セピア色の風

おもかげ探して西空見れば、セピア色した風が吹く。

ナツツバキ(夏椿)

2017年06月20日 | 雑感
今日も晴れて、真夏を思わせるように暑い。
しかし、明日は雨の予報である。
農家の方など、雨が降るのを待っている人はホッとするだろう。

ナツツバキの白い花が涼しそうである。
「沙羅の樹」という別名があるため、私は昔「沙羅双樹」かと思っていた。
ある時、植物園の大温室で沙羅双樹を見て、自分の間違いに気づいた。

沙羅双樹といえば、平家物語の冒頭を思い浮かべる人は多いことだろう。

祗園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
娑羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらはす
おごれる人も久しからず
唯春の夜の夢のごとし
たけき者も遂にはほろびぬ
偏に風の前の塵に同じ

そうなのだ、世のすべての現象は絶えず変化していくものなのだ。
祇園精舎の鐘の音のように。
そして、風の前の塵のように、いつ吹き飛ばされてもおかしくはないのだ。
ならば、一日一日を愉しく精いっぱい生きねば、なんでこの世の花となろうか。

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2 コメント

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こんにちは (kao)
2017-06-20 16:27:12
あっつい・・ですね~(;´・ω・)
外出から帰って汗だくです・・。
アランの幸福論は予約できましたが、
グランブルーの原作本は
取寄せ不可能でした(´;ω;`)
残念です・・。沙羅双樹のはな
清楚で好きです。夏椿という名では
きいたことがありました。それは
俗名だったのかな?と今思っています・
お体お大事になさってくださいませ~^^・・。
こんばんは (フェンネル)
2017-06-20 18:03:16
今日は暑かったですね。
外出して疲れたでしょう。
ジャック・マイヨールの「イルカと、海に還る日」は取り寄せ不能ですか。
残念でしたが、本もひとつの邂逅だと思って、縁があればどこかで手にすることができますよ。
アランの幸福論は予約できたんだ。
私の持っているのは岩波文庫ですが、大体3ページくらいのプロポ(哲学断章)で構成されています。
プロポをひとつずつじっくり読んでみてください。

いやいや、夏椿と沙羅双樹は別の木ですよ。
昔、ある僧侶が夏椿を見て沙羅双樹と思い込み、それを広めたという説があります。
大きな木に咲くわりには、清楚な花ですよね。
kaoさんも、暑い中出歩いて熱中症にならないようにね。

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