長年愛用されて来たパソコンOSWindowsXP「ウィンドウズXP」のサポートが、4月9日に終了します。
そこで、パソコン買い替えやOSに移行する方も多いと思います。
現在では最新OSはWindows10シリーズですがXPやはWindows7を長く使っていた方にはWindows10が使いやすいと思います。
今回はOSの豆知識とWindows7の機能などを紹介して行きます。
★【Windows7 各エディションの機能の違いについて 】★
まず、現在個人ユーザー向けに販売されている3つのエディションの機能のうち、主要となる搭載機能についてご説明いたします。
①Windows7 Home Premium(個人ユーザー向け)
・地上デジタル/BSデジタル/CSデジタルのデジタル3波に対応したWindows Media Center
・VistaのAero機能を進化させた、パソコンの操作がより快適になるAeroプレビュー/Aeroシェイク
・家庭内PC同士でのファイルやプリンターの共有が簡単に出来るホームグループ
・背景となる壁紙をお好みの写真で楽しめる デスクトップスライドショー
②Windows7 Professional(仕事と家庭向け)
・WindowsXP modeでのソフトウェアの動作
※ゲーム等は動作出来ません。詳細は後述します。
③Windows7 Ultimate(全ての機能を搭載)
・表示言語を35ヶ国語の言語に切り替えられる多言語対応
・ハードディスクのデータを暗号化して保護するBitLocker
・USBメモリなどのデータを暗号化して保護するBitLocker to Go
Vistaとのエディションごとの違いとして、Windows7ではProfessionalであれHomePremiumの全機能、UltimateであればProfessional+HomePremiumの全機能を搭載しているため上位エディションを買えば下位のエディションの全ての機能を使用することが可能となります!このため、お勧めは当然Ultimateエディションとなります。
★【Windows7の新しい機能/特徴について 】★
では、実際に搭載されている機能/特徴の中で、特に一般的に有効活用が可能となる主な機能についてピックアップしてご説明いたします。
①WindowsXP/Vistaを超えた起動・シャットダウンの高速化
Windows7では、WindowsXPに比べ約10%、WindowsVistaに比べ約40%もの起動時間の短縮を実現しております。また、シャットダウンの時間については、WindowsXPに比べ30%、シャットダウンについては高速なVistaに比べ約10%の短縮となります。パソコンを使う際、また出かける前などのシャットダウンの時間短縮により、利用者にとって不要な時間を大幅に削減しております。
②Aeroプレビュー
Windows7が搭載するAero機能であれば、タスクバーの右端の部分にマウスカーソルを合わせるだけで、現在開いている全てのウィンドウが透明化します。デスクトップに設置している
ガジェットや、ショートカットを即座に確認する事が出来るため非常に便利です。また、マウスカーソルを右端に合わせた上でクリックする事により、開いている全てのウィンドウを最小化する事も出来ます。
③Aeroシェイク
現在開いているウィンドウのタイトルバーをマウスでドラッグした上で、タイトルバーを左右に振ることにより、ドラッグしているウィンドウ以外の全てのウィンドウを最小化する事が可能となります。再度ドラッグして左右に振れば、最小化した全てのウィンドウを元のサイズに戻す事が可能です。
④WindowsXP環境でアプリケーションを起動するWindowsXP mode 。Professional以上のエディションで使用可能となるWindowsXP modeでは、Windows7に対応していないアプリケーションであってもWindows7上での起動が可能となります。この機能によりWindowsXPからのスムーズなOS切り替えを実現いたします。
※WindowsXP modeはDirectXには対応していないため、ゲームなどのDirectXを必要とするアプリケーションは、残念ながら使用することが出来ません。ご注意下さい。
また、OSを新しく購入するにはいくつかの購入方法があります。乗り換えや買い替えをお考えの方は是非、参考にしてみて下さい。
①店頭やショップで単品で専用箱に入っている「パッケージ版」でMicrosoft 社の無償サポートが付き、既にインストールし使用しなくなったパソコンからアンインストールすれば新たに購入したパソコンへインストールし認証されますので使用する事ができます。
②パソコンショップなどで単体パーツと一緒に販売許可されているOS「DSP版」でMicrosoft 社の無償サポートは付かず、購入したショップのサポートが基本になっています。DSP 版はおもに、メモリ・HDD・CPU・マザーボード・グラフィックボード・サウンドボード・インタフェースカード・FDDなどとセット販売されているOSで各安です。
ただし、セットで購入したパーツがそのパソコンに組み込まれていないと使用できません。逆に言えばそのPC パーツと一緒になら他のパソコンに移動させれば古いパソコンから新しいパソコンへと引越しが可能です。DSP版 Windowsはいろいろな商品と一緒にご購入頂けます。簡易パッケージ。
★DSP版を購入する際のコツは、他のパソコンにも流用でき、マザーボードに付いていない機能のインターフェイスカードなどや、耐久性の高い物などのパーツとOSセットがおすすめです。
③パソコンショップなどでパソコン本体にインストール(プリインストール)
されて販売される「OEM版」でこれもMicrosoft 社の無償サポートは付かず、購入したショップのサポートが基本になっています。「OEM版」は「DSP版」とは少し違い購入時のパソコンの主要パーツがすべて搭載されていないと認証されない為、使用出来ません。価格的には一番安いのですが購入時のそのパソコンが壊れてしまった場合などは、他のパソコンには基本的に「OEM版」のOSは使用できません。なを、簡易パッケージでインストールされているパソコン本体と一緒に同封されてきます。
一旦、インストールしたすべてのOSは期限内に認証手続き(PCからオンライン認証または電話での認証)をしないと使用できなくなります。(③番のプリインストールのOEM版も自宅にPCが届いてから認証をします。)
簡単に説明をすると認証とはそのOSが本物かどうか、または複数存在しないかどうかなどですがMicrosoft 社では認証時にそのOSの「プロダクトキー」で「パッケージ版」「DSP版」「OEM版」なのかがすべてわかりその認証データなどがMicrosoft 社によってすべて管理されています。
このためすでに認証されているはずのOSでは他のPCでは認証・使用できないようになっています。「DSP版」「OEM版」ではOSがパーツ固有の製品情報を記録するためそのパーツと一緒でないと認証・使用できない仕組みになっています。
これはOSのコピー・海賊版などを防ぐためです。ただし「パッケージ版」などでは複数のパソコンにインストールでき使用できるタイプの複数ライセンスのOSも有り、主に会社・企業などでの使用を目的とした製品です。もちろん、個人でも購入も可能です。
DSP版のOSをお取り扱い販売しているショップをご紹介。ショップによりOSと組み合わせ出来るパーツが違いますので自分に必要なパーツでしかも、他のパソコンにも流用出来るパーツなどがおすすめです。
ツートップインターネットショップ
フェイスインターネットショップ
マウスコンピューター
パソコン工房
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