ようこそガンバ
東北の南三陸町に行った時のこと、少し話しておくよ
この穏やかな湾の向こうから、恐ろしい津波がやって来て、このホテル観洋の二階まで浸水したらしい
旅館の従業員の人が、地震がおきた日のことを少し話してくれて
あの日、シイタケ農園で仕事をしていたら、大きな揺れが来て、陸の方から水がどっと流れて来たそうだよ
「もう逃げられないから、ハウスによじ登って、何とか助かりました、、、」と話して下さった
まさに海に面して建っている旅館のホテル観洋は、地震の揺れでの被害がほとんど無かったので、地震の後は、たくさんの人が集まって、避難所として助かったみたいだよ
今も、仮設住宅に住んでる方に、お風呂に入れるようにしてあげたり、ここのホテルの経営者さんや、従業員の方々が、みんなすごいな、、、って思った
南三陸町で、亡くなった方620名、行方不明の方212名、建物被害3321戸
ここには、町があったのに、あちこち盛り土の工事がされていた・・・
朝、旅館から出ている『語り部バス』に乗せてもらった
ホテルの支配人さんが、いろいろ当時のことをお話ししてくださったよ
そのお話の中で、
「災害は、また必ず、いつかおきます、、、被害を止めることは出来ないけれど、減災は出来ます」と話して下さったことが心に残った
たくさんの命が奪われて、六年経った今も、不自由な生活を送られている人がたくさん、いらっしゃるんだよね
でも、被害を受けた東北の方たち、みなさん、前を向いて頑張っていらっしゃった
まさちゃんは、ボランティアにも行ってあげたいな~って思ったけど、それもなかなか行けなかったし、
またこうやって、東北を旅することぐらいしか応援って出来ないけど
機会があれば、また東北に行ってみたいよ
今日も一日おつかれさま~
いつも来てくれて、ほんとにどうもありがとね