愛鼬たちの回想録!

今は亡き8フェレたちに導かれて、全ての始まりであるこの地に再び舞い戻って来ました。

また管理人さんが亡くなってしまった・・・

2017年07月11日 | 刹那を生きる

 

(ご協力頂ける方はこのままの文章で構いませんのでブログに
掲載お願い致します)





7月11日(火) 晴れ お仕事

   昨年10月末に当社から近いマンションの管理人が倒れ
今年5月までそこに張り付いて代行業務の傍ら前管理人の
業務の洗い出しを全て終えマニュアル化して新管理人に
引き継いだのがGW過ぎの事だった。


  このマンションのフロント担当は所長だったが、無事に
引継ぎを終えまた浜松営業所に戻って仕事をしていた。
そんな矢先にまた所長の管理物件で管理人が亡くなった。


   最初に入ったマンションの管理人は昨年10月に倒れて
今年3月に亡くなった。享年75歳で末期癌だった!
そして今度の管理人は管理事務所で顔を合わせた10日後
急逝した。70歳とまだ若くおそらくは胃癌だったと思う。


   その管理人さんとは6月16日会って話したばかりだった。
管理人さんは当日午後に急に休みを取っていたのだが
病院で胃カメラを飲んだ帰りにマンションに寄ったのだ。


  管理人さんは最近食欲が無く5kg以上痩せたと言う。
顔色が悪く血の気が無く真っ青だったにも関わらず
午後から急に休んだので私に謝罪に来たのだった。


  「大丈夫ですか?無理しないで下さいよ」
 
  「20日に検査の結果を聞きに家族同伴で来てくれと
    言われたんだ」

  「それは心配ですね。とにかく無理しちゃ駄目です。
    私がフォローで代行に入れば良いですから
      とにかく今は身体を休めて下さいよ」

  「悪いね。あ、そうそう友達から貰った缶ビールがあるから
    良かったら持って帰ってよ!俺飲めないから」

管理人さんはそう言うと管理室奥の応接室から缶ビールを
持って来て私に差し出した。

  「ご馳走になります」

  「そう言えば息子にスマホを買って貰ってさあ。
     今までガラケーだったから操作を勉強しなくちゃ」

そう言って鞄から新しいスマホを取り出して触わり始めた。
 
 暫くして管理人さんは

  「そうだ!今のうちにここのマンションの事教えておかないと」
そう言って立ち上がり私をマンション内の各設備へと案内して
色々と教えてくれた。

  1時間ほどして管理人さんは帰った。
それがその管理人さんのお別れのご対面になってしまった。

  20日の検査結果の日に管理人さんはそのまま入院した。
27日またそのマンションに朝から代行に入った。
1階の廊下の掃き掃除をしていると住民に声をかけられた。

  「ねえねえ管理人さん、前の管理人さん可哀想だったわね」
思わぬ言葉をかけられて振り返った。

  「入院された迄は聞いてますがどうかされたんでしょうか?」

  「あら知らないの?今日の新聞のお悔やみ欄に
    載ってたわよ!名前とお住まいからして間違いないと
          思うけど」
   

  そんな馬鹿なと思い、新聞は無いのでスマホで検索すると
確かに同姓同名で訃報の記事が載っているではないか!


   慌てて営業所に電話すると所長も知らなかった。
入院の際は奥さんから連絡が入ったのだが今回は無かった!
20日に入院して亡くなったのは24日だったのであまりに急で
奥さんや家族も動揺しているのだろう。


  それにしてもあまりに急だったので一体何があったのかと
色々と嫌な想像をしてしまう自分が居た。
いくらなんでも4日後に逝ってしまうなんて・・・


   今度のマンションは家から車で10分と近くて私にとっても
馴染みのあるマンションなのだ。


   ちょうど亡くなった次兄が白血病を発症して入院した当時
私が浜松で最初に炭素繊維工法による耐震工事をまさに
このマンションから受注し施工にも携わったからだ。
不思議と縁のあるところに私は引き寄せられる。


  そして今私は再び今は亡き管理人さんの代わりにそこで
代行業務をしながら、当マンション管理事務所に山積みに
された書類を清掃業務の合間に整理しながら全貌を
明らかにすべく毎日格闘している!


  殆ど引継ぎも無いままフロント担当の所長も知らない
当マンションの全容を明らかにし新たに採用される管理人に
引き継ぐのが私の仕事になる。


  前管理人さんは人柄も良く70歳でありながらも若々しく
好感の持てる人だった。
とにかく旅行好きで、管理室の机の引き出しからは友人との
写真やスクラップブックが山のように出て来る。
マンションの住人達からも慕われていた。


  遺族に遺品を渡そうとそれも全て整理した。
きっと彼は残した家族の事が心配で仕方ないだろうと思う。
亡くなる10日前には新しいスマホに胸を躍らされていたのに
信じられないし、切ない。
前管理人さんのご冥福をお祈りして合掌。








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