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「アマルフィ」真保裕一

2018-01-13 | 本 さ行の作家

「アマルフィ」真保裕一

内容紹介:ギリシャ神話の英雄ヘラクレスは、愛する妖精の死を悲しみ、世界で最も美しい地にその亡骸を埋めて街を作った。
             その街の名は―アマルフィ。
             まさしく我々が命を懸けるに相応しい作戦名だった。
             ローマで日本人少女が誘拐。
             真相を追い、外交官黒田がイタリアを駆ける。
             サスペンスの名手真保祐一が書き下ろす、エンターテイメント小説の新境地。

映画は未見。

イタリアでは、誘拐事件に対する対応の仕方が大分違うということに驚きました。

序盤は、なんだかテンポが悪い印象。

ラストに向けては、急展開でなかなかおもしろかったです。

 

おもしろかったけどどのキャラクターにも、感情移入が出来なかったです。

キャラクターよりも、ストーリーで読ませるのかな。

映画のためのプロットだから当たり前なのですが、映画のための小説という印象でした。