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北朝鮮問題の裏に有るもの

2009年03月29日 15時24分41秒 | 政治

北ミサイル迎撃 『現実は試験と違う』 米専門家も疑問の声2009年3月29日 朝刊

 【ワシントン=嶋田昭浩】北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射準備が進む中、米議会では軍司令官らが相次ぎ迎撃への自信を強調。その一方で、米有力シンクタンクの識者からは海上配備型迎撃ミサイル(SM3)搭載のイージス艦に加え地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を配置する日本などの迎撃方針を疑問視する声も出ている。

 米上院軍事委員会で十七日、北米航空宇宙防衛司令部のレニュアート司令官がミサイル防衛システムで「効果的に対処できる」と発言。二十四日の下院軍事委員会でもキーティング太平洋軍司令官が日米の協力関係に触れ「ハワイ北方での試験で日本のイージス艦は迎撃能力を持つことを示した」と述べた。

 一方、米国の戦略国際問題研究所のガイ・ベンアリ氏は本紙に、「ミサイルの弾道さえ正確な情報はつかめていないと思う」と作戦の難しさを指摘。「日本のPAC3は最新装備に更新されていると思うが、どれだけ厳格な試験がなされているのか」と迎撃能力にも疑問を投げかける。たとえ迎撃ミサイルが命中しても破片の落下で日本国内に被害が出る恐れもあるという。
 防衛情報センターのフィリップ・コイル上級顧問も「現実に起きる事態は(事前に想定した)筋書きのある試験とは違う」と米国防総省の「自信」に首をかしげ「もし(迎撃ミサイルが)外れたら、北朝鮮にばかにされるだけ」とする。日米が迎撃を試みるのは得策でないとの立場だ。

 パトリオットやイージス艦を使ったミサイル防衛について「パトリオットやイージス艦が防衛できる範囲は広くない。日本の国民が依存するのは無理と思う」と語った。


先日から北朝鮮のミサイル発射予告の事について、日本のマスコミがかしましく騒いでいる。
国民に必要な事でも、秘密にしたい事は報道しなかったり、新聞に書いても極小さな記事にして、
大部分の国民が気づかないように工夫した記事を書くのが、最近の日本の報道のやり口である事を考えると、この報道ラッシュは異常な気がする。

政府内でも事情を知らされていなかった者が、
日本の迎撃ミサイルには、北朝鮮のミサイルを打ち落とす能力がない事を心配して、その事を言ったら、
不謹慎極まりない発言と国防委員会なるものから抗議を受けたそうである。

アメリカの民間の軍事の専門家も同じように、(アメリカが売りつけた)日本のの迎撃ミサイルにミサイルを打ち落とす能力は無いと言っているそうである。

其れなのに日本政府(マスコミを含む)も、アメリカ政府も、北朝鮮が人工衛星と言っているのだから、、無視して国民の耳にととくような報道をさせないという事も出来るのに、
どうしてこんなに大騒ぎして見せるのだろうか?
1ヶ月も前から、大げさに報道しているところを見ていると、
発射されるのはミサイルではないとか、又はその他の何かについて打ち合わせ済みだから、安心して大々的に報道させているのではないだろうか?
だから今有る迎撃ミサイルでは打ち落とす能力は無い事を知っていても、
少しもあわてず、その事をを指摘する者を不謹慎呼ばわりしたりするのではないだろうか?

北朝鮮ミサイル発射問題は、日本国民(もしかしたら中韓政府も)の危機感を煽る事が、このたびの真の目的であり、
北朝鮮はその役回りを担っている、アメリカ政府と日本の軍国化切望組みとの、”お仲間”であるということなのではないかという疑いがわいてきた。

こうやって日本人に危機感を植えつける事によって、少しづつ戦争に加担する事を容認する風土を培っていこうという、遠大な計画の一部として、この北朝鮮のミサイル問題も、事前に米朝両国によって計画が練られて来た事なのではないだろうか?

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2 コメント

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米国は北朝鮮に感謝している (林俊成)
2009-04-03 23:01:42
本日のテレビ朝日で、軍事評論家・小川和久氏は、北朝鮮のロケット発射について「騒ぎ過ぎ」とコメントを出していました。北朝鮮と米国の共演かどうかは判らないが(結果的にはそうなっている)、米国は北朝鮮に感謝しているのだと思う。何故なら、北朝鮮の「脅威」によって、米国は日本にミサイル防衛システム代として少なくとも7000億円も支出させるのだから。
林俊成様 (和久希世)
2009-04-04 07:11:19
コメント有難うございます。
そうですか!
7000億円の支出がもう決まっているのですか。
又当らないミサイルを買い足すのでしょうか?

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