２０１１ ツールド沖縄 市民２１０ｋｍ 備忘録 。

まずは、来年忘れないように持っていくもの・・・

・安全ピン　or　針＆糸　（ゼッケンを縫う。）

・大きなボトル　（今年は暑かった・・。）

 

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２０１１　ツールド沖縄　市民２１０ｋｍ　備忘録。

 

☆前日

木曜日に沖縄へ入ってから、天気が良くなかったため

いろんな場所へ行ってリラックスできました。

おいしいものもたくさん食べて、カーボローディングもバッチリＯＫ。

来年もギリギリまで体重は絞って、沖縄へ入ったら１～２ｋｇは太るように

とりあえず食べまくること。（前日の朝まで）

 

前日の夜は、わくわくしていたのか、緊張からなのか、

寝てから一時間に一度は起きちゃいました・・。

寝た時間も４時間程度。それでも朝はしっかりと起きれました。

 

 

☆当日

ホテル出発は５時。６時には選手集合場所へ。

でも２１０ｋｍの選手はほとんどいなく・・・待っている時間が長く感じました・・。

（スタートが７：５０なので早かったかもしれません・・。）

アームウォーマ、レッグウォーマをつけて、移動前にはスタートオイルで軽くマッサージ。

エンライテン、エルグの塩タブレット、パワーバー・・などで脚攣り防止＆補給をおこなって

スタートに備えます。

 

スタート前に、去年のレースで残り３０ｋｍほどで一緒に逃げた山本選手（ＢＳサイクル西日本）とあいさつ。

この選手とこの後のレースでいろんな仕掛けをしますが・・山本選手・・・メチャクチャ強かったです。

 

そして今は強豪チーム「オーベスト」に所属している新潟小出出身の坂大くん（ゼッケン４１０）とも話しをして

先頭に並びました。移動前ギリギリには、ゼッケン４０１のよっしーさんも到着。

初めてのイナーメジャージがとっても似合っていました・・笑

 

先頭には他にも多くのトップ選手がいて、心もわくわく。

で、７：５０。スタートです。

 

☆スタート～

スタートはまったり。街中をパレード走行してからのローリングスタートです。

スタート直後は、集団も落ち着きがなく、怒号が飛び交います・・。（やめましょ・・。）

 

終始先頭集団にいましたが、先頭あたりは慣れている選手が多いせいかおしゃべりＴＩＭＥ。

ＤＯＫＹＵの今田さんとも会って、ごあいさつ。「今日も楽しく走ろうね～！！」と、いつも通りに

自転車を本当に楽しんでいる様子の今田さん。尊敬してます。

 

その今田さんがスタート直後にアタック。

数名の選手も同調し、逃げができます。その差も大きくなり一時は３分～４分ほどに。

集団はやや落ち着いていますが、落車が起きたり、怒号が飛んだりとバタバタしてました。

 

７０ｋｍの平地区間を先頭集団で、落車に巻き込まれず通過し山岳ステージへ。

まだこの時点で今田さんグループは逃げています。（徐々に差はなくなっています）

 

 

☆普久川ダム　山岳一回目

山岳から、ペースも少し上がって徐々に絞られている様子。

先頭のペースはオーベストの西谷さんが上げていきます。

ここまでで集団は約５０名ほどに絞られていきました。（でも・・まだ５０人・・。）

下り前には第一エイドで、ボトルを補給。

 

※　ボトル補給前では、必ず前に出て、先にボトルを捨てておくこと。

前に出ることでボトルキャッチがしやすくなる　＆　ペースが落ちない。

 

下りでは、やはり西谷さんがゴリゴリ上げていきます。

今回はアウターを５３にしたおかげで、ペースが合わせられました。

 

※　沖縄でのリアのカセットは・・１１－２３　か、１１－２５にすること。

 

下りきってからは、先頭に出てペースを作ります。

山本選手と少し逃げたり、後ろにいって山岳に向けて脚をためたりしてました。

２回目の山岳前にはまた先頭へ。

で、山岳ステージへまた入っていきます。

 

 

☆　普久川ダム　山岳二回目

二回目の山岳では少しペースを上げて、一人で逃げてみましたが

集団のペースも落ちることなく上がってきます。

すぐにつかまり集団へ戻されました。

 

その後、優勝候補のＲＥさんがものすごい勢いでアタック。

このアタックがこのまま決まるとは誰も思っていなかったような気がします・・。

集団は数名が追いかけて一緒に逃げるものの、大集団はそのまま放置。

 

自分も「まだ８０ｋｍほどもあるから、このまま逃げれないだろう・・。」と思っていました。

 

下りきってから、ラスト５０ｋｍほどからはアップダウンの連続が選手を苦しめます。

集団の前にいるバイクからは、「先頭との差１：３０」　とか・・「先頭との差２：３０」・・・

徐々に差が広がっていきます。

 

ペースはそんなに遅くないはずなのに、なぜ差が広がるのか・・・？

ＲＥさんは今回、どの選手よりもずば抜けて強かったと思います。

特に山岳。同じフルタイムワーカーで、ここまで強い選手はいないと言ってもいいでしょう。

 

ラスト３０ｋｍ。去年はここでアタックをしました。

羽地ダム前までには、集団を出来る限り小さくしたいと思い、

脚を使い切ってもいいと思って、アタック。

この辺で２０名ほどに絞られました。

先頭はＲＥさん、その後２０名ほどの集団。差は４：００。

もう何が起こらない限り、優勝は決定的でした。

 

集団２０名。

知っている選手は、ＤＯＫＹＵ今田さん、ＢＳ山本くん、オーベスト西谷さん、イナーメ橋本さん、

エルドラード青木選手、ファンライドはしけんさん・・・など。

というより、ここまで残った選手なので強い選手ばかり・・・。

決して簡単に前に出させてもらえることはできません・・・。

 

羽地ダム前には、集団内で台湾の選手がアタック。

そのアタックに同調した１０名ほどの選手が前に出ます。

後方集団に残された自分は脚を攣らないように必死にこらえるだけ・・・。

ここで弱さがでました。

 

羽地ダムでは、１０名ほどの選手と頑張って上ります。

後ろが来ていないことはわかっていたので、この１０名で前の集団を追いかけることに。

ラストの下りでは、今田さんがスピードを上げます。

 

５８号に出て、ラスト１０ｋｍ。

ここでペースをガンガン上げて、グルグル回していきます。

５０～５５ｋｍ巡航。最後にここまでの力が出るとは思いませんでした・・・。

「この集団の回し方、最高だよ～！！」と、今田さんがみんなを盛りたてます。

 

結局最後まで前の集団はつかまりませんでしたが、回していた１０名でラストスプリント。

ラスト１ｋｍで牽制が入り、５００ｍほどでペースアップ。

１０名中５位でフィニッシュし、１４位でした。

（はしけんさんにスプリントで負けたぁ・・・残念・・・）

 

↑　リザルトです。

 

トップのＲＥさんは別格。

２位はなんと、山本選手！！！！すげぇ。

自分のように嬉しかったです。

２位から９位もラストはスプリントのようでした。

そして１０位から１９位の１０名がうちらです。

 

もっとスプリント力もつけないとだなぁ・・・。

 

 

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今年はいろんなことがあり、レースまでで６０００ｋｍしか走れませんでした・・。（去年の半分くらい）

８月１日に沖縄をエントリー。

８月１２日に肺の病気が発見・・・。

沖縄、ダメだろうなぁ・・と諦めかけていました。

 

辛いことや、苦しいこと、たくさんありました。

何かにすがりたい気持ち、たくさんありました。

 

でも最後の最後で「自分一人でやり遂げないといけない」という気持ちになれたことが

今回まずまずの結果を生み出したと思います。

 

強い選手、優勝候補の選手が、次々と山岳で落ちていくのをみました。

ロードレースは、やはり何が起こるか分からない「生き物」みたいなものです。

 

だから、自分にも勝ち目はあると思います。

 

今回、レースに出る前いろんな人にメールをもらいました。

 

「新潟背負って、結果出してこい！！」

「お前にはてっぺんしか似合わない！！」

「新潟人が強いこと、証明して来い！！」

 

微妙な結果でしたが、自分なりに全て出し切れましたので悔いはありません。

少しは新潟アピールできたのかなぁ・・・。

 

今回、沖縄に参加したことによって、来年の全日本選手権への望みが生まれました。

雪が降っても、トレーニングはやります。

もっともっと強くなって、来年は結果を出します。

 

皆さんの応援が自分の力となりました。

本当にありがとう。

 

これから少しオフに入りますが、来年のレースも応援よろしくお願いいたします。

じゃ、明日帰ります。

 

 

その前に・・・・沖縄の食べ物山ほど食べてこよ～～～～っと☆

 

このバイクには本当に感謝。

一生離しません・・。ありがと。