歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

中国は北朝鮮制御の「必殺の剣」を決して抜かない

2017-05-19 10:47:20 | 産経ニュースから記事を拾う

 

             

 

  石平氏はチャイナの事は日本人には計り知れないほど分かっている人だと思っていますが、石平氏の日本での執筆活動は、チャイナについて知っているようで知らないことが多く有るからでしょう。

  実際、アメリカも日本も、チャイナの北朝鮮に対する対応を、いぶかしげに注目する以外にない状況が続いています。要するにチャイナは、訳の分からない部分が多すぎて、世界中が、ある意味振り回されている状態が続いています。

    18日、ロシア極東ウラジオストク港に到着した北朝鮮の貨客船「万景峰」(共同)

    18日、ロシア極東ウラジオストク港に到着した北朝鮮の貨客船「万景峰」(共同)


  チャイナは強かです。ぼんやりとした謎を振りまいて、国力を実際以上に見せようとする術は、この大陸に住み着いた人間集団の生き抜くための、伝統的な技であり宿命みたいなものでしょう。

  しかし、今現在のチャイナの置かれている現況は、このチャイナを収めている共産党政府にとって、致命傷になりかねない位の危機的状況でもあります、自分たちの安全第一の政治をしていますが、人民の安全はとっくの昔に無くなっています。

    

  とにかく人民の生存空間が無くなりつつあるのです。昔からこの大陸に住む住民は、時の権力者は彼らの敵でもあったのです。

  今でもチャイナ共産党北京政府は、人民軍よりも、公安部の方に力を入れていると言われています。何度も大衆の反乱で、皇帝は追われ、次の皇帝も暖衣飽食、助平の限りを尽くし、民衆から追われる立場になると山本夏彦翁がよく言う言葉です。

  今の世界の中で、チャイナに対して侵略の意思を持っている国はあるでしょうか。北朝鮮の行動は、金王朝の生き残りのためとはっきり分かっていますが、チャイナが軍拡を世界にプロパガンダする理由は、アジアの覇権を握ろうとするのを邪魔されないためでしょう。

  北朝鮮とチャイナの関係は、あくまでもチャイナ共産党北京政府の生き残るために、都合よく利用されていたのでしょう。金王朝が滅びようがチャイナ共産党にとっては、如何でも良いが、潰れてしまってはチャイナに大きな影響が出る。

     

  誰がどんなに非難し様とも、チャイナは北朝鮮に、生き残れる最低限の援助を、していたことは、世界に避難を北に向けさせ、自分を守ろうとする、相変わらずの伝統的チャイナの作戦でしょう。

  それほど、北朝鮮はチャイナにとって、必要な存在なのです。

  今ほどチャイナが危機を迎えている時期はないと言われています。今までのようにアメリカの態度がインターナショナルな指針を改め、ナショナリズム的方針に変えたためです。アメリカ国益のためなら、躊躇いもなく北朝鮮の斬首作戦もやると宣言しました。

  偉そうにしていますが。習近平主席も、太子党出身で、自己保身の為、アメリカに向かって弱気になっています。チャイナの持っている唯一の武器は十五億ともいわれる人口ですが、チャイナ共産党に属する人口は一億と言われています。

 

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 産経ニュース・平成29年5月18日 付

      

【石平のChina Watch】5月18日

 新聞タイトル・中国にとっての北朝鮮問題

中国は北朝鮮制御の「必殺の剣」を決して抜かない トランプ大統領はそれが分かってきた

  今、北朝鮮問題への中国の関与が世界的に注目されている。米トランプ政権が問題解決へ向けて中国の役割を大いに期待していることは周知の通りだ。

   ならば中国は果たして、期待されるような働きをしてくれるのだろうか。中国にとって北朝鮮、あるいは北朝鮮問題とは何か、を見てみよう。

  北朝鮮は以前から、中国にとって「話を聞かない厄介な弟分」という面は確かにある。しかしその一方で、中国からすれば北朝鮮は、さまざまな利用価値のある「貴重な存在」でもある。

  例えば、鄧小平時代以来の中国の歴代政権が最も重要視している対米外交において、北朝鮮は時々、中国にとって有効なカードの一枚になるのである。

   北朝鮮が何らかの際どいことをやって暴れ出すと、アメリカは必ず中国に頭を下げて協力を求めてくるから、その分、中国のアメリカに対する立場が強くなる。

  今の米中関係はまさにそうである。当選した当時、中国に対して厳しい姿勢を示したトランプ大統領は、徐々に態度を変え、習近平国家主席に「絶対的な信頼をおく」と公言するまでに至っているが、

   大統領「豹変(ひょうへん)」の背後にあったのが北朝鮮危機であることは明白だ。ある意味では、北朝鮮危機のおかげで習主席は、本来なら中国に向けられたはずのトランプ政権の矛先をうまくかわすことができた、ということである。

    

  世界に脅威を与えている北朝鮮の核保有も、中国の目からすれば別の意味を持つものとなる。

  北朝鮮の核が世界にとって脅威であれば、あるほど、その脅威が現実的なものとなれば、なるほど、アジアや世界に対する中国の軍事的脅威は影を薄め、忘れられてしまうからである。

  実際、今年に入って北朝鮮危機が高まって以来、中国が南シナ海で何をしているかは、もはやアメリカやアジア諸国の関心の焦点では無くなっている。

  そういう意味で北朝鮮の核の脅威は、中国が自らの覇権主義戦略をひそかに推進していくための「隠れみの」にもなっている。

  北朝鮮の存在と脅威が中国にとってそれほど有用なものであるなら、習近平政権は決して、北朝鮮問題の完全解決に本腰を入れようとしないであろう。

  実際、この原稿を書いている12日現在まで、中国が問題解決のために奔走した痕跡はまったくないし、北朝鮮の核放棄に向かって何かの決定的な解決策を打ち出したこともない。

 中国の王毅外相に至っては、「解決の鍵は中国の手にはない」と強調する一方、「北朝鮮危機が制御不能となる可能性がある」と、まるで傍観者であるかのような振る舞いに徹している。

   

  つまり中国は、本気で北朝鮮問題を何とかしようとは考えていない。それもそのはず、北朝鮮が「問題」であって「脅威」であるからこそ、中国にとって利用価値があるからである。

  北朝鮮問題が完全解決された暁には、中国は一気に、対米外交における最も有力なカードと、自らの拡大戦略推進の「隠れみの」を失うのである。

  したがって習近平政権は、トランプ大統領に協力する素ぶりで「努力」しているかのように見せているが、石油供給の完全停止など、思い切った北朝鮮制御の「必殺の剣」は決して抜かない。

  おそらくトランプ大統領はそれが分かってきており、習主席が、もはや頼りにならないと悟ったからこそ、金正恩朝鮮労働党委員長との直接対話の可能性に言及して、それを模索し始めているのだ。

   

  しかしもし、トランプ大統領と金正恩氏との直接対話が実現し、北朝鮮問題解決の道筋がつけられた場合、習主席自身が世界一の「信用できない男」になってしまうだけでなく、トランプ政権の矛先は再び中国へ向けられることになろう。

 

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  チャイナは今困っています、外貨はどんどん減っていると言われています。資金を集めようとして設立したAIIBも日本とアメリカが参加しなくて、そのままバスは動かず、締め切りはとっくに過ぎたのに、未だに未練たらしく日本に参加を求めてきています。

  

  今日本が心がけなくてはいけない事は、軍事的に憲法がどうあろうと、国民の命と財産を守るため、北朝鮮の動きをあらゆる方法で把握し、日本に向けた攻撃がある前にそれを叩き潰すことです。チャイナの恐怖を必要以上に煽るメディアにも知らせないでです。

  メディアはチャイナの手先です。メディア自身正義のつもりで、チャイナや韓国、北朝鮮の側に立ち、日本を責めるのが、日本の為だという長年かかって洗脳された、日本悪漢論に染まらなければジャーナリストとは呼ばれないという、実に特殊な人物達です。

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