Crazy For dos and don'ts

音を楽しむことを。日々の無常を。心の遊びを。

極私的競馬+極私的サッカー日本代表

2011-01-30 05:05:24 | Weblog
東京国際映画祭のプログラミングディレクターの矢田部さんのブログ
1月12日こうあった。

「2011年は、松江哲明入江悠という
二人の自主映画界の若手スター監督が、
ともに『神聖かまってちゃん』のライブを映像に残した
ことで、後々記憶されることになる…。」

「・『極私的神聖かまってちゃん』
松江哲明監督:2011年1月26日、スペースシャワーTVにて放映。
・『劇場版神聖かまってちゃん(仮)』
入江悠監督:2011年陽春(いつだ?)、
ポレポレ東中野を皮切りに、各所で公開予定」

神聖かまってちゃんとは
ギターとボーカルの「の子」、キーボードの「mono」、
ドラムスの「みさこ」ベースの「ちばぎん」の4人から
なるバンドである。

自分はYou Tubeで「ロックンロールは鳴り止まないっ」を最初に見た。

良かった。ロックといえるかどうか賛否両論あるらしいが、
ロックだと思う。

それで、スペースシャワーTVで
「極私的神聖かまってちゃん」を
水曜日夜22時に、
仕事から帰って見たのである。

「神聖かまってちゃん」はアブナイ、ヤバいと言われているらしいが、
バンドとしてすごくイイと思う。
ドラムスとベースは、
ボーカルのの子にしっかり合わせてたたいて、弾いているし、
しっかりグルーブある演奏もできる。途中のファンクっぽいアプローチの
ところでそう思った。キーボードのmonoさんもウィスキーを飲みながらも、
しっかり演奏していた。そのメンバーのサポートを受けて、
真ん中にボーカルの「の子」がいる。

このバンド、賛否両論あると思うが、
バンドとして当然アリである。

さて、そんなバンド「神聖かまってちゃん」を撮ったのが、
松江哲明監督である。

矢田部さんは別のエントリーで次のように書いている。


「作品は、ライブの映像と、数名のかまってちゃんのファン
が自らを撮影し、そこでバンドに対する思いを自分の
私生活の中で語るという、二つの要素を含む構成に
なっています。これは、バンドはパフォーマンスが全てである以上、
プライベートなオフショットは不要だという方針の一方で、
ファンの姿を通じてバンドのプライベートな精神性に迫れるの
ではないか、というストイックなチャレンジであり、
ここがさすが一筋縄では行かない松江哲明監督ですね。」

リア充か非リア充か、どっちの人生を送っているか分からない
またはどちらにもあてはまらないような自分には、
けっこう今の若い人たちが、かまってちゃんに惹かれている様子が、
すごくリアルで面白かった。

数名のかまってちゃんファンの極私的なものが映し出され、
その極私的なものが、今の「神聖かまってちゃん」というものを
映し出している。松江哲明監督の「ライブテープ」を、
昔映画館で見たことがあるが、やっぱり矢田部さんが言うように
一筋縄では行かないところがイイ。

極私的なファンの目線の連なりから、一つの事象を見ていこうという
チャレンジがすばらしいと思う。

ごく私的な目線を考えることによって、
神聖かまってちゃんという事象を興味深い側面から
映し出すことに成功しているような気がする。

これって俺もできないだろうか?
自分のごく私的な目線で、ある対象を表すことが
可能ではないか?

自分はどうであろうか?
「極私的神聖かまってちゃん」的なものはあるであろうか?

そういやある。

自分は極私的競馬ファンで、極私的サッカー日本代表ファンである。

さて、今日は、サッカー日本代表のアジアカップ決勝戦の日であった。

またそれとは別に、毎週土日は競馬をしている。


どうも、自分の極私的な競馬のツキの波と
極私的サッカー日本代表のツキが波が合っているんだ(笑

なんか、カツ丼食って勝負に勝つよりも、
現実離れした話しだ。(笑

電車の15列目3番ドアの一番右側の席に
座れたから、今日巨人が阪神に完封で勝った、
ような話しだ。(笑


ツキのシンクロ。
これが俺の極私的競馬と極私的サッカー日本代表だ。



南アフリカワールドカップの時は、
6月12日13日と競馬が大当たりして、
賭け金は少ないながらも合計3万超当たった。
12日は稲村ヶ崎特別で1着ミステリアスライト
2着ハギノバロンドールの馬単が当たり、
13日はエプソンカップで1着セイウンワンダー
2着シルポートの馬単が当たった。
翌日の14日に日本代表は、カメルーンに1-0で
勝った。


1月16日の京都競馬場2400m日経新春杯では、
1着ルーラーシップ2着ヒルノダムールの馬単を2000円買っていて、
3万超のバック。

1月21日日本代表は、ホームのカタールに完全アウェイで
は2-1で逆転勝利。

1月23日の中山競馬場2000mアメリカジョッキーズクラブCでは、
1着トーセンジョーダン2着ミヤビランベリ3着ネヴァブションの
3連単を200円買っていて、3万超のバック。

1月25日日本は韓国に2-2で延長戦を戦った末に、
PKで川島の超ファインセーブもあって、韓国に勝利した。

さて、今日の競馬はどうだったか?

負けちまった。
競馬のツキは本当に難しい。
今日のシルクロードステークス。1着と3着は当てたが、2着に14番人気のアーバニティーがきて
外れてしまった。

そして、次にかけた東京12レースでも、
1着(7番人気)と3着(5番人気)は当てたが、
2着に15番人気の馬がきて、
これも外れてしまった。

いやこれは、ツキを逃してしまったかもと自分で思ったんだが、
そこで思い直した。

そういや、1着と3着が当たっていたんだから、
ワイドで買っていたら、良かったんだ。

なんたって、2レースともワイドで買っていたら当たっていたんだもの。
欲張らずに、馬連ではなくワイドで買っていたら、何倍もの得がかえってきていた。

読みは、だいたい当たっている。

ここが、競馬の難しさだ。14番人気と15番人気が、2着に来て
馬連を外してしまう。そこで、ワイドにして、1着と3着を当て、
勝馬投票券を得れば良かったんだ。シルクロードステークスの結果を見て、
今日の競馬はそのものズバリ来るわけではないからワイドを買う選択肢を若干
思い浮かべた。にもかかわらず買わなかった。そこにツキの悪さがあると
思い返したんだ。

ツキを取り戻すには、欲張らずに、ワイドを狙えばいいと
思うようにしたんだ。

それに、出来るだけ合理的に考えて、
ツキを取り戻せるように、自分が今できることをしようと
考えた。一つはこのブログの下書きを書くことと、
サッカー日本代表が韓国戦で勝利したときのように、
鍋料理を作って、競馬の反省と、サッカー日本代表のことを考えながら、
深夜0時のキックオフを待った。

サッカーは、みなさん御存じの通り、
延長戦も0-0で終わり、このまま
PK戦に持ち込まれそうな空気感が
醸成されそうな時に、
長友祐都選手のセンタリングに
李忠成選手の見事なボレーシュートを合わせ、
残りの10分間を守り切って、
延長戦の死闘を制して、アジアチャンピョンに
日本が輝いた。

キーパー川島の何回にも渡る好セーブ。
ディフェンダー陣の頑張り。

キャプテン長谷部の強いリーダーシップ。

フォワード陣、ミッドフィールダー陣の頑張り。

大会MVPの本田選手の頑張り。

怪我をした香川選手や松井選手の頑張り。

スタッフの頑張り。

そしてザッケローニ監督の見事な采配。

心底うれしかった。

同時に思った。
なんて、厳しい戦いをサッカー日本代表はしているんだ。
そう心の底から思うようなアジアカップであった。

競馬に携わっている関係者も、こんな厳しい戦いをしているんだろう。

まだこの極私的競馬と極私的サッカー日本代表のツキは
まだ続くとみた。(←ホントか?

土曜日の競馬が負けたところで、その負け方の傾向と対策を
しっかり押さえることにより、ツキを取り戻すことができた。
(←なんのこっちゃ、

もう朝だ、これでこの半ば狂ったエントリーを終わりにする。

嘘か真か? 果たして俺のツキはいつまで持続するのか?

To be continued.
コメント (3)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする