１月号のレココレ

	レコード・コレクターズ 2013年 01月号
	ミュージックマガジン

今年もよろしくお願いいたします

結局800円で出続けている、昨年途中までは700円だった、レココレのレビューから本年をスタートさせたいと思います

いつもの調子ですが、お付き合いくださいませー。

 

【気になった広告】

今回は特にございませぬ。あっても後ほど言及しまーす。

 

【メイン企画より】

●ニッポンのギタリスト名鑑
うーむ、今月も私の趣味の外でござんす
ところで、レココレが邦楽で特集組むといつも思うのですが、有名なアーティストがたまにしか出てこなくなるんですよね
日本のロックの特集の時なんか清々しいまでに偏っていました(笑)。

洋楽は有名アーティストがガンガン出てくるので、なんとも違和感を覚えてしまう 

 

 

【気になったその他の記事】

●さあ、いよいよローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)５０周年企画が賑やかなりし感じですね

彼らの歴史を綴ったＤＶＤ『クロスファイアー・ハリケーン』Crossfire Harricaneの詳細が

これは良いですねー。興味湧きました

小学生が思いつきそうな必殺技のようですが(笑)。

	クロスファイアー・ハリケーン【DVD/日本語字幕付】
	ワードレコーズ

 

●広告にもあって目を引いたのですが、長門芳郎氏が監修する再販シリーズ、パイド・パイパーズ・デイズが新作（？）リリース
僕が特に気になるのは、デヴィッド・キャシディ(David Cassidy)や、マッチ(The Match)ですかね～

	ライヴ!(紙ジャケット仕様)
	ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

	ニュー・ライト(紙ジャケット仕様)
	ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

割りと品薄になりがちな企画ですので、判断は悩まされますが
パイド・パイパーズ・ハウスの記述も愛情たっぷりで、心ときめきます。

●コラム欄で、楽しそうなフィル・スペクター(Phil Spector)談義。

	エッセンシャル・フィル・スペクター
	SMJ
	この作品について

２枚組の、いわゆるベスト盤。今までこういうのがなかったことの方が不思議ですよね
読んでてつくづく、 彼は語りがいのあるアーティストだなぁと。

●映像情報のコーナーでは、音楽ファンに人気の高かった、ロンドン・オリンピック／パラリンピックの開会式・閉会式が、競技と一緒になってＤＶＤやＢＤで出ているってことが紹介
全く見てないので、ちょっと気になる
探せば、開会式・閉会式だけの映像ってのもあるんかな？？

●今号は小さいコーナーの記事に私的注目が集まりやすい

１１月号で、広告を取り上げた、ロジャー・ニコルス＆ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ(Roger Nichols & The Small Circle Of Friends)の新作も紹介されたー。
これ読むと、前作も含めて買った方が良さげ 誰か助けて。
隣のページにある、ピーター・ポール＆マリー(Peter Paul and Mary)の『ライヴ・イン・ジャパン』も気になるしねー 

	マイ・ハート・イズ・ホーム
	ビクターエンタテインメント
	今回リリース

 

	フル・サークル (紙ジャケット仕様)
	ビクターエンタテインメント
	前作

 

 

【気になったライヴ情報】

●さあ、ヴァン・ダイク・パークス(Van Dyke Parks)のライヴ日程が乗りました。１／２８（月）、２９（火）

 

 

【気になった再販情報】

●ツイートもしましたが、これが気になりすぎる

	ホーム・アンド・アウェイ
	ミュージック・シーン

“街角男”デル・シャノン(Del Shannon)のオールディーズな一枚と思いきや、説明を見ると、ストーンズのプロデューサーだったアンドリュー・オールダム(Andrew Oldham)と共同制作した、言わば“イギリスからの『ペット・サウンズ』Pet Soundsへの回答”系の作品（当時は未発表）なんだとか
お恥ずかしながら、この存在は知りませんでした～～～。
大体こういうのを仕掛けるのはイミディエイトImmediateなんですね(笑)。 

●このブログを訪れる方の間でも評価が分かれていた、ソロ・アーティストとしてのグレアム・グールドマン(Graham Gouldman)作品も再販。
と思ったら、散発でマニアックな作品を再販するレーベル、クリンク様でしたか
すぐ隣ではスリー・ドッグ・ナイトも出してるし。 
もっと一つのアーティストの作品を網羅してくれたら好きなんだけど、そういう趣旨のレーベルでもなさそうだしな～ 

●残り物と言っては失礼かと思ったが、ちゃっかり紹介文もそんなテイストで締めくくられている、Ａ＆Ｍ５０周年記念の再販の“残り”を紹介
ウィ・ファイヴ(We Five)とかパンチ(Punch)とか、ソフトロック系の本でも微妙な紹介がなされている皆様です(笑)。
でも、それこそ紹介文の通りで、リイシューされたことが素晴らしいよありがたい。

●来日の近いシルヴィ・バルタン(Sylvie Vartan)も、再販作品をご紹介気の利いたコーナーです(笑)。
彼女のライヴ、どうしよーかなー。関心は高いんだけど、値段も高いからな～。 

●ドク・ポーマス(Doc Pomus)に歌手としての作品があったんかい これは知りませんで

●ディオン(Dion)のローリー時代のシングルを網羅した２枚組
そんなにまだ聴いていないアーティストだけど、気になっている方なので、こういう網羅系ベストは良いかもな
ビートルズ以前の６０年代アーティストは、リッキー・ネルソン(Ricky Nelson)を筆頭に、語られたり分析されたりが極端に少ないので、この頃のディオン作品のリリースは大歓迎

 

 

ってな訳で、今月はあまり驚くべき再販情報がなかったです。

まあ、そう頻繁にあったら返ってつらいのですが