぼんに「つらかったねぇ。。。」とおっしゃってくださいました。
Cぼんゴメンね。。。かわいそうなことしちゃった。もっと早く、私が行動していればこんなに酷くならなかったのに。。。
先生には、Cぼんが以前、アナフィラキシーを起こしてから、注射・虫刺されなど、ちょっとした事にも反応(湿疹や嘔吐など)してしまうことを説明したところ、
「手術ができるかどうかをまず、調べましょう」ということになり、4時間弱かけて細かく検査していただきました。
血液生化学検査全項目、塗抹検査(血液塗抹・細胞診)、心電図、
レントゲン、血液凝固検査です。
口腔内の悪い菌は、食べ物と一緒に誤嚥が原因で肺に入ったり、
歯槽膿漏などで血管を経由して心臓に行き、重篤な病気の一因となり得るのは、人も犬も猫も同じです。
内臓の異常はなく、血液の凝固状態も良好でしたが、やはり血液検査の好酸球の状態(アレルギー)で問題がありました。
青紫色の細胞の状態が 
本来ならば、きれいな球状のはずなのですが、Cぼんは、一部がぶちぶちになっています。
ここで治療法の問題として、
1.歯槽膿漏などで空洞になってしまっている歯骨にタンパク質を注入して、歯骨の形成(先生の方針は、抜歯は最後の処置と考えています)を促せるかどうか?タンパク質を異物とみなしてアレルギーが起きないか? 
2.アレルギーに対しての麻酔の方法
を説明してくださいました。
1.に関しては、実際、あけてみないと(ひどい状態なのは確かですが)どの程度まで膿が進行しているのか、歯骨が無くなっているのかがはっきりしないので、手術をして決める、2.に関しては抗アレルギー作用もあるトランキライザーを麻酔導入剤として使い、酸素吸入を行いながら細心の注意をする、通常、歯石除去のみであれば40~50分程度で終了し、その日のうちに帰宅できるのですが、麻酔後の覚醒のこともあり、Cぼんは病院に1泊となりました。

インフォームド・コンセントがしっかりしている先生なので安心してお任せすることにしました。

本日、無事帰宅してきたわけですが。。。
思っていた以上に歯はステージ4という酷い状態で、通常であれば抜かれてしまうところなのですが、
先生は「なんとか頑張ってみましょう、わずかな可能性でもあれば残しましょう、実際、残して定着したケースもわずかですがありますから」とおっしゃっていただいて、全部の歯が現在は残されています。
歯骨形成のためのタンパク質の導入もなんとかできそうですが、歯茎の状態が酷いので、今回は膿を出して、進行を止める薬剤注入だけしかできないので、歯骨形成に関する治療は、口腔内が落ち着いてからということになりました。

念のために口腔内の菌の培養結果・血液内の菌の有無がわかる検査を行っていて、1週間後に検査結果が出るまでは、Cぼんは特別食のお食事です。
特別食のお食事については次回ということで。。。
Cぼんは、私の不甲斐なさの為と免疫力が弱いおかげで、口腔内が酷い状態になってしまいました。
3~4ヶ月後に、再度麻酔をして第二段階の治療をします。
大事なパートナー(ワンちゃん、ネコちゃん)と暮らしている皆さん、口腔内の衛生は大切ですから、きちんとチェックをしてあげてくださいね!
歯槽膿漏などの菌が原因で、高齢犬が急な心臓麻痺で運ばれるケースも多々あるそうですから。。。

先生から説明を受けた話を書きましたが、何せ、私の頭の中もいっぱいいっぱいなもので、間違った記述があるかも知れません。
ご自分のパートナーが心配な場合は、一度、専門の先生にご相談になることをおすすめします。

(Cぼんの心電図やレントゲンの写真、術中の写真は、先生からいただいて手元にあるので掲載も考えたのですが、けっこう生々しいので避けました)

  ******* おまけ *******
麻酔のついでに爪きりしてもらったCぼんです。
レーザーで出血もなく、カット後の痛みや感染の心配もなく、キレイにカットしていただきました♪
すっごく短いでしょ? 
当分、爪きりしなくて済むね。ボクは爪きり大嫌いだもんね。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お大事に~ (みかりんごママ)
2006-03-09 13:38:39
大変でしたね~

家も歯のことは気にしているのに、毎日の手入れとなるとなかなか大変で・・・

口腔内専門の病院があるなんていいですね~。

Cぼん、はやく良くなってね~
動物を飼うって (Sami)
2006-03-09 15:25:56
大変なんですね。。。本当に

自分の口腔内のケアだけで手一杯な私には、無理ですね、きっと。。。

Cぼん、お大事に
ありがと~ (firmamento)
2006-03-09 21:58:59
みーママ、あたたかいお言葉あっりがと~!

Cぼん、免疫力がいまいちなので、余計に酷くなっっちゃったの。

Sちんは、よだれ女王だから、口腔内のバランスいいのです。歯磨きもさせてくれるしね。



歯磨き、一緒にがんばりましょーネ!!
そうなの (firmamento)
2006-03-09 22:02:35
Samiさん、お見舞いありがとう!



自分の口腔内ケア、見直さないとって思い直しちゃった。



動物を飼うっていうことは、

責任をもって命をあずかるってことなんですよねぇ。

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