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「使命と魂のリミット」東野圭吾

2014-05-12 | 本 は行の作家

「使命と魂のリミット」東野圭吾

内容紹介:「医療ミスを公表しなければ病院を破壊する」
             突然の脅迫状に揺れる帝都大学病院。
             「隠された医療ミスなどない」と断言する心臓血管外科の権威・西園教授。
              しかし、研修医・氷室夕紀は、その言葉を鵜呑みにできなかった。
              西園が執刀した手術で帰らぬ人となった彼女の父は、意図的に死に至らしめられたのではという疑念を抱いていたからだ…。
              あの日、手術室で何があったのか?
              今日、何が起こるのか?
              大病院を前代未聞の危機が襲う。

研修医・夕紀と看護師の恋人・譲治と刑事・七尾の3人が順番に語っていくのですが、なんとなく先の予想がつきました。

しかし、過去の因縁が明らかになっていき一本の線につながっていて、楽しめました。

これも、二時間ドラマ向きの話だと思います。

 

「人間と言うのは、その人にしか果たせない使命というものをもっている。かっこよく生きていこう」という健介の言葉と、夕紀の最後の行動がカッコよかった。

私は、どんな使命をもっているのだろうか。


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2 コメント

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Unknown (神崎和幸)
2014-05-13 18:49:40
こんばんは。

自分も「使命と魂のリミット」読みましたよ。
面白いですよね。

現代医学の問題点を鋭くついた作品だと思います。
氷室先生と西園先生とのやり取りには胸を打たれましたよ。
>神崎和幸さん (ひこの)
2014-05-14 00:56:15
はじめまして。

医師の過酷さがわかる作品でしたね。
きちんと誇れる仕事ができるということは素敵だと思いました。

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