１１月の初めに本当に久しぶりに和歌山の熊野で食の実践をしている友人に会いました。
その女性とは１０年ほど前に大阪府の八尾で西式の断食治療をしている甲田医院でであったのですが、私が前に有機農業を勉強していたところでもちょくちょく会っていた方です。
その後、私は東京に出たので手紙等でのやり取りしかしていませんでしたが、東京に出てくると言うので本当に久しぶりに会うことができました。
アトピーもすごくきれいになっていて、びっくりしました。
その女性は脂肪や油をとても問題視されており、とても大きなsuggestionを受けうることができました。
今、食用油の世界はとんでもないところまで来ているそうです。
教えてもらった油の事を話すと長くなりそうなので今はしませんが、とりあえず、トランス型脂肪酸だけはできるだけ排除したほうが良いということだそうです。
その女性の薦めてくれたのが食生活/医事ジャーナリストの氏家京子さんの本です。
で……早速「食用油には危険がいっぱい」と言う本（中央アート出版社）を読んでみました。
どんな油が危険かというと…
①常温で一年以上もの長期間保存が可能な油
②溶剤を使った抽出法で作られた油
③食用精製加工油脂
④液体の油脂原料からできた固形マーガリン
だそうです
天然に存在しない「トランス型脂肪酸」を多く含むマーガリン・ショートニングは日本以外では禁止または制限されているとのこと。
マーガリンやショートニングは液体の油である不飽和脂肪酸に水素添加という化学処理を施したものです。
化学処理をして天然の油であるバターやラードのような飽和脂肪酸に変えたものなんです。
天然に存在する脂肪酸は 、ほぼ全部シス型という立体構造を形成しているのですが、この水素添加したものには、トランス型という立体構造を持つ 天然にない異常な油 が含まれているということです。
欧米諸国ではすでに、トランス型の脂肪酸を含む食用油の一部は販売禁止 になっており、トランス型の脂肪酸を含まないマーガリンが、「トランス・ファット・フリー」と表示されて販売されるようになっています。
欧米はどんな対応をしているのかというと？？
オランダ
トランス脂肪酸含有の油脂製品を全て販売禁止
デンマーク
トランス脂肪酸の含有量に制限
フィンランド
マーガリンでもトランス脂肪酸ゼロ（トランス・ファット・フリー）のマーガリンが消費者に選ばれているとの事
ドイツ
クローン病が原因で旧西ドイツでは製造禁止 （ドイツ全体では？？です）
米国
米国食品医薬品局（ＦＤＡ）は２００６年１月から食品中のトランス脂肪酸含有量の表示を義務化
ブログ等でいろいろ調べましたが、出所がよく分からないところもあるので、皆さんも調べてみてくださいね。
パ ン、ケーキ、アイスクリーム、クッキーなど…日本でどれくらいの加工食品が市販されているか分かりません。
市販のクッキー等でマーガリンやショートニング使用してないものはほとんどないそうです。
欧米のクッキーにはバターだけを使用したものが多いみたいです。
とりあえず、しっかり考えてみたい事柄のようです。
脂肪は怖いですね。知らなかったとはいえ、子どもの時からマーガリンは大好きだったのですよ。それゆえか、もれなく私もアレルギー体質です。
すこしずつ食べるものを改善していけば、体質も良くなっていくような気がします。
トランス脂肪酸怖いですね。
人造のものが体にいいなんて、そりゃないですよね。
トランス型脂肪酸、最近気をつけています。特にパンやケーキのミックス粉にはほとんどショートニングやマーガリンが使われているので、材料費が高くつきますが、有機の小麦粉を使うようになりました。
最近サボっていたのですが、今日からまた更新し始めたので、これからもよろしくお願いいたします。
今日の生地ＴＢさせていただきます。
ＴＢありがとうございました。
（別の記事だけど）
うちのだんなの会社は
実はマーガリン ショートニング 大手
（ほんとに大手かはよくわかんないけど）
ただし スーパーでは売ってません
どさっと パン屋に納めちゃうからね。
だんなの会社では
トランス脂肪酸を取り除く機械設備は
すでに導入済みです。
そのためにヨーロッパ出張とかして
おかげで でかいトランクを 買っただ。
自分ちの会社の宣伝はまずそうなので
とりあえず。
花王の エコナ は
同じ様な 除去機械で作られている
たぶん。
だいじょうぶ。
だんなが機械を導入するために
もらってきた カタログには
花王のエコナ の 工場が載っていたので。
あるいは
それに似たような油は
ドーナッツ屋でも大量消費され
もちろん
けんたっき とか まくど とか
その他の お店で
揚げている
フライ （ポテトフライ など）にも
使われ
さらにいえば
お惣菜やさん 料理屋さん の
揚げ物 （ころっけ かつ など）
使われています。
油に気をつけるというなら
揚げ物一切 を
とらないくらい 気合が必要かな。
トランス酸のことは以前より気がついていて、年老いた母に一生懸命説明していたのですが、理解してもらえず、母が、大安売りのときに、マーガリンをまとめ買いしてくることもあり、困惑していました。しかし、前日、やっと民放でトランス酸についての報道をしてくれ、母も納得してくれました。
しかし、マーガリンだけ避ければいい問題ではないので、今は、外食や惣菜購入を避け、納得のいく食材や調味料で、ほとんど自分で作ることにしています。
『トランス酸』で検索すると、個人ブログにおいて、中流以上の生活を送っている人が、「トランス酸は危険！海外を見習ってオリーブ油を購入している。それに米油とか。うちなんて北海道から高級バターをより寄せてるのですよ！(^o^)/」なんて書いてあって、それ以外もっとつらつら読んでいると…「また海外旅行に行ったら、欧米の菓子やパンが、バターやオリーブオイルで作られていて、健康志向で、しかも、きゃ～♪美味っ！＾＾いやあ、日本も海外を見習わなきゃね！」などという話題を出していますが…
え～っと…各家庭の懐具合はそれぞれなので、どういうお金の使い方をしようと、それは自由だし、わかってます。でも、海外旅行以前の以前の問題で、数百円や数十円でも切り詰め、生活している人や、保険料さえ払えない人も国内には存在するというのに、どうしたらいいものなんでしょうか。私の家も、それに近いのですが…身体に悪いといえど、安価の油に手を出すしか方法がなくなるときがあります。オリーブオイル購入どころじゃないって人も多いんですよ～。貧しい人は、トランス酸を摂り続けるしかありません。
海外では、貧困層に肥満・不健康が流行っているそうですが、最近は、周囲を見ていると、日本もそういう傾向があると思います。なんせ格差社会ですんでσ(^_^;)
日本において、マーガリンの危険性があまり公表されなかったのは、“アメリカ政府と砂糖産業が癒着していたように、マーガリン類を製造販売している企業と政治家が癒着している”のでしょうか？…今の日本を見ていると、何でもアリ、という気がします。
私は都内在住なのですが…『Wendy's』というファーストフードショップが、今年の6月からノントランス脂肪酸オイルに変えた、ということですが…（都内中心部に住まわれている方以外の）皆様は、『Wendy's自体、知っているの？』と、思ったりします。まだ「ファーストキッチン」の方が知名度が上なのではないでしょうか？（でも、地方に行くと、ファーストキッチンどころか、なんもないですよね。地方に長く住んだ経験がある私ですので、わかってます。）
あまり見ませんよね。Wendy's…
http://www.nihon-wendies.co.jp/wendys/index.html
私は、池袋と埼玉県所沢にあるものの、計2つしか知りません。最近、Wendy'sも、『105円』のスーパーヴァリューを始めたそうですが…（フロスティ（S）やＢＢＱバーガーが105円とか）、安ければ安いほど、一体、何を犠牲にしているのだろう？と、思ったりします。食材の質？それとも、人件費？
というか…たとえヘルシーなオイルに『本当に』変えていたとしても、あのメニューのカロリーを摂取しただけでも、十分不健康になる気がします…。健康にこだわるならファーストフード店自体に行きませんよね…（一生に一度も行かない！ってまでは行きませんが）。映画『スーパーサイズミー』をご覧になったことがない方には、この映画はお薦めです＾＾
> 『トランス酸』で検索すると、個人ブログにおいて、中流以上の生活を送っている人が、「トランス酸は危険！海外を見習ってオリーブ油を購入している。それに米油とか。～～
確かにアッパークラスのお話っぽいですよね。
だけど
> 貧しい人は、トランス酸を摂り続けるしかありません。
なんてことは無いんじゃないかなぁ……。
でも、格差社会は非常に感じるところです。
人間平等ではないから仕方がないところではありますが……。
少しでも減らすことができればいいんじゃないかな……っていうスタンスから始めたいですね。