歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

憲法七十歳、何がめでたい

2017-05-03 12:02:15 | 産経新聞の記事から抜粋

 

    日本国憲法施行七十周年記念式典の植樹式に臨む国会議員ら=4月26日午後、東京都千代田区の憲政記念館(斎藤良雄撮影)

 日本国憲法施行七十周年記念式典の植樹式に臨む国会議員ら=4月26日午後、東京都千代田区の憲政記念館(斎藤良雄撮影)

  

 今日の産経新聞の一面トップ記事がここに書かれている記事です。阿比留記者の『極言御免』のタイトルこそついていませんが、ネット版ではこのキャッチフレーズがちゃんとついています。

  産経新聞の姿勢が憲法改正について、他の新聞とハッキリ区別できるだけでもこれはこれで素晴らしいことですが、常にその対象としてドイツが引っ張り出されます。同じ第二次大戦の敗戦国ながら、ドイツは59回も憲法を変え、日本は一度も変えていないと言う所に視点を置いています。

   

  59回とは小さい改訂も含めての数でしょうが、多分その数の多さを強調しているものと思われます。強引に押し付けられた憲法を変えられない日本の政府は一体何をしている。だらしが無いではないかというニュアンスが感じられます。

  しかし地理的条件もあるでしょうが、不思議なことに欧州は外国と地べたが繋がっていて、日本のようなやわな憲法では生きていけない事情もあるのでしょうが、日本は根本から治すという事をせず、応急処置と誤魔化しの解釈で、此処まで来ましたが、どちらの国も無事にここまで来たという事実は何よりです。

  

  しかし日本の憲法で我慢ならないことは、ちゃんとした日本語で書かれていないという事です。しかも敗戦国であった日本は最後まで戦い抜く大和魂という、相手が恐れる民族的特性を持っていました。当時の占領軍が恐れたのは、この日本独特の精神をぶち壊し、戦えないようにする憲法を雑な日本語で綴りました。

  この憲法はいろいろな意味で欠陥があります。その意味からいえば、まだこの不完全な憲法を、未だに持っているということ自体、まことに恥ずかしく、目で宅間何ともないというのが本音でしょう。

 

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  産経新聞・平成29年5月3日 憲法記念日 付

  

【阿比留瑠比の極言御免】 一面トップ記事
「70歳。何がめでたい」 施行70周年を迎えた日本国憲法

  93歳の作家、佐藤愛子氏のベストセラーとなったエッセー集『九十歳。何がめでたい』をもじって言えば、「70歳。何がめでたい」となろうか。3日、施行70周年を迎えた日本国憲法のことである。

    

  現行憲法は、占領下に連合国軍総司令部(GHQ)の占領政策を担う若手民政局員らが、ごく短期間で草案を書き上げた。しかもそこには、日本の非武装化・弱体化を狙う明確な意図すら込められていた。

  そんなものを、われわれは後生大事に70年間も神棚に飾って信心し、全く手を触れずにきた。何とも「おめでたい」話であり、とても祝う気にはなれない。

  とはいえ、時代は徐々に変わり、産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の4月の合同世論調査では、憲法改正に賛成の人が52.9%(反対は39.5%)に上った。昨年11月の調査に続き、すでに過半数を得ている。

  国会では、衆参両院の憲法審査会で憲法をめぐる諸課題が議論されている。ただ、与野党の幅広い合意を得られる改憲項目を見いだすため、その歩みが遅々としているのは否めない。

避けられぬ「9条」

   そもそも国民投票で賛否を問う憲法改正項目については、「1回で3条項前後が常識的だ」(自民党憲法改正推進本部の保岡興治本部長)とされる。

  具体的には現在、(1)首都直下型地震など大規模災害や有事に備える緊急事態条項の盛り込み(2)自衛隊に関する記述がなく、憲法学者の約3分の2が自衛隊違憲説を採るなど現実との不整合を生んでいる憲法9条(3)教育無償化-などが俎上に載せられている。

  中でも9条に関しては、安倍晋三首相は周囲にこう語っている。

   

 「自衛隊の位置づけの問題も含め、避けては通れないというのが私の考えだ」

  特に「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」と定める9条2項は、ただ戦力を持たないと突き放すばかりで、どうやって国民の生命・財産を守るかの言及はない投げやりで無責任な条文である。

  こうした喫緊の課題を含め、憲法が少しずつでも改められていくならば、それは憲政史上画期をなす一歩であり、大きな意義があることは間違いない。

悲哀まぶした前文

  ただ、仮に9条への条文追加や緊急事態条項盛り込みなどの部分改正が成し遂げられたとしても、それはゴールではない。

  現行憲法には、89条で禁じられている私学助成が制度として存在する矛盾や、基本的人権を「侵すことのできない永久の権利」とうたう11条と97条の重複、日本語のおかしさなど、手を入れるべき箇所はたくさんある。

  何より「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」と掲げる前文は罪深い。存在しない子供じみた絵空事を国の最高法規で説くことで、9条2項と連動し、日本人のモラルと国際感覚、現実認識をゆがめてきた。

  北朝鮮の軍事パレードで公開された、新型ICBM用の可能性がある発射管付き車両(共同)

 

  厳しく叱られた子供が、卑屈に大人を見上げて「もう悪いことはしません。言うことを聞くいい子になります」と許しを請うているようなみっともない文章である。米国憲法や国際宣言を切り離し、敗戦国の悲哀をまぶしたような前文は一刻も早く改めたい。

  国民主権、基本的人権の尊重、平和主義という基本的な原則は守りつつも、憲法には全面的な改正の必要がある。

 

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  憲法前文と言えば、まず目に飛び込んでくるかなり覚えやすい文言ですが、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼し・・という諸国民とは当時は白人国家を指していたという説もありますが、今現在の諸国とは特亜三国という、当時としては国として体をなしていない存在だったのです。

  

  しかしここの日本語訳はひどすぎますし、現在もこの文書を直さないで使っている日本の政府は怠慢以外ありません。日本の日本足るべき美点は、約束は守るという事です、ですから一度決められた憲法を直すとなるとこれだけ意見も分かれますが、日本の生存を考えるとき今の憲法で世界に通用するか。

  そろそろ地球上に住む、人類が属する、国家というもの自体が、溶け始めて、それを何とかまとめようとしているのが、ナショナリズムの勃興です。憲法記念日とは、憲法発布を祝す日ではなく、憲法を考える日にしたいし、どのような憲法を作ればよいかを、振り絞って立ち直らせる日にしたいと思っています。

 

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