南青山,おおした鍼灸院のブログです

南青山の小さな鍼灸院で、日々考えている事を書いています。

逆子の診察ポイントで気をつけていること(時間が無いのでチョットだけに…)

2013年11月30日 | 安産・逆子

こんにちは

外苑いちょう並木も朝は静かだったんですよ~

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昨年の今日書いた記事はコチラ

子育て、昔と違うっちゅうの!

2012年11月30日 | 子育て・小児はり

 昔は子育ては地域全体の仕事だって考えてたみたい。

生みの親以外にも、「取り上げ親」とか「乳付け親」「名付け親」「拾い親」とかいったさまざまな「仮親」がいたというのも面白い!!


ということで途中までですが、逆子の診察について、ちょっと質問があったのでこの場を借りて…


逆子の診察ですが、鍼灸師の皆さんはどこをポイントに判断されているのでしょうか?

色々と情報交換したいところですが、とりあえず自分の場合を…


まずは証(東洋医学的治療方針ですね)を立てる事が一番のポイントでしょうか?

それから治療するツボを探し、実際に治療が開始となります。

 

診察でお伺いしていることを羅列してみますね。

 

★妊婦さんの年齢(経産婦の場合は最初のお子さんを出産された時の年齢も…)。経産婦の方でしたら前回の出産年齢とその時の様子も詳しくお聞きすることがあります。

▲ 出産年齢と逆子との関係はわからないですが、高齢での初産の方で逆子の場合、元気すぎるぐらいの妊婦さんが多いように思います。
ですから日々の過ごし方に逆子直しのヒントがある場合が多く、雑談の中からそれらを拾う作業も大切だと思っています。

 

★現在の妊娠週数

▲ やはり週数が高くなると回りにくくなります
週数を聞くのと同時に赤ちゃんの予想体重も聞くようにしています。
推定児体重が重いと週数が若くても直りにくい事が多々あります。

▲ 28週以降の赤ちゃんの様子はとても大切です。
28週以降(推定体重1,000g超)で頭が下だった事がある場合は34週辺りからの治療でも直る確率は格段に高くなります

 

★現在お仕事をされているか?34週ぐらいまでお仕事をされる場合は、治療成績を上げるためにやって貰いたいことが幾つかあるので、その中でできそうなものをピックアップしてもらいます。

▲ デスクワークはなかなか難しい場合があります。
妊婦さんご自身が元気だから座り続ける事ができる…そうなると、赤ちゃんの声に気付けないのかなぁ…なんて思ったりもします。
でもお仕事はとっても大切、仕事をしながらできるチョットした工夫をお話の中で探すようにしています。
だから仕事についても詳しく聞いてます。

 

★お仕事は立ち仕事?デスクワーク?

▲ 立ち仕事でデパ地下等、クーラーのきいた場所で30週辺りでも仕事をされている方がおられます。
むくみに冷えは半端ない…という人が多く、赤ちゃんの体重小さい方も多くみかけます。
立ち仕事も座り仕事も腎と脾のバランスが崩れている場合が多く、特に腹腔内の深部温度を上げるために何ができるか…といった陽経の処置も大切になるかと思います。
いやぁ…ホントに頑張っておられる方って多く、逆子でなくても、赤ちゃんのためにもう少し休んで!!っていう言葉もつかえないぐらい切羽つまった方も多かったりして、言葉を慎重に選ばないといけない場合が多々あります。

 

つわりの有無、有った場合はどのようなつわりだったか?

▲ つわりの時期、何が最も食べたくなったでしょう?
脂っこいものだと「肝」っぽいですが、意外と腎の方が多い感じです。
これは脂っぽいものを好むというよりも塩っぱいものが欲しいんじゃないか、だから腎ということでも納得です。
酸っぱいものだとやはり肝との絡みが多いです。
腎か肝かは逆子直しで重要になるので、この判断は脉に頼るだけではなく、いろんなところに根拠を求めるようにしています。

▲ つわりで体重が2~5kgも減っている方がおられます。
それで逆子だと脾…と考えていいと思うのですが、結構ストレスがたまっている人もいて、肺と心の関係も観察していいかもしれませんね。

 

★胎児が男の子か女の子?

▲ お腹が丸いと安産?…って聞いて以来、チョットだけ気にするようにしています。
確かにお腹形がいびつな逆子ちゃんは多い感じです。
お灸をすると丸くなるのですが、男の子は特にまんまるになった方がよく回る感じがします。
これは治療がうまくいっているかどうかの判断材料の一つになるのではないかと思っています。

▲ 男の子で楕円形だと直りにくい感じです。
これはもう少し精査しないといけないので、この辺にしておきますが、女の子の場合は比較的楕円形のお腹でも直るように感じています。
なかなか興味深いです。
あと仰向けで寝てへその下辺りが頂点の場合が多いですね、逆子ちゃんは。
やや下目にいるんでしょうね。この辺りの改善も大切になってきます。


★30週を過ぎても足がつる?

▲ 足がつるとなると、やはり肝がらみが多いですね。これだけで肝虚とか肝実とはいえませんが、肝がらみだで至陰の反応がいまいちの場合、足少陽の井穴とかの反応を診るのも手かもしれません。こういう妊婦さんは特に脇腹が硬いので、そこを伸ばすように指示するのも良いと思います。

 

★お薬を使っている?

▲実はお腹の張りではなくて逆子ということでウテメリン等のハリドメ薬が処方される場合があります。これはある大学病院の系列先生のみからなので、一般的ではないかと思いますが、なかなか興味深いところです。私は張り止め薬が動悸を促す事例からもわかるように、身体への負担が強く、緩むものも緩まない…だから脉を診ても「あれっ…」っていう感じです。最近は逆子だからウテメリン…という処方はあまり聞かなくなりました。お薬が処方された場合、鍼灸師として何も言えなくなってしまうので、なかなか難しいところです。

 

 

あと…寝入る時間はとか、潮の満ち引きと逆子の関係言い聞かせいの良し悪しとか体操のやり方運動はどういうことがいいのか自宅でやるお灸で気をつけることとか…、既往歴とか現病歴といった鍼灸全般に通じるもの以外も色々ありますね。

書き始めて色々とでてきました。

 

ではでは 


【逆子の方へ】

http://www.oosita.net/sakago.htm

こんな逆子のHPも作ってみました


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