たたかう犬@セント

「クッシング症候群」と診断されたシーズー☆セント。病気とたたかうセントの記録です。

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セントへの手紙-2

2008-07-13 10:37:39 | 通院・治療の記録

   

セントへ

生後三ヶ月でお母さんのところへ来たセント。
それから8年近く。
セントとラブ姉ちゃんとお母さんとでいろんなところへ行ったね。
富士山、山中湖、河口湖、十和田湖、相模湖、秩父、城ヶ島、
それから九州のおばあちゃんにも会いに行ったよね。

どこへ行っても、セントは皆を、知らない人までも和ませ笑わせた。
いつもチョロッと出ている舌が可愛くて、誰もが思わず微笑んでしまう。
セントは人に可愛がられる天才だったね。

セントと出会え、セントのお母さんになれて、とても幸せだったよ。

お母さんが一番辛くて、苦しい時期、お前はいつも傍にいてくれた。
病気で体が動かなくなって、外に出られずお散歩にも行けなかった時、
お前はお家の中を元気に動き回り、お母さんを励ましてくれた。

セントは神様がお母さんに送ってくれた天使だと、その頃から感じ始めた。
お前はクッシング症候群という難病になっても、
奇跡的な強い生命力で頑張る姿をお母さんに見せてくれた。
やっぱり、セントは神様がくれた天使だったんだとお母さんは確信したよ。

毎日、一日二回ご飯の前に、お空の神様にみんなでお祈りを続けたよね。
セントがあんまり頑張っていたので、
お空の神様が「もう頑張り過ぎなくてもいいよ」と呼び戻してくれたのかな。

やっと楽になったんだね、セント。

お母さんは、お前がいなくなって胸が張り裂けそうなほど悲しくて、涙が止まらない。
動かなくてもいい、そこに在るだけでいい。
眠ったままのセントを一生お母さんの傍に置いておきたい。
でも、それはお母さんの勝手な願望。

ならば、いっそのこと、お前を抱いて一緒に虹の橋を渡りたい・・・
しかし、お前は一人で虹の橋に向かって旅立たなきゃならないんだよね。

お母さんはセントから言葉に出来ないほど多くのものをもらった。
今、お母さんはセントにありったけの愛をあげるよ。

いつかきっとお母さんもそこに行くから、
それまで、健康で食いしん坊のセントに戻って、
他のわんちゃんたちと仲良く遊んでいてね。
その時までの、さよならだ。

よく頑張ったね。
そんなセントはお母さんの誇りだよ。
そして、ありがとう、セント。

  ありったけの愛を込めて、お母さんより。
2008年7月7日

セントに渡したこの手紙
セントは読んでくれたかなぁ。

セントがゆらゆらとお空に昇っている間
明日からのお仕事中、
どうしたら少しでもセントと一緒にいられるか考えた。
そして、ラブ姉ちゃんとこれを買いに走ったよ。



お家に帰って、すぐにセントの小さな小さな遺骨と遺髪を
アッシュボトルの筒の中に入れた。

チェーンをつけて
これでお母さんとずっと一緒。

おかげでお母さんは次の日からの仕事の間中
泣かなかったよ。
帰りの電車の中ではお前を握って泣いてしまったけどね。

 

あれから、お母さんは毎日
セントの体を包んでいたバスタオル二枚を抱いて寝ている。
右側にラブ姉ちゃんがいて
左側の手でお前のバスタオルを抱きしめて
そうすると、不思議と心が落ち着くんだ・・・

いつになったら、涙が止まるかわからないけど
でも、
セントのおかげでお母さんは
たくさんの出会いを持てて
世の中には
人の悲しみを一緒に分かち合ってくれる優しい人々が
たくさんいるということが心から分かった。

ありがとう
セント

ラブ姉ちゃんと
お母さんをいつも見守っていてね。
お母さんも
わんちゃん大好きだったお前が
そっちでたくさんのわんちゃんたちと
元気に遊んでいること
毎日、祈り続けているからね。

 


   

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セントへの手紙-1

2008-07-13 10:37:07 | 通院・治療の記録

7月8日(火)午後3時前

 「セント、みんなで公園に行くよ」

 前日から真冬並みにがんがんに冷やしていた部屋の冷房を切り、セントの眠る棺型の小さな箱を両手に抱えて部屋を出る。

 「セント、今日はお母さんの隣だよ」

 セントの眠る棺型の箱を、助手席に乗せてやる。
 いつもなら、セントとラブは後部座席。
 いつも、セントは目的地に着いたと察したら、後部座席から仕切りの隙間を縫って運転席のお母さんのほうに来ようとする。
 「ちゃんと停まるまで来ちゃダメ」
 そう叱られると、中央のコンソールにちょこんと頭を乗せて待っていた。

 でも、今日は後部座席にラブ姉ちゃん、セントは助手席。
 いつもお散歩に出かける時のように出発。

 公園の駐車場では 『ペットPaPa』 さんが待っていてくれました。
 自宅までセントを迎えに来てくださるとのことでしたが、お母さんはどうしてもいつもお散歩に行くようにセントを公園に連れて行きたくて、『ペットPaPa』さんには公園で待っていただいたのです。

 セントの体の周りをお花で飾り、大好きなおやつと可愛いピンクの洋服とお母さんからのお手紙を添えて・・・

 セントは、お母さんとラブの見守る中、公園の緑に包まれて静かに空に昇っていきました。

 熱い空気がゆらゆらと空に向かう・・・
 セントが手の届かないところに行ってしまう・・・



 お母さんは「セント、戻っておいで」と叫び出しそうで、泣き喚きそうで、耐えられなくてしゃがみ込んでしまった。

 明日からの仕事中どうしよう・・・立て続けに二つの学校で脚本の授業をしなければならない。学生の前で突然、泣き出したらどうしよう・・・

 お母さんは、セントを連れて帰ったらすぐにやるべきことを決めて、ラブと一緒にしばし、その場を離れました。

 それから一時間弱。
 たくさんクッシングのお薬を飲み続けていたセントでしたが、全身のお骨はしっかりしており、すべて骨壷に収めてあげました。

 

  

  『ペットPaPa』さんオリジナルの素焼きの手作りメモリアルポット。
 駆けるわんちゃんや鳥やイチゴやリンゴやニンジンやお魚の骨などが手彫りされた可愛くて温かい骨壷。
 食いしん坊セントも喜びそう・・・

   小さくなったセントを抱いて、ラブ姉ちゃんと三人、お家に帰りました。

  
  前日、初めてのことで何も考えられなかった時、『ペットPaPa』さんから用意する三つのことを教えていただきました。

  ☆セントの体の周りを飾ってあげるお花
  ☆セントの大好きなおやつやおもちゃなど
  ☆セントへの手紙

  7日の夜、深い眠りについているセントの顔を見ながら、お母さんはセントに手紙を書きました。

 


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セント、空へ昇る

2008-07-09 02:08:25 | 通院・治療の記録


ご心配いただき、そして励ましてくださった皆様、本当にありがとうございます。

7月8日午後、セントはいつもお散歩に行っていた大好きだった公園で
火葬に付され、緑の木々に囲まれた中、空へ昇っていきました。

小さな骨壷に入って帰ってきたセント。

涙とともに体半分のネジが流れ出てしまったよう、というか、体半分が
空っぽになってしまったようで、淋しくて仕方ありません。

しかし、残った体半分・ラブのために頑張ります。

ここ数日、外へ出かける仕事が続くためネットが出来ませんが、後日改めて
8日のことご報告いたしますので。

 


 

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セント天使、虹の橋へ

2008-07-07 16:19:24 | 通院・治療の記録

 

本日、7月7日午前10時半、セントは虹の橋に旅立ちました。

 

昨日、午後、呼吸が辛そうだったので日曜日も診療している田無のAWCで喉の水抜きをやってもらいました。

溜まっていた水の量は10ccと少なく、呼吸が辛いのは喉の水のせいではなく、クッシングの症状のせいのよう。

昨夜と今朝は大好きなバナナにもリンゴにもそっぽを向いて食べようとしない。

今朝、9時過ぎ、大学病院に電話を入れ、予約外診療を依頼。
この時はまだ動けており、午後に連れて行くことで電話を切りました。

その後、脱水症状を危惧してシリンジで水を飲まると、大きな目で私を見つめて水を飲んでくれました。

その時は、それほど重篤だとは思いもせず、仕事部屋に行きパソコンの前に・・・
ふと気がついたらセントがリビングから仕事部屋に来ており、長座布団の上に寝ていました。

しかし、声をかけても、頭を撫ぜても、動かず・・・

体は温かいので、そのままバスタオルに包んで獣医大病院へ。

気道確保のための気管切開、電気ショック、数十分に渡る心臓マッサージ・・・

あらゆる手を尽くしてもらい・・・

今、セントは私の横で、静かに眠っています。
声をかければ、すぐにでも起きてきそうに・・・

 

病院の行き帰りの車の中で「セント、一人でお空に行っちゃダメだよ! 早く戻っておいで!」と叫び続け、病院でも泣きっ放し・・・

それでも、まだ涙がどんどんあふれてきてしまう。

ラブが時々不思議そうに動かないセントを見ている・・・

セントは、これまで奇跡的な回復力を見せたりと、お医者様も驚くほど、すごく頑張りました。


ご心配をいただいた皆様、ありがとうございました。

 

この1か月余、連日、セントとラブの病院通いと仕事でくたくたに疲れ果て、セントの日々の記録が整理できないままに溜まってしまい、こちらのブログへの投稿も止まったままになっていました。

励ましのコメントをいただいた皆様にお礼もせぬままで、本当に申し訳ありません。

ようやっと、治療記録の整理を始めようとしていた矢先に・・・

セントのこれまでの治療記録は、整理が出来たらUPしようと思っています。
同じようにクッシングと闘っているわんちゃんたちの参考になればと・・・

 

今日はただただ、セントのそばについててやろうと思っています。
そしてずっとセントに声をかけてお話をしていようと思います。
声をかけていると、セントが起き上がって来そうな気がするので・・・

 

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セント、驚異的回復力?!

2008-06-05 03:47:01 | 通院・治療の記録

 
セント「ラブ姉ちゃん、出してよぉ」     ラブ「おかあしゃん、セント出たいって」
                    ママ「中のほうが楽なんだよ」

 
セント「エイッ、強行突破!」と首だけお外に。
あまりの抵抗に、ママは根負け。


セント「フゥーーーやっぱ、自由は良いねえ」

 
この際ラブも酸素ハウス体験。
ラブは出口を探して、隅っこを穴掘り開始?!
ラブ「もうイヤだ、出るぅ・・・」
セント「あたちのキモチ、分かった?」

実はこの後、ママも酸素ハウスに入ってみたのです。
確かに周囲は透明でも、閉塞感はある。
でも、仕事に疲れた時なんかは中で横になるのもいいかも・・・


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セント退院1日目&2日目

2008-06-01 16:54:16 | 通院・治療の記録

以前に戻って、食欲は旺盛。
モッピー&ナナのライトエナジー・ドライフードに
茹でササミと細切りリンゴのトッピング。

セントはお薬の量が多くなったので、残さず服用するよう、
ササミにすべてのお薬をまぶしてそれを先に食べさせます。

食べる前には、お座りしてお空の神様に
朝は良い一日が迎えられたことを感謝、
夕は一日無事終えたことを感謝。
不良クリスチャンのママだけど
セントが病気になってからは、毎日、一緒にお祈りを続けています。

お祈りが終わると、「いただきま~す。ヨシ!」の合図で

 

ひたすら、食べます

その後は必ず喉の傷跡の消毒を。
ちょっと生々しい写真なので、小さくUPしておきます(クリックで大きくなります)

 

破裂した時は、直径5mm.ほどの穴が開いてたけれど、翌日には1.5mm.に広がっており、あれよあれよという間に状態が悪化していきました。

この穴からは唾液が漏れてくるので、毎日食後に、病院でもらった生理食塩水と針のない注射器で洗浄しています。
その後、細菌が入らないように穴の上を給水パッドでカバー。
抗生物質を2種類服用してます。

痛がりもせず、痒がりもせず、
セントは本当に我慢強い子です。

元気になったので、イタズラも復活しました。

帰宅した初日は、トイレトレーの上に上がるにも足元がふらついていたので、以前使っていた網無しのトレーを出したところ、2日目、目を離したらトイレーシートがグチャグチャに

もう足も大丈夫のようなので、トイレトレーはもとの網ありに戻しました。

今日、食後やグタッと寝そべっている時、酸素ハウスに入れると、いつまでもしつこく鳴いています。

自由に動けるようになったので、酸素ハウスに入れられるのが嫌みたい。

私の仕事デスクの背後にラブとセントがいてくれると(↑のように)
私も安心なんだけど、
セントの体のことを思うと酸素ハウスの中で寝ていて欲しい。

しかし、無理に酸素ハウスに入れて、それがストレスになると
クッシングに悪影響が出るし、難しいところです。

セントが帰ってきて以来、早朝と夜、私が仕事部屋にいるとラブがしつこく鳴くようになりました

酸素ハウスの中でセントが外に出たくて動いたり、愚図ったりするのが気になるよう。

でも、この状態がずっと続く可能性が大なので、セントにもラブにも慣れてもらわないと困ります。
ラブが鳴くには「何か理由があるかもしれない=セントの異常を知らせている」可能性もあるので、ママはリビングのドアの外に座り込んで、ラブが鳴き止むまでセントの様子をそっと覗います。

以前からそうだけど、特に異常がない限り、鳴いている最中にママはセントにもラブにも反応しません。
鳴き終わって一息ついた頃に、声をかけます。
でないと、鳴けばママが構ってくれると学習されたら、ママは仕事が手につかなくなってしまうし・・・

でもでも、いつも、ちゃんと見ているからね。

それにしても、ガツガツ食べているセントを見て、
食べることは即ち生きることなんだ
と改めて実感しているママです。

 

ところで、昨日、5月25日(日)に駆け込んだ動物の深夜救急病院のドクターから、その後の状態に関して電話がありました。

このドクターは救急で連れて行った時の数字から、セントはアジソン病だと思われているよう。

クッシング(副腎皮質機能亢進症)とは真反対のアジソン病(副腎皮質機能低下症)です。

今回のセントの病状は、クッシングそのものが悪化したのではなく、唾液腺の破裂とその周りの皮膚の裂傷でセントの体は総動員して裂傷の傷の悪化と戦っていた。
それで至るところに悪影響が出てしまったよう。

救急病院のドクターは自分のところでセントを診たかったようでセントが点滴を打ってもらっている時に「検査費用が10万円かかりますがいいですか?」と聞かれて、私の目は点。
最初から「1年前からASCと獣医大でずっと治療を受けている」と伝えていたんだけど、そのドクターはたった一回の数字だけを見て、頭からクッシングではなくアジソン病の疑いを濃く持ったようです。

MRIで下垂体に腫瘍があったこと、レントゲンで副腎肥大がハッキリしていること、この1年、ACTH検査でコルチゾール値が高くなっていること・・・それらを説明したのに、それでもアジソン病を疑うというのは、どういうことなんだろう、と悩んでしまいます。

セントのことを心配してわざわざ電話をくれたのは本当に嬉しいんだけど、どっちにしても、私はそのドクターの説明を聴いていた時に内心、「あらら」と思った言葉があり、救急の応急処置はお願いすることがあっても、クッシングの治療はお願いはしません。

私が「あらら」と思った言葉とは

最初から何度も「デソパンでずっと治療を続けており、少し前からオペプリムに切り替えて治療しています」と説明しているのに

「その他にも、今はいろいろいい薬がありますよ。ミトタンとかトリロスタンとか・・・」
この先生の言葉。
クッシングの子を持つママだったら、このドクターがクッシングのケースは治療したことがないということ、すぐに分かりますよね

このドクターは「僕はハッキリ言うほうですから」と前置きして、セントの生存率は20~30%とおっしゃいました。
そんなセントがその後、生きているのかどうか気にしてくれていた(好意的に)のには感謝しますが、半分は自分にとって初めての症例に対する興味・関心のようなものも感じ、親としては本当に複雑です。

別々のドクターが真反対の診断・・・なんて経験した方はいらっしゃるでしょうか?

この件だけは、今もって気分的にスッキリしないセントママです。

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ペット用酸素ハウス到着・セント退院!

2008-06-01 14:44:54 | 通院・治療の記録

 

5月30日(金)

昼前、横浜のテルコム株式会社より酸素ハウスが届きました。
写真左が酸素ハウス、右が酸素濃縮装置です。
操作は簡単、メインスイッチとあとは普通の濃縮酸素と緊急時の高濃度の濃縮酸素の切り替えスイッチのみ。
酸素ボンベは不使用なので安心です。

酸素ハウスには温度計と湿度計が扉についており、温度が上がった時のハウスの冷やし方(2Lのペットボトル凍らせた物を数本上部に置く)も教えてもらいました。

さて、これで用意万端。セントをお迎えに。

診療室でご対面。
この顔は・・・まさしく以前のやんちゃなセントでしょう?

(他にも数枚撮ったんですが、31日に編集していて、
デスクトップPCのモニターが故障 写真が取り出せなくなった
なので、母にメールで送った写真をノートPCに取り込んでUPしてます)

セント、酸素ハウスとご対面。
ICUのほぼ2倍の大きさです。

これなら、圧迫感がなく、セントも伸び伸び
のつもりなんだけど、どうだろう?

ラブはちょっと不思議そう

食欲もあり、与えたものはすべて食べます。

ただ、5日間の入院で狭いICUのケージの中にずっといたためか、足が弱っています。
様子を見ながら、明るいうちは室内をできるだけ歩かせました。

試しに、セントの好きな布フリスビーを投げたら急いで取りにいき、持ってきてくれました(ご褒美のおやつが欲しい一心で

夜はおとなしく酸素ハウスの中で寝てくれました。
酸素濃縮装置の音は、昔のエアコンの室外機の音くらいかな?
最初はちょっと気になるけど、慣れればそれほど気になりません。

 

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セント退院前日

2008-06-01 13:32:26 | 通院・治療の記録

ご心配いただきながら、ご報告が遅れてしまい申し訳ありません。
まとめUPになってしまいましたが、日にち別にUPしていきます。

5月29日(木)

 午前10時、獣医大動物医療センターへ。
 主治医SK先生の研究室のK先生と一緒に二階の集中治療室のセントのもとへ。
 
 セントの食欲はすっかり回復。朝ごはんもちゃんと食べたとのことで、持参したササミやバナナにはあまり興味を示さない。
 ただ、ボーロとクッキーはしっかり食べる。
 「わんちゃんもおやつは別腹なんですねぇ」と明るい笑い声が出る。

 K先生がセントをICUから出して抱かせてくれた。
 私の膝の上にベッタリと座り込んだセントを見て「あら、セントちゃん、ママに甘えてる」とまた笑いが起こる。

 ICUの中に戻すと、出たそうにキュンキュン鳴く。
 家でいつもやっているように、「ダウン・マテ」をさせてクッキーを与え「ヨシ」で食べている間に集中治療室を出て、一階の診察室へ。

 明日の退院時にはSK先生は不在とのことで、入院中の検査結果などSK先生からお話がある。

 今回改めて腎臓のレントゲンを見たところ、予想以上に大きかった。二つとも通常の1.5倍あり、こんなに大きい子は珍しいとのこと。
 MRIでは下垂体腫瘍はまだ小さかった。
 ということは、放射線治療よりもオペプリム(ミトタン)で肥大した腎臓の組織を潰すことが今のセントにとって一番必要な治療ということ。

 徐々に容量を増やしていたオペプリムだけど、今回の入院で中止した。
 なので退院後は数日デソパンでステロイドの分泌量を抑え、6月2日からオペプリムを再開することに。

 肺の石灰化に関しては、良くなるとも悪くなるとも何とも言えないとのこと。
 
 セントの皮膚表面の石灰化に関しては、治り具合が目で見えるのだけど、肺の中に関してはこれまで症例の報告などがほとんどないとのことだ。

 これに関しては、進行させないよう、上手く病気と付き合っていくしかないという。

 異常に高値だった白血球はほぼ正常近くまで下がった。

 一番気になるのが肝臓系の数値。
 ということで、食事は高たんぱく・低カロリーをとのこと。
 ゆでササミはOKだけど、バナナは止めてキャベツとかリンゴとかカロリーの低いものに換えようと思う。

 11時前に病院を出て、近くの駐車場に車を入れて、電車に飛び乗る。
 駐車場が予想外に混んでいたため時間がかかってしまい、授業に数分遅れてしまう・・・生徒諸君ゴメン・・・

 担当の授業が終了後、ボランティア(無給)で個別指導をしているんだけど、毎回、数人の学生がやってくる。担当クラス外の学生までもが作品を持参して創作の相談に来るが、誰であろうとやる気のある学生にはこっちも指導に熱が入るもので、ついつい時間が延び延びになって・・・

 午後4時前には私の担当授業は終わってるんだけど、その後の個別指導で学校を出るのが午後7時前になってしまった。

 獣医大近くの駐車場に車を取りに行き、帰り着いたのが午後9時過ぎ。
 考えたら朝から何も食べてない・・・
 けど、夜ご飯一口食べて、あとは爆睡してしまった

 

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セント、頑張りました!

2008-05-29 02:50:36 | 通院・治療の記録


(5月26日夕 ラブを連れてセントのお見舞いに行った帰り、小金井公園にて)


もう昨日になってしまいましたが、セントの面会に行って来ました。

な、なんと、ICUのケージの中でお座り出来るほど回復していました!

25日 深夜救急病院でハッキリ言って生存率は20~30%と言われ
26日 獣医大では、見た目にちょっと持ち直し、安心したのも束の間   
27日 ほとんど起き上がれずに、いつどうなってもおかしくないほど重篤に
そして
28日 「ヤマは越したようですね」とドクターが言ってくれました。

28日は家でいつも食べている茹でササミを細かく割いたものと、
銀杏切のバナナと、クッキーやボーロなど
セントの好きなものを持って行ったんだけど、
ササミもバナナも貪るように完食! ボーロもクッキーも食べました。

セントの生命力に驚嘆!

クッシング症候群は、
5月初旬からそれまでのデソパンからオペプリムに切り替えて
治療が始まっていたけど、
オペプリムの効果がまだ出ないうちに、
別の要因(唾液腺の損傷)で全身状態が悪化してしまいました。

クッシング症候群(ステロイド過剰生産)になると、
全身の免疫機能が低下するために、いろんな余病を併発してしまい、
クッシング症候群で命を落とすより、余病で命を落とすことの方が多いそう。

ともあれ、ひとまず食欲が回復したことで、セントは29日にでも退院できることに。

ただ、29日は映像の専門学校の講師の日で、朝から夕方まで学校。
なので、退院は30日の午後にお願いしました。
ICUの入院費、1日約2万円は痛いけど、
セントの命の安心のことを思うとお金には代えられません。

自宅で使うペット用のレンタル酸素吸入装置(酸素ハウス)は
30日の午前中に届く予定。

セントが帰ってくると思うと、昨日と今日とでは
地獄から天国に上った気分。
こんなに嬉しいものとは……

病状の方は、肝機能が相変わらず悪く、まだまだ油断は出来ません。
クッシングの治療は、
またデソパンに戻すかどうか29日朝、仕事に行く前に病院に立ち寄って
主治医の先生からお話があることになっています。

病気が治ったわけではないので、
手放しでは喜べないんだけど、
とにかく家に連れて帰れるということでホッとしています。

ご心配いただいた皆様、ありがとうございました!

★上下の写真は、26日夕方にラブと一緒にセントを見舞った帰り、
久々に小金井公園に行き、ポピー畑の前で撮りました。
 セントの病気にどうしても目が行ってしまい、
ラブのお散歩が疎かになってしまいます。
 そのお詫びも兼ねて、この日はたっぷりラブとお散歩しました。

 

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セント、ICUで頑張っています!

2008-05-28 09:04:43 | 通院・治療の記録

(写真:5月16日のセント)

長くご無沙汰してしまい、申し訳ありません。

もう少し落ち着いたらここ一ヶ月の治療経過など整理してUPしようと思っています。


セントは今、獣医大のICUで、頑張って病気と闘っています。

5月26日(月)、緊急で診ていただき、そのまま入院となりました。

昨日27日、面会に行き、ICUの中で頑張っているセントを見て、

ママは号泣してしまいました。

帰りの車の中でも、家に帰ってからも

ひとりで病気と闘っているセントのことを思うだけで、涙が止まらない・・・・

これを書きながらも、セントを思い、涙が止まりません。

でも、泣けば泣くほど、最悪の事態を認めてしまうようで悔しいので

もう泣きません。



今回の検査で、肺の中まで石灰化が進んでいたことが分かりました。

普通なら、呼吸に異常が見られていたはずなのに、
セントにはほとんど呼吸異常の兆候はありませんでした。

本当にじわじわと石灰化が進行していたので、
セントの体はそれなりに対応して、
一見、普通に呼吸が出来ていたのだろうということです。

食欲が戻りさえしたら、セントを家に連れて帰ります。

そのために、自宅用の酸素ハウスを用意しておくつもり。

早く、家に連れて帰りたい・・・

 

セントが家にいないと、体の半分が欠けてしまったようで
本当に寂しい・・・

あとの半分=ラブのためにもしっかりしなくちゃ
と自分を叱ってはいるんですが。

今日も、午後から面会に行ってきます。
セントの好きな、ゆでササミとバナナとセント専用のフリスビーを持って。

はやく家に帰って、また遊ぼう、セント。

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新しい先生とご対面

2008-04-24 02:49:01 | 通院・治療の記録

                    

          

4月23日 日本獣医生命科学大学動物医療センターへ。

3月27日にASCに行って以来、約1ヶ月ぶりの通院。その間はASCから送ってもらったお薬を服用していました。

新しくセントの主治医になっていただいたSK先生は内分泌科の教授。
これまで内科、放射線科&腫瘍科の先生方に診ていただきましたが、今度からは内分泌科の先生に確定。

2001年からの定期検査の結果一覧表、2006年にクッシングの症状が出始めてからこれまでの治療経過表、過去のACTH検査結果一覧表、今年3月4月の飲水量・食事時間表、などを準備して先生に渡しました。

短時間の内に記憶に頼って不確かなことを伝えるよりは、上記を見てもらえばセントの経過が正確に伝わりますから。

その他、最近のセントの大きな変化は・・・
初めてラブ姉ちゃんに対してマウンティング成功。
これまでたまにラブにマウンティングを試みてたけれどラブに振り落とされて不成功。
ところが1週間ほど前にマウンティング成功。足の筋肉がちょっとは強くなったみたい。

(メスとメスの)マウンティングは性行動よりも優位性を示威する意味の方が大きいようです。ということは、クッシングになってどうしてもセントに目が行き、セントを構ってしまうので、セントはラブよりも自分が優位な立場ということを自覚しているんでしょうか・・・

しかし、ラブも負けてはいません。セントにマウンティングされると、ラブもすぐにやり返す。でも、セントはラブの重みに耐えられずにカーペットの上にベタッと寝てしまうのでラブにとってはマウンティングのやり甲斐がないみたいで、結局、ラブはぬいぐるみのブーちゃんにマウンティング・・・

どうしても病気のセントの方に目が行ってしまい、「ラブはお姉ちゃんなんだから」といろいろ我慢させてしまっているようで、ラブのこと、もっともっと構ってあげなければとちょっと反省です

それから、喉から漏れていた水、ほとんど出なくなりました。

以上のことをSK先生に報告。

SK先生はセントの喉の水のことと、お尻付近に出来た脂漏症によるシコリ(腫瘍)が大きく腫れてきていることに注目。

今までは、喉の水も脂漏症のシコリもクッシングのせいで切開などの外科的治療ができないという事で後回しにしてきました。

しかし、SK先生はそれでは悪循環だとのこと。

コルチゾール後のACTH値の変動に関しては、間の1時間の過ごし方はほとんど影響ないそう。(どんな過ごし方をしてても構わないとのこと)
ACTH値に大きな影響を与えるのは、全身のストレス。

セントの場合だと、喉の破裂した部分の炎症とか、脂漏症の炎症とかのストレスが下垂体を刺激して、コルチゾールの分泌を促してしまうそう。

なので、本当はデソパンでクッシングは制御できているのに、他のストレスのために下垂体が刺激を受けてコルチゾールを出してしまうために、値が高くなってしまうということです。

今回、血液検査やACTH検査を行い、結果は明日(あ、もう今日)、FAXで届くことに。
その結果によって、コレまで通り投薬によるクッシングの治療と同時に、喉の水や脂漏症なども治していきましょうということになりました。

ところで、ドクターによると大学病院のデソパンの価格はかなりお高いという。
なんと、1錠あたりASCの二倍のお値段。
今のセントの服用量だと、他の抗生剤や甲状腺のお薬と合わせると、1日4000円以上になってしまう。

ドクターはそのことをとても気にして下さり、お薬だけはASCか、または他の動物病院で購入したらどうですかとのアドバイス。
ありがたいアドバイスです。

だって、お薬だけで月12万円っていうのは・・・厳しすぎますぅ!

そういうわけで、ASCに替わってホームドクターとしてお願いする予定の田無の動物病院にも通うことになりそうです。

今は、今回のACTHの検査結果が良好でお薬の量が減ることを祈るばかりです


 

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晴れのち曇りのち晴れ?(2)

2008-04-06 08:40:55 | 通院・治療の記録

      
     
(写真:ASC待合室。ラブねえちゃんとおばあちゃんと一緒に)      

3月27日 ASCへ。昨日お願いした通りまずACTH検査をやっていただく。
      コルチゾール注射後の待ち時間に、主治医が辞めた後の治療について
      いろいろと相談。

      今まで通りASCでの治療継続も可能ではある。ただこの場合、投薬治療
      だけだったら問題はないが、放射線治療となると当分は日本獣医生命      
             科学大学動物医療センターに通うことになる。
      よって、クッシングの治療はASCではなく、日本獣医生命科学大学
     動物医療センターの方で続けることに
決定。
      同時にかかりつけの一般病院も決めておかなければならないとのこと。
      セントの場合、喉の水の問題もあるので、それは一般病院で診てもらう
      ことになりそう。 なので、年末年始にASCの紹介でお世話になった
      田無のアニマル・ウェルネスセンター(AWC)にお願いすることに。

      日本獣医生命科学大学動物医療センターとアニマル・ウェルネス
      センターへは主治医が治療引継ぎの連絡をして下さり、次回の予約に
      関しては主治医からの連絡待ちとなった。

           

      ちょうどこの日、セントの次の治療予約に放射線治療の先輩のダックス
      ちゃんが来ることになっており、放射線治療のことをいろいろ聞いて
      みたらどうですかと主治医からのアドバイス。

      それで、そのダックスちゃんの飼い主さんにいろいろとお話を伺う
      ことが出来た。

      ダックスちゃんは11歳の時にクッシング症候群と判明。MRIでは
      下垂体腫瘍はそれほど大きくはなかったが、外科手術が出来ない現在
      (日本でのペットの外科手術は症例が希少)、最善の方法として
      放射線治療をを選択。
      1クール5回行ったとのこと。腫瘍が大きい場合は期間を開けてさらに
      1クール必要だけど、ダックスちゃんの場合は最初の1クールだけで
      下垂体が正常の大きさになり、それから2年後の現在、お薬(デソパン)
      は最少の量で健康な状態を維持出来ているという

       お話を聞いて、放射線治療の不安が飛び、希望の方が大きくなった。
       で、やっとやっと思い切って治療費のことを聞いてみた。
       実は、いつもは合理的に物事を考える私なのに、大学病院でも
       ASCでもお金のことはなぜか聞くことが出来なかった。
       どんなに費用が掛かっても“絶対にセントは長生きさせる”・・・
       その思いだけは揺るぎないので、聞いても聞かなくても、同じだと。
       相当かかるんだろうなとは漠然とは思っていたけど・・・

       で、実際に掛かった費用を聞いてちょっとショック。
       1クールで約50万円・・・つまり、放射線1回照射で10万円
       かかるそう
               3月25日のMRI検査で全身麻酔代が6万円近くかかっており、
       それに放射線照射代を加えて1回10万円か・・・

       そういえば、MRIが終わるのを待っている間、がん治療で放射線療法
       をしたというワンちゃんの飼い主さんといろいろお話をしたが、その方
       もがん治療に通院するたびに1回に10万円を用意していたと言って
       いた。

       命のことは、お金には代えられない。

       仕事頑張らなくちゃ、と改めて決意 

4月2日 仕事の引継ぎのためにASCに行っていた主治医より3月27日の
      ACTH検査の結果について電話がある。

     なんとなんと、結果は 3.9
     長いこと目標としていた5.0以下をクリアしている!

     主治医もこの数値には意外だったようで、この数値で放射線治療が
     必要かどうか、改めて日本獣医生命科学大学動物医療センターの
     ドクターと検討してみるとのこと。

     セントのコルチゾール後の数値は初めて検査した07年4月11日は
     65.3という驚異的に高い数値。今でこそ、いつ倒れてもおかしくない
           と思われる数値でゾッとするが、その時はまだクッシング症候群の
     ことがよく理解出来ておらず、かなり高い数値らしいという認識しか
     なかった。
     それから2週間後、投薬治療が始ってからの数値は2.7とこれまた
     驚異的に正常値内に下がった。それ以降は九州に帰省した直後、
           22.5と跳ね上がった以外は6.3~15.5の高値だが安全範囲内の
           数値だった。ところが08年1月23日に13.3だったのが薬を増量した
     にもかかわらず2月15日は28.1に跳ね上がり、放射線治療が最善
     ということになった。

     なのになのに、3月27日は3.9まで落ちた。
     とても嬉しいし、朗報なのだが、では放射線治療はどうするのか? 
           MRI検査では下垂体が正常よりは大きくなっていることは確かだし・・・。

     主治医によれば、3.9という数値から判断すれば、とりあえずは
     様子をみながら当分は投薬治療だけでもいいかもしれないとの
         ことだが。

     どっちにしても、クッシングの治療は大学の動物医療センターで継続する
           ことは決定だし、診断は大学の方のドクターに引き継がれることになる。

     ということで、現在は次回通院日に関して連絡待ちの状態。
     私としては、セントにとって最善の方法であれば投薬治療継続でも
         放射線治療でも、どっちにしても心の準備は出来てます。

     セント、頑張ろうね!

 

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晴れのち曇りのち晴れ?(1)

2008-04-06 08:33:30 | 通院・治療の記録

        

いろいろとご心配いただきながら、ご無沙汰になってしまい申し訳ありません。

何はともあれ、3月5日以降の通院・治療経過をまずはUPします。
なんとも紆余曲折でして・・・・・・

2月15日 ASC(どうぶつ皮膚病センター)にてACTH検査

2月23日 ACTH検査結果 28.1。

2月27日 ASC 薬(デソパン)増量 
        朝3/4錠、夕1/2錠(計75mg.)→夕の分も3/4錠(計90mg.)に

3月5日  ASC 薬(デソパン)さらに増量。
         朝夕3/4錠(計90mg.)→朝1錠、夜3/4錠(計105mg.)に

3月13日 日本獣医生命科学大学どうぶつ医療センターへ
         放射線&腫瘍科のドクターから、セントの現状とそれに対するいく
         つかの治療方法に関してお話をうかがう。
         その結果、放射線による治療開始を依頼。
         次回、MRI&CT検査を予約。

      この日、私はてっきりドクターから最善の治療法について断定的に
      診断を下してもらえるものと思い込んでいた。
      しかし、ドクターのお話を聞いているうちに、治療法の選択は患者
      が決定しなければならない
のだという、当たり前のことを実感。

        ASC主治医&大学ドクターによる現段階でのセントの状態 
      
      薬を増量したにもかかわらず、ACTH検査の数値が増加(悪化)して
      いることから、脳下垂体腫瘍が大きくなり、副腎へのステロイド
      生産の指令が薬でコントロールできなくなっている疑いがある

                                    

      この段階での治療は3通りの方法が考えられる。

      ①体重に対して使用できるギリギリの量までデソパンを増量
               して様子を見る(現状の投薬治療の継続)                           

      ※リスクACTH検査の数字が良くなったと安心していると、デソパン
       でステロイドの量が調整されているだけで、実際には下垂体腫瘍が
       大きくなっており、気がついたら(大きくなった下垂体腫瘍のせい
       で)神経症状が出るところまで悪化している、ということも起こ
       りうる。
 
      ②オペプリム(一般薬名:ミトタン)で副腎の組織を壊死させて、
       副腎の腫瘍を小さくしてステロイドの生成を抑える。     

      ※リスク:この薬は慎重に調整しながら投与しないと、副腎そのも
       の(全部)を壊死させてしまう危険性がある。そうなるとステロイド
       が生成されなくなり、突然死を起こす可能性もある。ASCの主治医は、
       この薬での治療の場合、毎朝、状態を電話で報告してもらい、
       薬の効果を日々チェックしながら投与しているとのこと。

      ③放射線療法 ステロイド生成の指令の大もとである下垂体の
       大きくなった主要部分を放射線で叩いて、正常な大きさに 
       戻してやる。                                                       
       そうすれば下垂体からの過剰な指令が副腎に行かずに、ステロイド
       を正常量にコントロールできる。

      ※リスク:放射線療法を行うにはMRIとCT検査が必須。そのためには
       全身麻酔をしなければならない。また、放射線治療にも全身麻酔が
       必要。全身麻酔の前には肝機能の検査など行い、全身麻酔に対応
       できるかどうか判断する。その検査結果がOKであっても、全身麻酔
       による事故というのは皆無ではない
。中には麻酔から覚めない
               まま亡くなってしまうというケースもある。放射線そのものより、
               全身麻酔に関するリスクがある。

       以上の中から、私は③の方法を選んだということ。
       それで、次回は放射線治療を前提としたMRIとCTの検査をすることと
       なった。
       昨年の4月、クッシング症候群の疑いが濃厚な時点で、病状を正確
       に知るためにMRIの検査をするはずだったが、事前の肝機能検査で、
       セントは全身麻酔に耐えられる状態ではないと判断されて、MRI検査
       は見送られ、超音波検査だけしてもらった。
       なので今回はセントにとっては初めての全身麻酔ということになる。

       “命”に関して、一か八かの危険な賭けはあり得ない。
       100%大丈夫とセントの生命力の強さを信じて、
              その方法を選択したつもりだ
        
3月25日 日本獣医生命科学大学動物医療センターにてMRI&CT検査。

      前日夕食以後は食べ物禁止。
      飲水は当日の午前5時頃から一切禁止。(クッシング症候群の場合、
      水を制限して脱水症状を起こしたら生命に関わるため、水はギリギリ
      可能時間まで制限できない)

      午前9時半病院へ。ドクターより説明の後『麻酔・検査承諾書』
      サイン。検査終了は12時~13時の間とのこと。
      初めての全身麻酔のため、何かあったらと思うと、待合室から離れ
      られず、13時まで待合室で待つ。
      前日九州から上京して来た母とラブも一緒に

            

      ドクターから、一旦外に出た場合は、戻った時点で受付に告げるよう
      言われていたが、ずっと待合室にいたため受付に名乗らず13時まで
      待ち続けてしまった。
      あまりに時間がかかりすぎるので不安になって受付へ問合せに行く。
      それでやっと名前を呼ばれる。
      ところが、セントは12時前には麻酔が覚めて、ドクターはずっと
      迎えの連絡を待っていたとの事。
      外に出ても出なくても、早めに受付に名乗り出るべきだったという
      ことにやっと気がつく。

      

      セントは全身麻酔の影響は全く感じさせずに、すこぶる元気!
      脳下垂体の大きさは約7ミリで、予想したより大きくなかった。

      (ドクターによると正常より“少し大き目”=腫瘍の影響とのこと)
                  

      ただし、初めてのMRIのため、比較数値がなくて、1年前と比べて
      どうかということは判断できない。
      この結果を受けて、治療法に関しては改めてASCの主治医と相談
      することになった。

      この時点で放射線治療に入るかどうかは未定のため、CT代は今回は
      請求なしとの事。もし、放射線治療に入るようであれば、その時に
      CT代を請求するという(ありがたい配慮に感謝

      本日の注意としては、麻酔後の誤飲を防ぐために、水は午後5時以降
      に、食事は午後8時以降にとの指示。

      遅い夕飯時、セントはよほどお腹が空いていたようで、むさぼるように
      食べた

3月26日 食欲、飲水量、様子の変化特になく、排尿排便も支障なく、いつも
         通りに元気。

      ASCの主治医の先生に電話し、無事検査終了を報告した。
      大学病院のドクターから主治医に昨日の結果のメールが入っており、
      主治医もセントの下垂体腫瘍が思ったより大きくなくてホッとした
      様子だった。

      このまま次回から本格的な放射線治療に入ることになるのだが、
      その前にもう一度だけACTH検査をお願いする。
      これで100%数値が上昇していれば、私もセントのために最善の
      方法として放射線治療を選択したことに悔いはないと思う。

      そして、そのあと主治医から出た言葉に大ショック。なんとなんと
      主治医は3月一杯でASCを急きょ辞めることになったというのだ。
      院長先生から、病院で一番クッシングの症例に詳しい先生と紹介され、
      すっかり頼り切っていたのに・・・
      主治医が辞めた後のセントの治療に関して明日相談する事に。(つづく)

 

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また、お薬増量です。

2008-03-06 08:28:38 | 通院・治療の記録

      

3月5日(水) ASCへ通院

早朝からPCを使って仕事をしていて、通院のためにこの一週間の飲水量と食事時間をパソコンの中の表に転記しようとしたら、なぜか突然PCがフリーズ状態に・・・
仕方ないので、メモをそのままもって行くことに。

天気も曇天で「今日は雨かな?」と気持ちも曇りがち。

ところが、出掛ける直前になって日が射してきて、外が明るくなってきた。
ラブも連れて行くことにして、急いで支度をして我が家を出発

待合室にはシーズーさんや中型犬などがいて、セントはそわそわ。
床の上に降ろしてやると、早速中型犬さんのところへトコトコ。ところが中型犬さんは積極的なセントにビビッて後ずさり 相変わらず好奇心旺盛、怖いもの知らずのマイペース・セントです

さて、診察の方、まずは喉の液の状態から。
ドレーン様の穴がちょうど良い具合(先生も感心するほど良い感じ)に開いているため、特に問題はなく、とにかく感染に気をつけるようにとのこと。

そして、ドクターから提案が。喉に当てている吸水パッドの使用前と使用後の重さを計ることで吸い取った排液の量が分かるので、計量してみてはどうかとのこと。

異議なし。なんだけど、ただ、お水を飲んだ時、飛び散った飲み水までも吸水パッドが吸い取っているようなので、パッドの重さをもって喉からの排液量とは限らないんですわ・・・
けれど、とりあえずは実行してみることにしました。

肝心の、獣医大病院での検査に関しては、昨年4月診ていただいた内科のO教授と話し合った結果、セントの今の状況ならO教授よりも、放射線・腫瘍科のF準教授に診てもらった方がいいということになり、F先生の連絡待ち状態だとのこと。

ここまできたら、主治医のドクターとF先生を信頼して、お任せするしかない、と腹を決めました。

検査がいつになるか分からないので、とりあえず10日分のお薬をいただく。

この日計ったセントの体重は 5.7kg
許容量内でデソパンを増量してみることになった。

朝夕共に3/4錠(90mg.)を朝1錠、夕3/4錠(計105mg)に増量。

効果が現れてくれることを、ひたすら祈るのみ・・・

お昼前、診察が終わった頃にはすっかり良い天気。

帰りは久々に小金井公園へ寄ってお散歩だぁ


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検査結果にママ、大々ショック

2008-02-29 15:52:38 | 通院・治療の記録

      
※昨日のセント。「セント」と声を掛けたら振り向いてくれました。

 【治療経過】

2月23日(土)

2月15日のACTH検査結果を電話で聞いて、絶句してしまった。

前回1月の数値は 13.3
治療開始以降、目標値は5.0以下。

飲水量は治療開始前後は(ラブと2頭分で)1000ccを上回っていたが、
治療に従い徐々に減少。
今年に入ってからは、(ラブと2頭分で)200cc台の日も多く、ACTH検査の値は
目標値に近づいているものと期待していた。

なので、1月の数値 13.3 はかなりショツクだった。

だが、今回2月の数値は正常値を超えてなんと前回の2倍以上の 28.1

次回改めて今後のことについて相談することに。

この日、ママは落ち込んで、セントを抱いて泣いてしまった・・・
そんなママとセントをラブ姉ちゃんが心配そうに見ていた

2月27日(水)

レントゲン検査をする予定になっており、指示通りに朝食を減量して早めにASCへ。

しかし、結局、レントゲン検査はせず。
検査結果から推測されるセントの状態に関してのお話しがある。

1月4日にデソパン増量 1日量 60mg.→67.5mg.
1月28日デソパン増量 1日量   67.5mg.→75mg.

上記のように増量したにもかかわらず効果が出ず、悪化している。

それから考えられる現状として推測できるのは

☆90%以上は脳下垂体性と推測され、脳下垂体にできた腫瘍が大きくなっており、
 薬によるステロイド合成阻害作用がコントロールできなくなっている?

☆薬のステロイド合成阻害作用が効かないほど副腎が肥大してしまっている?

それら推測される現状を検査するために

☆MRI検査をすれば下垂体腫瘍に関して、正確な状態が分かる。
 しかし、MRI検査の場合は全身麻酔が必要。
 セントの場合、全身麻酔はリスクが大きい。

☆MRI検査ができない場合、超音波、レントゲン検査をすれば副腎の状態が分かる。

よって、改めて 日本獣医生命科学大学付属動物医療センター にて検査を
してもらうこととなりました。
昨年4月に初めて検査をしてもらって以来の検査になります。

予約は主治医のドクターが取ってくれることになっており、現在連絡待ちです。

MRI検査に関しては、前回と同じく担当の教授の判断に任せることに。


予測される事態に関して、予測される治療方針。
☆下垂体腫瘍が大きくなっていた場合→放射線治療で腫瘍を叩く
 主治医の先生はこれまで2例、クッシングの子に放射線治療を行ったことがあり
 2例とも予後は良好とのこと。

 そのうちの1例は、セントよりも小さな子で、しかもACTH値は20以上だったそう。
 それでも放射線治療(全身麻酔使用)で寛回状態に持っていけたとのこと。

 放射線治療で下垂体腫瘍を小さくすれば、ステロイド分泌指令のコントロールが
 出来るようになる。
 その話を聞いて、最悪の場合、放射線治療も選択肢の一つに入れられそう。

☆腎臓腫瘍があまりに肥大していた場合→薬をデソパンから 
 OP’-DDD = ミトタンに変更する                
    良性だった場合、外科手術ができるが、悪性だった場合は全身転移の可能性
  がある。
  どちらにしても、手術を選択肢に入れない場合、選択的に副腎皮質の腫瘍細胞
  を破壊するミトタンを使用することで、腫瘍を小さくすることができる。

  しかし、ミトタンはデソパンより副作用があり、また投与量が多すぎると副腎
  そのものを破壊してしまい、突然死などの危険性があり、投与量の管理が
  とても重要になる。

大学病院での検査結果で、どの治療法になるか今のところ分からないが、検査予約が取れるまではデソパンを増量して待機しておくことになった。

 2月27日デソパン増量 1日量 75mg.→90mg

デソパンを増量して、飲水量がちょっと減った気がするけど。.

そんな風に、検査結果の数字に一喜一憂するママに比べて、セントは元気

ママも、数字だけを見てメソメソしないようにしなくちゃね

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