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BARホンダ、F1第16戦ベルギーGPでの好成績を狙う

2005年FIA F1世界選手権
第16戦 ベルギーGP

レース・プレビュー
 前戦イタリアGPは、非常にフラストレーションのたまる結果となってしまった。しかしこの週末には、すぐにベルギーGPが控えている。気持ちを切り替えて、ヨーロッパラウンド最後のレースに臨まなければならない。

 前戦イタリアGPでは、2列目グリッド独占という今季最高の予選を経て、レース序盤は快調そのものだった。好結果の期待をフイにしてしまった問題の原因がどこにあったのか、B・A・R Hondaは徹底的に究明を行った。苦戦を強いられた超高速コースのモンツァから一転、スパはより多くのダウンフォースを必要とするサーキットである。2週間前に行われたテストでは、ベルギーGPに向けて好感触が得られている。

 スパ・フランコルシャンサーキットは、2本の非常に長いストレートと低中速から高速までのコーナーが絶妙に配置され、さらにアルデンヌ山中の変わりやすい天候が、しばしばレースをいっそうエキサイティングなものにしてきた。あまりにも有名なオールージュの急勾配では、通常の横方向のGに加えて、縦方向にも大きな重力が加わる。エンジンにもドライバーにも、非常に過酷なコースである。

□#3ジェンソン・バトン
「スパは一言で言うと、悲喜こもごもだね。2000年のデビューシーズンは、ここで3番グリッドを獲得できて嬉しかった。去年も予選は悪くなかったけれど、スタート直後の1コーナーでフロントウィングを失って、ピットに入らざるを得なかった。それでもクルマは悪くなかったから、表彰台を期待していたんだけど、タイヤバーストで大事故に見舞われてしまった。そんなこともあったけれど、でも今年のクルマはこのサーキットに合っているから、この週末は好結果が期待できると思う。それにここは長い歴史があるし、何と言っても代表的なドライバーズサーキットだからね。他のどんなコースにもないコーナーがあるし、ここでのレースが本当に楽しみだよ。」

□#4佐藤琢磨
「ここはあらゆるドライバーの、お気に入りのサーキットです。非常に攻めがいがあるし、高速コーナーもたくさん備わっている。F1マシンで走っていて、本当に楽しいコースです。ダウンフォースに関しても、非常にユニークですね。モンツァほど低くはなく、他のサーキットほど高くもない。実際のところ、モントリオールに似たレベルでしょうか。最近のテストでは、そのセットアップで良いタイムが出せてますし、全体のパッケージは悪くないはずです。」

■ジル・ド・フェラン(スポーティングディレクター)
「ここはチームとドライバーの力量を試される、レースしがいのあるサーキットだ。全19戦の中で、伝統の点では1、2を争う。と同時に、走る楽しさと難易度の高さも、依然として群を抜いている。ここはハンドリングのバランスと直線スピードの両方が求められる。その意味でも、非常にチャレンジングだ。我々はここに向けて、新たなバージョンのエンジンと空力パッケージを投入する。ここでの好成績を期待している。」

■中本修平(エンジニアリング・ディレクター)
「スパのレイアウトはモンツァより、我々のマシンに向いているはずです。ですからより強力なレースを戦えると期待しています。新しい改良型エンジンも投入しますし、ポジションアップに貢献してくれると思います。」

■サーキット情報
 ベルギー・アルデンヌ山中に位置するスパ・フランコルシャンサーキットは、何よりもオールージュの偉容が見る者を圧倒する。1924年に最初のレースが行われて以来、F1の歴史に欠くことのできないサーキットとなっている。全長6,976kmのこのサーキットは、全19戦中最長のコースでもある。アップダウンの連続と、難易度の高いコーナー。ここがF1ドライバーたちにもっとも賞賛されてきたのは、決して理由のないことではない。


(ホンダプレスリリース)
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