奈良の名所・古跡

行ってみたい所があるといいのですが・・・古墳とか建物とか巨樹とかいろいろ・・・

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三ツ塚古墳群

2011年09月17日 | 古墳
13号墳から見た三ツ塚古墳群
 ポシェットのような革袋が見つかりました 撮影日;2011.09.11

 南阪奈道路の建設に伴う調査により発見された古墳群です
 1999年に発掘され、横穴式石室15基・小石室14基・木棺墓・土壙墓各2基が見つかりました

 熊谷川沿いの平石峠越え街道と竹内街道が交差する谷の南斜面に築造されています
 風水思想の影響を受けた最古の古墳群と考えられています
復元石棺 三ツ塚古墳群全景

 築造の期間は6世紀末~7世紀末ですが、9・10世紀の古墓も見つかっています

 保存されているのは西側の6世紀末から7世紀中頃に築かれた古墳で、規模の大きな両袖式の横穴式石室が分布しています
 東側は南阪奈道路建設に伴い破壊されましたが、比較的規模の小さな石室が多かったようです

 11号墳が一番初めに築造されたようです
11号墳 11号墳説明版

 全長は10m、玄室長5m、幅2.2m、羨道幅1.8m
 玄室内には木棺の痕跡と二上山凝灰岩の家形石棺の破片が見つかっていますので、追葬があったと思われます
 墳形は円形で6世紀末ころの築造と見られます

 2000年4月に、11号墳の西側墳裾に接するところで木櫃中に納められた革袋を検出しました
 三ツ塚古墳出土の革袋

 10号墳は11号墳に続いて築造されたと見られる両袖式の横穴石室墳です
10号墳 10号墳説明版

 全長は9.5m、玄室長4.8m、玄室幅2.2m
 二上山凝灰岩製の家形石棺の破片が見つかっています
 築造時期は7世紀初め頃とみられています

 13号墳は10号墳の次に築造されたと見られる古墳です
13号墳 13号墳横の石室
 推定全長9.0m、玄室長3.2m、玄室幅1.3m
 二上山凝灰岩製の家形石棺の破片が見つかっています
 築造時期は7世紀中頃と見られています

 7号墳は東側から移築保存されました
7号墳 7号墳説明版

 墳丘は二段に石列が巡らされています
 墳丘規模は東西5m前後、南北6.5m前後と小型の古墳です

 東群の横穴式石室墳としては、最も高い位置に造られています
 7世紀後半に築造されたと見られています
 割り石を使って石室を築いています
 石室内には未盗掘の二上山凝灰岩製の刳抜式石棺がありました
 (遺物は骨片だけです)
7号墳石棺 三ツ塚古墳群説明版
 石棺の長さは1.6m、幅0.6mと小さく、内法は更に小さくなります
 この被葬者は直接葬られず、骨化した後改葬されたと見られています
 追葬はなく、個人墓として造られたようです

14号墳 15号墳
小石室 11号墳と南阪奈道路 

★所在地;葛城市竹内三ツ塚
★交通;近鉄磐城駅下車 徒歩25分
★駐車場;スペース有り
★入場料;見学自由
★問合せ;0745-48-2811(葛城市観光協会)


 参考;三ツ塚古墳群
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