歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

3つの謎…なぜこのタイミング、本当に失敗だったのか

2017-04-30 00:15:04 | 産経ニュースから記事を拾う

 

         長崎県・対馬の南約60キロの海上を日本海に向けて航行する米原子力空母カール・ビンソン=29日午前7時58分(共同通信社機から)

 長崎県・対馬の南約60キロの海上を日本海に向けて航行する米原子力空母カール・ビンソン=29日午前7時58分(共同通信社機から)

 

  バカなのか鈍いのか、それとも夜郎自大なのか見当もつかない弱小国が、盛んに世界に向かって吠えたてています。周りの国は、意気地がないのか、ただ優しいのか、まだ見守っています。

  今日のどこかのテレビで、解説者が金正恩将軍様は、先代の遺言を守った政治をして居るという、新しい意見を聞きました。そういえば何となく納得いきますが、貧乏国が生き残るためには核保有国になる以外に生き残れないという遺言を実行している。

     北朝鮮がミサイルを発射したとのニュースで、北朝鮮軍の行進の映像を流すニュース画像=29日、東京都内(AP)

  北朝鮮がミサイルを発射したとのニュースで、北朝鮮軍の行進の映像を流すニュース画像=29日、東京都内(AP)


  大阪城の秀頼のように、大阪城を出るなという遺言を守っているのと同じですが、それでも優しい世界の状況を試しているのでしょうか。それとも自国民に、いいところを見せたいだけなのでしょうか。

  今度はロシアが後ろで万景峰号などを中心に、関係を深くしているような印象操作をしていますが、生き残るためといっても、北朝鮮国ではなく、金一族の事ですが、何とも言いようのない破廉恥な行動を平気で通すつもりのようです。

  平和な日本はミサイルを撃ったとのニュースを聞いて都営地下鉄を一時止めたそうですが、中々味のあることをやりました。何か身近で体験しなければ、北朝鮮が今危険だなどという事を知ろうともしないし、太平楽のお花畑で浮かれているだけです

    運転見合わせを伝える東武伊勢崎線の電光掲示=29日

 

 

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 【北ミサイル】産経ニュース・平成29年4月29日付
3つの謎…なぜこのタイミング、本当に失敗だったのか ちらつくもう一つの大国の影

  【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権はなぜ、トランプ米政権が対北圧力を強める最中にあえて弾道ミサイルの発射を強行したのか。

  権威付けを図るはずの発射が不可解にも4回連続の失敗とみられている。国際的孤立を深める中、核・ミサイル開発を推し進める背後には、米中とは別の大国の存在もちらつく。

 ■なぜ発射?

  北朝鮮は、日米韓が軍事的挑発を警戒した朝鮮人民軍創建85年の25日に核実験などに踏み切らなかった。それが29日には、国連安全保障理事会でティラーソン米国務長官が主宰した閣僚級会合にぶつけるようにミサイルを発射させた。

   

  朝鮮労働党機関紙、労働新聞は同日、「核弾頭を搭載した戦略ロケット(ミサイル)の最終目標は米本土だ」と原子力空母を朝鮮半島周辺に向かわせるなど圧迫を続けるトランプ政権に警告した。だが、口先だけの威嚇で終われば、国際社会に米の威圧に屈したとの印象を与えかねない。

  米本土を狙う大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射示唆には、強い反発を示したトランプ大統領も、これまでの中距離弾道ミサイルの試射には、極端な反応を見せてこなかった。

  中距離発射では、トランプ氏が武力行使を判断する「レッドライン」は越えないと見越した上で、トランプ政権の出方を試そうとした可能性がある。

  だが、結果は空中爆発した失敗だったとみられている。3月22日以降、4回連続失敗したことになる。韓国軍関係者は、技術的欠陥が原因との分析を示す。

  米軍がサイバー攻撃を仕掛け、ミサイル発射を妨害しているとの観測もある。

  米紙ニューヨーク・タイムズによると、2014年に当時のオバマ大統領がミサイル発射に対するサイバー攻撃強化を指示。

   北朝鮮は昨年、中距離「ムスダン」を8発発射したが、成功は1回にとどまった。ただ、ミサイル自体のプログラムは外部から隔離されており、米韓の専門家は、サイバー攻撃の成果だとの見方に懐疑的だ。

  北朝鮮が意図的に爆破させた可能性もある。トランプ氏のレッドラインを意識し、故意に飛距離を制限した可能性も否定できない。失敗にせよ、意図的にせよ、日韓の専門家は「実験を重ね、技術を前進させている事実に変わりがない」との認識で一致している。

 ■背後の大国は?

 国際社会が制裁を強める中、正恩政権はなぜ平然と核・ミサイル開発を続けられるのか。4回目の核実験を受けた昨年3月の国連安保理の制裁決議前に核・ミサイル開発に必要な資材を確保したとの見方がある。

  AP通信は、平壌で19日からガソリン販売が一部制限され、価格が急騰したと報じた。消息筋は、価格の高騰を否定するが、中国の習近平政権が現実に、トランプ政権が求める原油供給の停止に踏み切れば、北朝鮮経済を直撃し、正恩政権の足元が揺るぎかねない。

   

  そうした中、ロシアは5月から極東ウラジオストクと北朝鮮北東部、羅先(ラソン)間に貨客船「万景峰(マンギョンボン)」を使った定期航路の開設を決めた。

     

    北朝鮮は冷戦時代、中国と旧ソ連の対立に便乗し、双方から支援を引き出した。マカオの秘密資金口座が米の金融制裁で凍結された後の07年には、プーチン露政権が露中央銀行などを経由した資金の返還を提案し、助けの手を差し伸べた。

  今回、米中が対北制裁強化で足並みをそろえた場合、ロシアが安保理で北朝鮮擁護に回る可能性がある。国際社会が実効性のある対北圧力を打ち出せるかは、プーチン政権が鍵を握っているといえそうだ。

 

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  アメリカのトランプ大統領は、今ニヤニヤしながらチャイナの習近平の動きに注目しているでしょう。この前の会談で、食事中にシリアに59発ミサイルを撃ち込まれた話を聞いて、10秒間固まってしまった習近平は、それに賛意を示してしまったからです。

  次は北朝鮮の番だと言う恫喝に、その場は縮み上つた、ことでしょうが、チャイナは北朝鮮にどう出るか、ロシアに乗り換えられるか、チャイナ自身が張子の虎なのですから、頼られたってどうする事も出来ないでしょう。

  早く斬首作戦の実行を急いでもらいたい気持ちですが、アメリカにもアメリカの都合があります。日本はどうするか日本自身が決めるつもりの覚悟が必要です。安倍首相は毅然という言葉を使いましたが、日本国民は毅然とした態度で対応すべきです。


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