歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

党是が泣いている。本気なのか自民党

2017-05-13 17:08:49 | 産経新聞の記事から抜粋

 

  

  

  自民党よ、いい加減に目覚めてもらいたい。単に代議士になりたくて自民党の方が有利だから、自民党に所属しているわけではないでしょう。自民党の党是をきちんと読み返して戴きたい。

  この憲法を押し付けられた時期は、まだ世界は白人が世界に君臨していて、憲法前文に書かれている諸国は、白人国家を指す言葉なのです。時代は大きく変わっているのに、自民党議員の鈍感さには大きく失望せざるを得ません。

  

  この憲法を読んで、第九条に対して何の違和感も抱かないのでしょうか。日本の再建を怖れた連合国が、到底会見できないような三分の二以上の賛成を得なければ会見できないという、今まで実現不可能と言われた喚問も今回は、奇跡的に得ているのです。

  確かに敗戦によって、既得権を得、喜んでいる自民党員もいるはずですが、この難関の三分の二という勢力が何度も訪れるとは限りません、共産党の言う出来もしない革命を唱えていれば済む党とは違います。国民に責任を持っている党であるから支持されているのです。

  自民党もかっての宮澤喜一氏や加藤紘一氏、河野洋平氏と言った親中派がいましたが、自民党はあくまでも保守党としての使命を持っているはずです。日本第一、日本の国益を最も重視し、国民の命と財産を守るべき使命を帯びているはずです。

     

  今を逃したら憲法改正は、日本人の手によっては変わらないかも知れません。今自民党は今までの首相の中でも、最も力のある安倍晋三という人材を得ています。しかし安倍首相も時には優しすぎます。美徳ではありますが、大事の前では邪魔になります。

  安倍晋三総理大臣もここは一番、いい子ぶらないで新年を通してもらいたいと思います。世論は安倍首相を支持しています。しかし最大の敵日本のメディアは、日本の味方ではありません。

  

  反対する連中は、話し合って分かる相手ではありません。そのための選挙であり、あんまり信頼は置けないが世論調査です。メディアが行っている世論調査ですから、実質は安倍首相の支持率はもっと高い筈だと思っています。

 

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【政論】 産経新聞・平成29年5月13日 付
改憲 問われる本気度 鈍い自民、党是が泣いている

  自民党は本当に憲法を改正するつもりがあるのだろうか。安倍晋三首相(党総裁)は憲法施行70年の3日、9条改正と2020(平成32)年の施行に意欲を表明した。

党内議論を経ておらず、24年の草案とは異なる内容で、唐突感は否めない。それでも、「自衛隊の存在を憲法に明記する」と明確に示し、9条改正実現の具体的な目標まで掲げた首相は歴代で初めてで、画期的なことだった。

  ところが、肝心の党内がついてきていない。例えば党憲法改正推進本部長代行の船田元氏だ。憲法に長年取り組む“憲法族”の船田氏は8日のメールマガジンで「もう少し慎重であっていただきたかった」と首相を批判し、こう嘆いた。

   

  「態度を硬くしてきた民進党が、最近ようやく柔軟さを見せ始めていた矢先に、今回の首相発言が舞い降りてきてしまった」

  今後も協調路線で進めた場合、改憲はいつ実現できるのか。設置から約10年が過ぎた憲法審査会は議論という名の「お勉強」を続け、改憲項目の絞り込みにさえ着手していない。

  責任は民進党に配慮し過ぎる自民党にある。「十分な議論が必要」との主張は、「憲法を改正しない」と同義語に聞こえる。

  民進党はさっそく船田氏を利用した。長妻昭元厚生労働相は8日の衆院予算委員会で、首相批判の文脈で「船田さんももっと慎重にしてほしいと言っている」と紹介した。

“憲法改正停滞”のための利敵行為でしかない。船田氏は12日も記者団に「今後は首相にも十分、発言に節度をお持ちいただきたい」と述べた。

  石破茂前地方創生担当相は、草案と異なる「9条3項の加憲」を提案した首相を「敗北主義だ」と痛烈に批判した。重鎮の伊吹文明元衆院議長は、党内議論を経ない首相の表明に「残念だ」と苦言を呈した。

  

  党の草案と異なるならば速やかに議論を始めればいい。首相が12日に保岡興治憲法改正推進本部長に改憲原案の作成を直接指示したのは一歩前進だが、これで安心してはいけない。

  

  憲法改正のために昭和30年に結党した自民党は、綱領の筆頭に「新しい憲法の制定を」と掲げている。にもかかわらず、62年経過しても目的を達成していない。

綱領に「革命」を掲げながら、いまだに実現のあてもない共産党をまさか模倣しているのか。「党是」の看板が泣いている。

(酒井充)

 

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  ここに出てくる名前は、やっぱりあの人かと想像できる人たちです。しかし今回韓国の大統領が、反日を売り物にし、チャイナもメディアではほとんど報じませんが、尖閣諸島に、今の内とばかりに、戦艦まで押し寄せています。

  まるで百田尚樹氏著の『カエルの楽園』の世界が、すぐそこまで押し寄せています。憲法前文に書かれたころのチャイナは諸国の仲間にも入っていない、発展途上国だったのです。

  

  北朝鮮のお笑い核爆弾に対しても一喜一憂しなければならない、日本の欠陥憲法の存続を誰が喜んで支持しているか、それを考えれば一刻も早く改正すべきです。

  モタモタしていると何が起こるか分かりません。自民党も何かを怖れているものがあるのでしょうが、最大の敵は内部にあるなどと言う事が無いように、有権者はキッチリ見分けなければなりません。

 

 


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