春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

天下の知恵者が知恵を絞る世界の恐ろしさ

2009年06月15日 17時08分54秒 | 思想信条
最近テレビの傾向が、郵政民営化に反対の者にとって、なんとなく心地よい報道が増えているような気がしていた。
読売テレビの「みやねや」等では、鳩山総務相辞任の報道が、明らかに総務相を応援しているもので、鳩山邦夫氏に肩入れしていた私としたら、意外な思いながら気分良く聞けて、最近テレビも反省してきたのかな~位に感じていた。
今朝の朝日放送でも、鳩山邦夫の派閥の人を呼んで、鳩山邦夫の立場を説明させていた。
しかしテレビの本分は国民操作である。
財界の資金で運営されているテレビが、国民操作の手を緩めているはずが無いのであった。

今朝「気まぐれな日々」さんからTBして頂いた「鳩山邦夫とナベツネの結託に、「大連立」のどす黒いたくらみ 」を読んで、彼らの新たなたくらみを垣間見る思いがした。

読売新聞の渡辺恒夫氏は、生きているうちに憲法改正を成し遂げたいというのが長年の念願であったそうである。
それで思い通りの憲法改正をさせるために、鳩山邦夫と組んだのではないかと言う事である。
鳩山邦夫も元々憲法改正論者であるから、
鳩山邦夫に、この郵政社長をめぐる対応で、国民的人気を勝ち得させ、
その勢いに乗って新しい勢力を造り、その勢力を率いて民主党の右派と結ばせる。
それからおもむろに民主党の左派を、民主党から締め出してしまうと言う目論見で動き始めているのではないか、というのがkojitakenさんの推理かと思う。
そして、それを読んだ時、「さも有りなん」と言う気がしてきたのだった。

今日本の企業の中には、武器を製造 輸出したいと企んでいる会社があるそうである。
テレビは企業のコマーシャル料と言う名の資金で、一切が賄われている。
マスコミ関係者にも、企業の関係者にも、天下の知恵者がそろえられているから、私のような、所謂「お人よしの馬鹿」単純思考の者を騙すのは、
彼らにとって「赤子の手をひねる」よりも簡単な事なのであろう。

私が民主党を応援する気持ちの中には、
憲法改正に反対の人が大勢あると思うからなのに、
ふたを開けたら自民党と同じく、政官財の利益誘導を最重要課題とする政権であったと言うのでは、どうしようもない事になってしまう。
お金の亡者たちの中には、
お金の為だったら戦争も辞さないと言う人種がうようよしている、
というのは、アメリカ人に限った事ではないのかもしれないし・・・・・

今更ながらではあるけれど、政治は難しいものなのだな~と改めて痛感させられたのだった。

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