化石か

2011-09-29 22:47:34 | 写真
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EIZOU君が例の列車を調べてくれた。
こんな企画ものが走ってますよ。と
知らせを受けたが、その時間帯より遅い時間に
見ているので多分、違う。

明日、彼はいつも私がウロウロ写真を
撮ってる辺りに来るらしい。ちょっとうらやましい。

この「鎌」の写真は10年以上前に撮ったもの。
きっと誰かの写真を真似しているのであって
その時は、ああでもない、こうでもないと
こねくり回して、いろいろ思い入れて、ガシッと
撮ったのだろうが、結局プリントしたかも定かでなく
今になって、当時有りもしなかった方法論で
人目にふれる。

こうしてみると、その時に「込めた」であろう
いろいろなものは、跡形も無く、微塵も感じず、
光と影だけがくっきりと残っている。
写真は、そういう事が、いい。
オレは、そういう事で、いい。か。

ここ数年で、少年野球に戻ったり、タナゴ釣りに
戻ったり、とうとう鉄道模型をいじり始めたり
まるで少年期に体験した事を、なぞるかのように
遊んで来た。その上
あれ、もしかしたらオレ、もうおしまい?
みたいな事が、夏にちょっとあったが
どっこい、まだ生きられそうだ。
ファッションが一巡りして、昔のものを
またリバイバルさせるように、どこかで一巡したのか
写真のフォーマットが初めてキャノンAE-1を
持ったときの感覚に戻ろうとしているような。

EIZOU君、いいの撮って来てね。


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幸運

2011-09-27 20:56:36 | 写真
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鉄道は好きだが、電車の形式だとか
仕様だとかには興味が無い。それが何系だったか
わからないが
今朝、仕事に出るためマンションから出ると
目の前を昔の「りょうもう号」がピカピカで走っている。
おやおやと思って、目を凝らすと「臨時・団体」列車のようだ。
まだ、あの姿で残してあったのか、蘇らせたのか知らない。
知らないが、何かいいものを見たようで、今日はいい事が
有るかもしれないと思う。
バス停で、小銭を探したが財布から出て来た分では
10円足りない。 バスで両替は面倒くさい。
まさかなぁ… と思って洗いたてで履いて来たジーンズの
ポケットに手を突っ込んだら 10円出て来た。

乗り込んだバスの車幅が2mぐらい。
全長も10mあるかないか。尾小屋の客車ぐらいか。
一番前の席を、若い奥さんから譲られたおじいさんが
「子供の頃から立たされるのには慣れてますから」と
固辞し、その会話が一番後ろの客をも微笑ませている。
客車の中も、こんな感じだったか。

EIZOU君から知らせがあり、本屋に並んでいる
鉄道ダイヤ情報という本に載っている下津井電鉄のクハ5と
いうのがうちのキハ5にそっくりだというので
本屋で探すが1軒目ではその本が無く、なんとなく
鉄道ジャーナル誌をめくってみる。
「地方鉄道のこれから」がテーマの号で、
なんだか妄想鉄道みたいな話も本当にあって
「ふ~ん」て感じ。

その後、クハ5は別の本屋で確認し、確かに良く似ていた。
EIZOU君はこの車輌の荷台を鮮魚台と書いていたが
いい呼び名だ。ウチの荷台は 亥バケット と呼ぶ事にしたい。
彼はまた、今日の臨時列車が何時頃、家の前を通過し
(上りだよ)私の出勤時間を調べ上げ、その列車に
ついての情報をまもなく報告してくれることだろう。

今、妄想鉄道が走ったり、亥が走ったりしている
このブログを、1年、2年と遡っていくと
写真、野球、釣りなどとその時その時で違う事に
興味を持っている。ヒトは毎日、毎年同じではないようだ。




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いい加減に

2011-09-21 23:11:46 | 写真
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まったく、いい大人がおもちゃで遊んでばかり
いるんじゃないよ。と言わないで頂きたい。
興味の無い人は全く素通りしてもらって構わない。
この件について実際、顔を合わせて話題にされても
私は取り合わない。 自分だって恥ずかしい。

最近は野球の子が、このページを見つけたらしく
今のところ、野球ネタのブログしか見ていないだろうが
こんなことばかり書いていたら、
 B監は変な人だ。 と気づかれるのも時間の問題である。
バントを失敗して怒鳴りつけても 冷めた目で
見返されること必至である。

ただ、今日はどうしても書いておきたい事がある。
1枚目の写真は、私がおそらく中学生の時に作った
模型である。車体をハガキで作ってある。

実家に行って来た。模型に使う電源およびコントローラー
となるものが、まだあったんじゃなかったか?
それを探しにいったのだが、それはなく
次にもしかしたら、と期待していた
まさにクラシックな旧車たちが出て来た。

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箱に入っているのは市販のキット。これも今では貴重なもので
部品が全部あるか、ちょっと心配。
その左下が、プラ板で作った客車。
その隣が先ほどの車両で、単端 である。下回りが
当時、この手の車両を作るのに多用された国鉄レールバスの
下回りで出来ている。錆びて、車輪からは集電出来ず
モーターに直接電気を流せば、回ったが
現代の、この手の車両用 に多用される動力ユニットを
履かせてみる。2軸ではなくなるが、これはこれでイカす。
走りももちろんスムーズに。
<ahref="http://file.blog.ocn.ne.jp/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2011/09/21/110921c.jpg" onclick="window.open(this.href, '_blank', 'width=756,height=504,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false">110921c 
キハ5と書いてある。
社紋も立派に入っているが、さて何鉄道だったか。
多分、アルファベットのアイの字の図案である。
今回の騒動?の発端となった尾小屋鉄道キハ3を
模してあるのは一目瞭然である。
その隣が、やはりキットを組み立てた貨車。
左下にはロッドがとれかけてしまっているが
可愛らしい蒸気機関車、東洋活性白土の2号機がある。
これも、このままでは走れないがなんとかレストアして
亥の運搬に活躍して欲しい。
キハと客車のカラーは今度の鉄道の塗り分けとは
違うけれど、彼らには勿論、このままで頑張ってもらう。
ゆうに30年以上の時を超えてまた走り出す。
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実在した車両を模型化したものを
組み立てた場合、実車には現役時代の塗り分けが
あるのだが、ウチに来てもらう時に塗り替えるか
どうかというのを結構悩んでいる。
今回出て来た客車も井笠鉄道がモデルなので、本来は
クリームとグリーンの塗り分け。ごちゃまぜになって
いた方が、らしくて面白いのか、
ウチのカラーに統一して
その車両にとって違和感ある塗り分けであっても
それがまた軽便っぽくて新鮮なのか。

 頭 冷やして おやすみなさい。



槌の音

2011-09-20 23:32:01 | 写真
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季節は秋の口だが、まだセミは細々と鳴いていて
夏の始めに泣き始めるニイニイゼミではなく
ツクツクボウシが多いように感じる。

9月に入ってから、オーナー氏は
本業の方が忙しく、なかなか鉄道の方に
顔を出している時間が無かったが
今日は久しぶりに秋空のもと、開業にむけて
準備を進めている。
積み上げられた資材を眺めては
満足げに微笑んでいる。

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駅舎の建設、線路の敷設、車両の組み立て。
ちょっと時間があれば、手当たり次第作り始めるので
ホームを作ろうとすれば、ホームを作るための
建築限界を見るために
一番問題のありそうな車両を組み立てるし、
塗装の順番の関係で、それに屋根を乗っけてしまう事も
出来ず、中途半端で写っている。塗装を進めたいが
まだ工場で、組み立てを待っている車両もあって
塗装は、なるべく一度で済ませたいから
これも後回し。

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実際の鉄道では当たり前に資金を借り入れるが
当鉄道ではオーナー氏のポケットマネーが
資金となるため、各方面との付き合いの頻度に
よっては資金難となる時期もある。
だいたい塗料をまだ仕入れていない。

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今日は、支線用のホームの設置と
メインホームからの渡り通路の建設、
道路と踏切の建設まで。
しっかり資材を片付けて。

日本列島に台風接近中。