今日の支笏湖は更に水位が上がっていた。
バックスペースも取りづらく、更にアンカーを打ったところには枯葉がクルージング、
そしてフライに枯葉が絡んでしまう状態。
ちょっと釣りづらかったけど、枯葉のないなるべく沖の方にアンカーを打って、
ようやくキャストができるようになった。
そして、支笏湖のニジが僕のフライを咥えてくれた。
今日の支笏湖は更に水位が上がっていた。
バックスペースも取りづらく、更にアンカーを打ったところには枯葉がクルージング、
そしてフライに枯葉が絡んでしまう状態。
ちょっと釣りづらかったけど、枯葉のないなるべく沖の方にアンカーを打って、
ようやくキャストができるようになった。
そして、支笏湖のニジが僕のフライを咥えてくれた。
この間の大雨で支笏湖も影響を受けたのも例外ではなかった。
いつもの支笏湖なら湖色は鮮やかなブルーだけど、すっかり表情も変わりはて
ちょっと濁りの入ったグリーンへと化していた。
何十年と支笏湖に通い続けているけどこんなのは初めてかもしれない。
こんなコンディションだとマス達の反応はどうなのか気になってしまう。
そんな中、リトリーブを繰り返している手元にグンっと生命反応が伝わってきた。
引きからしてすぐブラウンだってことが分かった。
そして僕の支笏湖専用のネットに収めることができた。
その数分後にチビサクラもキャッチすることができた。
支笏湖もあと今年は何回行けるだろう。
道路脇には雪が付いている。
そうなるとクルマの止めれる場所は限定される。
風の冷たさと、そして水の冷たさと厳しい環境なのになぜか支笏湖に
通ってしまうのは僕だけ?
いや、支笏湖の大ファンで物好きな釣り人はまだまだいますね。
雪の重さに負けた笹藪が、僕が進もうとしている獣道を通せんぼをするように邪魔をする。
軽く積もった雪に足を取られないように一歩一歩確認しながら降りていった。
かじかんだ手で僕が一番信頼しているフライをティぺットに結び、いつもの様に
水の流れを確認しながらリトリーブを繰り返した。
早い時間から一発目のアタリを感じた。
大きくはなかったけど、ブラウンをキャッチした。
その後も、なんぼもしないうちに2回目のアタリ。
魚体は確認することはできなかったけど、先ほどよりは大きい。
でも、フッとティップに掛かったテンションを失ってしまった。
悔しかったけど、まだ時間もあると思い引っぱり続けたけど、結局ダメ。
まあ、支笏湖はそんなに甘くないですね。
今週始め、やっと初雪の便りが届いた。
北海道各地、初雪は例年に比べ遅れているようだ。
今年は変な天気が続きましたね。
夏は雨不足に秋は逆に雨の日が多く、その影響を受けたのも支笏湖も
例外ではなかった。
今シーズンの釣りも残り僅かとなり、僕は数少ないチャンスをものにしようと
支笏湖に向かった。
湖面は荒れていて風はかなり強く、そして大増水、Dループの分だけ前にでなければ
ならない為、かなり厳しい状況だった。
なんとか丁度よいストーンを見つけて、それに乗っかることができた。
そして、僕は風に負けぬようナローループを形成できるように意識をしながら
キャストを繰り返した。
まあ、かっこいいこと言っているけど、なかなかうまくはできないんだけどね。
今日は水がいい感じで動いていて、正直何かありそうな予感はしていた。
自分のイメージしている状況が一致している。
リトリーブを繰り返している手にグンっと生命反応が伝わってきた。
最初はそのまま手繰り寄せようとしたが、いつもと状況が違うのに気付いた。
即、テンションをキープしながら、手元のランニングラインをリールに収納して
リールとのやり取りが始まった。
何回かラインを出されながら、手元まで寄せるけど、またすぐ沖の方に走りだす。
1回目、2回目とライディングを失敗して3回目でようやくネットに収めることができた。
正直、いつバレてもおかしくない状況だった。
そしてネットに収まったのは、71cmのメスのブラウンだった。
僕にとっては70超えはトロフィーサイズ、支笏湖の女神は僕に最高の
プレゼントを贈ってくれた。