Glasnost

大学生がぼやきます。

2008センター試験

2008年01月20日 20時02分09秒 | 受験関連
受験生のみなさん、まずはお疲れ様でした。

大手予備校の速報などを見る限り、去年と同じかやや難しかったという感じでしょうか。
とすれば、新課程移行の年は易しくなり、その後数年は難化するという傾向に沿った形ですね。

僕は世界史だけやってみたんですが、去年よりは難しくなってましたね。いや、僕の知識量が落ちたっていうのもあるんですけど、ヨーロッパ史があんまり出題されず、世界史で「周辺」と呼ばれる地域の問題が随分目につきました。あの辺はコツコツやってないと本当に身に付かないんですよね…。
ちなみに点数は80点でした。去年は98点だったので・・・、まぁちょっと難化した分と一年間のブランクを考えれば妥当な結果でしょうか。


さてさて、受験生の方は自己採点をされると思うんですが、「赤マル・ドットコム」という面白いサイトを紹介しておきます。
無料の登録を行えば、センター試験の解答の採点を自動でやってくれるというサイトです。
URLはこちら→http://www.aka-maru.com/index.shtml

僕は最初は大手予備校とかの解答を1つ1つゆっくりゆっくり確認して点数を出し、その後で赤マル・ドットコムで採点結果を確認してました。最初は自己採点の流れをじっくり味わいたいんですよね…。


そんなわけで、センター試験の結果や用途は人それぞれでしょうけど、本番の試験はこれからという人が多いでしょうから、頑張ってくださいね。

それでは。

4年ぶり

2008年01月18日 21時39分45秒 | 受験関連
どうもお久しぶりです。結局更新が滞ってしまいまして…。

さてさて、大学受験生のみなさまは明日からセンター試験ですね。今年は東京では珍しく晴れるみたいですが、寒いのには変わりないので、暖かくして行ってください。

まぁ今更アドバイスみたいなものもないんですが、せっかくなんで1つ言っておくと、試験だからといって特別意識せず、自分がいつも問題集や模擬試験の問題を解いているのと同じ感覚でやるといいと思いますよ。それが自分の実力を一番上手く出せるでしょう。



実は最近忙しいんですよね。これからもしばらくは暇になりません…。うん、正直2月はやることが多すぎてとても怖いです。
まぁでも今から泣き言も言っていられないので、十分に計画たてて上手く乗り切ろうと思います。頑張るぞ~

そういえば今年は4年ぶりにセンター試験受けなくていいんですよ・・・ははは。


それじゃ、また今度。

浪人生に向けて②

2007年09月06日 02時04分38秒 | 受験関連
さて、続きです。

第2に振り返るべきこととして、浪人にして今どうなっているか考えてみてください。
多くの浪人生は4月から予備校に通い、5・6月とテンションの上がらない時期も授業ばかりで、7月にやっと終わったと思ったらすぐに夏期講習を受け、「夏休み」なんて気がしないまま9月を迎えたと思います(いや、まぁそんなに勉強ばかりしてる方が実際は少ないんですけど)。
でもそんな「勉強漬け」の生活を送ってきて、現状はどうでしょうか。成績は伸びましたか?

4月とは多少なりとも違う自分がいるとか、1学期のテキストは80%ぐらい解けるという方はそのままでいいでしょう。今ではなくてもそのうち成果が出る時が来ると思います。

しかし、授業には出てたけど結局あまり変わっていないという人も少なくないでしょう。

僕が浪人時代に通っていた予備校では、そこは他の所よりは落ち着いた所だったみたいですけど、4月に入った人の3割ぐらいは2学期の授業に来なくなっていました。授業に全然出ていない人は、データから見ても結果が思わしくないようです。
授業に出ていた人でも、ずっと寝ている人とか、予習も復習もしていない人もいました。
そういう人たちを除くと、最後まで授業に出て入試を迎えたのは全体の4割ぐらいだったと思います。そして、そのうち半分ぐらいが目標の大学に合格するみたいです。やはり実際はそんなものです。

浪人したからといって成績が上がるわけではありません。考えてみれば当たり前のことなのですが、新学期に山のようなテキストをもらい、毎日授業に出て自習室に通うだけで何となくそんな気がしてしまうものです。
前の記事でも述べましたが、現役時代の反省をしっかり活かして、自分に合った勉強を進めるのがいいでしょう。




さて、次に浪人生特有の事情について述べましょう。
まぁそんな大袈裟なものでもなんですが、体力と精神面についてです。
高校時代に運動していた人でも(僕もそうでしたが)、浪人すると運動するような時間が段々なくなり、体力がドンドン落ちていきます。特に年明けからの終盤(といっても本番)の時期はそれを実感すると思います。
現役時代に体にまかせて無理な計画を実行していた人も、浪人の時はそうはいかないでしょう。終盤にスパートをかけるのは構いませんが、「体力が落ちている」ということをしっかり頭にいれて勉強するといいと思います。

また、浪人生は秋ぐらいから特に精神的にキツくなると思います。模試の判定も現実味を増してきて、実際に志望校と受験校を決めなければならなくなるからです。しかも、多くの浪人生は後がありません。現実的に厳しくなると、当然精神的にも苦しくなるわけです。
まぁそういう状態になるなとは言えませんし、合格が厳しいことを覚悟で勉強をしている人も多いでしょう。精神的に苦しくなることは仕方がありませんから、もしそういう状態になった場合は、誰かに相談したり、愚痴を吐いたりしましょう。家族でも、友人でも、予備校のチューターでも、誰でもいいと思います。
どこかで聞いた(読んだ?)ことがあるのですが、人は悩みや不安があるとき、それを誰かに話すことで、悩みや不安の8割は解決するそうです。実際、誰かに悩みを話したことで「楽になった」と感じた人も多いでしょう。僕も1浪のときは予備校のチューターに散々お世話になりました。不安な気持ちを話した後には本当に気が晴れたのを覚えています。
追い詰められやすい浪人生だからこそ、是非覚えておいてください。



さて、浪人生に向けた記事はこんな感じです。思っていたより長くなりましたが、書きたいことは書けたと思います。

最後に、浪人を経験した人は、受験勉強だけでなく、浪人することを認めてくれた家族や、励ましあえる友人、応援してくれるチューターなど、様々な人間関係を通して多くのことを学べると思います。
それはとても貴重な経験になるでしょうから、1日1日を大切にして、是非志望校に合格して下さい。

浪人した身だからこそみなさんを応援します。頑張って!!

浪人生に向けて①

2007年09月06日 01時27分02秒 | 受験関連
なんだかんだいっておいて結局予告通りのことを書いてしまいました。

まずは浪人生に向けた記事から書こうと思います。もちろん僕が浪人だったからです(^^;)


さて、多くの浪人生の人は予備校での2学期が始まったころでしょうか。河合塾に通っている人は2日に全統記述模試なるものを受けたでしょう。懐かしいですねぇ。

まぁそれはどうでもいいんですが、浪人生活も(1浪の人は)半分にさしかかったぐらいですね。ここで1度ぐらいいくつかのことを振り返ってみてはどうでしょう。

第1に、なぜ今浪人しているのでしょうか。
「現役では目標の大学に、あるいはどこの大学にも合格できなかったから」。いや、それは多くの人が同じです。それだけでは振り返ったことになりません。
なぜ、現役時代に目標の大学に合格できなかったのでしょうか。それがきちんと理解できているでしょうか。これも、「勉強が足りなかったから」だけでは振り返ったことになりません。
勉強が足りなかったにしても、どうして足りなかったのでしょう。そもそも始めるのが遅かったのか。では時間があれば成績が伸びるのか。はたまた時間があったのに勉強が不十分だったのか。ではどうすれば十分な量の勉強が出来るのか(もっとも、以前の記事にも書きましたが受験勉強に「完璧」などありませんが)。

特定の科目が原因で不合格になった人も多いでしょう。その場合、その科目についてはきちんと対策をしているでしょうか。苦手科目は嫌いな科目になりやすく、嫌いだと手を付けない傾向が強くなります。きちんと計画をたてて対策をたてるといいと思います(計画の立て方については以前の記事を参照してください)。

いずれにしても、現役時代の反省をしっかりして、それを活かせるような勉強をするのがいいでしょう。


また、なぜ今浪人しているかと考えた時に、特定の大学に行きたいからという答えも多く出てくると思います。
では、なぜその大学に行きたいのでしょうか?そこで学問をしたいから?資格をとりやすいから?偏差値ランクが高いから?はたまた、学歴がつくから?
理由はなんでもいいと思います。今から考えたって構わないと思います。どうせ入ってしまえば理由も何も関係ありません。制度の良し悪しは別として、入試でいい成績を収めれば志望理由なんかなくても入学できるのです。

でも、これから受験勉強を進めていく上で、志望理由は大変強い励みになります。特に精神的に滅入りやすい(といわれている)浪人生にとっては、志望理由はあった方がいいと思います(これはまた別に記事を書こうかと思ってます)。



長くなってきたんで次の記事に続きます…

「短期攻略」

2007年08月08日 01時17分27秒 | 受験関連
受験関連記事2日連続の投稿です。いや~こっから波に乗りそうですね。


さて今回は、昨日の記事との関連で、「短期攻略」についての話をします。


僕は大学生になった今でも、本屋に行くと受験参考書コーナーに立ち寄ってしまうんですが、そこでよく目にするのが、「○○を短期攻略する!」とか、「××を1週間で合格点に!!」などと謳った参考書類です。
僕も受験生時代に買ったりしてました。「10日間完成!!」とか言われると、時間がない側としてはやっぱりそれに頼りたくなってしまうものです。


でも、実際にやってみると、あんまり大したことないというのが感想でした。今までやってきたことをおさらいしたという感じで、それまでの積み重ねがある人には「確認」になったけれども、そのときから始めて「習得」するというのは、やはり不可能でしょう。よっぽどの能力でもあれば別ですが、そもそも能力のある人はこういう参考書を使わないと思います。


まぁつまるところ、「短期攻略」なんかないってことです。
考えてみれば当たり前なんです。ある予備校の先生が言ってましたが、もし「短期攻略」可能な方法があったとしたら、その方法は既に受験の世界で「王道」となっているのです。しかし、そういう方法は見当たらない・・・。つまり、そんな方法はないのです・・・・・・背理法を使ってみました。

ということは、どんなに遅く始めたとしても、やっぱり最初から順番にやっていくしかありません。いくつかの段階を飛び越えようとしても、結局飛び越えられずに何もわからなくなるでしょう。それなら、例え途中の段階で試験の日が来てしまったとしても、その段階までの問題はきっちり得点出来るようにしておけばいいのです。


「短期攻略」なんてオイシイ方法はありません。試験まで残り少なくなって焦りを感じたとしても、地道にやっていくしかないんだということを知っておいてください。

そして、1個下の記事との関連になりますが、だからこそ重要でない科目も今からコツコツやっておいた方がいいのです。




まぁこの記事に似たようなことを、試験が近くなってきたら(つまり年が明けたら)、また書こうと思います。

「いつから始めればいいですか?」

2007年08月07日 02時20分15秒 | 受験関連
調子に乗って本日(日付変わってますが)2つ目の受験関連記事です。

受験生がネットの掲示板に書き込んだ記事を見たり(僕の大学ではそういう掲示板を作ってる団体が多いのですが)、実際に受験生から質問を受けたりする中で、おそらく登場回数ベスト5に入るのではないかと思われる質問の1つに、「○○はいつから始めればいいですか?」というものがあります。
特に多いのは、「センター科目(理科や公民、特に公民)はいつから対策すれば間に合いますか?」というものです。

受験生の立場からすると、配点が低く、センターだけしか使わない科目には時間を割きたくないという考えがあるのでしょう(こういう考えが合格を目指す上では正しいと思うのですが)。

本当は直接そう言いたいんだけれども、さすがに躊躇してしまうのか、それともハッキリ意識してないのかはわかりませんが、上記のような聞き方になってしまうようです。
まぁ言い方はともあれ、要するに聞きたいのは、

「センターでしか使わないような科目は、いつまで対策開始を先延ばしできますか?」

ということでしょう。それ以外に、あんな聞き方になるとは思えませんし。




それでまぁ、答えとしては、「今すぐ」ですね。早ければ早いほどいいです。
というか、「なんでまだやってないの?」と言いたいぐらいです。

確かにセンターでしか使わない科目は、1年間ずっとやり続けなくても、範囲を終えることが可能です。中にはほとんど勉強しないで高得点を稼ぐ人もいます。
しかし、そういう人は中々いません。「1年間ずっとやり続けなくても」、後々には対策が必要でしょう。
ですが、受験勉強というは終盤になればなるほどやるべきことが増え、負担が増加します。その中で新たに始める科目(しかも受験上重要ではない科目)があるとなると、その負担はもっと重いものなり、結果的に時間切れになってしまいかねません。

特に現役生は受験を経験していないので、こういう質問をする人がしばしば見られます(浪人生にもいますが)。

後になって慌てて対策を始めるより、今から少しずつやっていった方が上手くいくでしょうし、本当に後が楽になります。
もちろんさほど重要ではないのですから、英語など配点の高い科目と同じように勉強する必要はありません。週に1回どこかで時間をとるとか、移動時間などを利用して進めるとか、そういうやり方でいいのです。

むしろ、先に頑張ってしまってもいいかもしれません。僕は、受験上さほど(というか全然)大事ではなかった政治経済について、現役・1浪時代はセンター直前に慌てて対策をやっていました。
それで上手くいかなかったことを反省し、2浪時代は1学期に授業に出て、その授業時間にものすごい頑張りました(予習復習は全然やりませんでしたが)。
そして、夏休みからはほぼ何もせず、センター直前に問題演習を行うだけで済みました。
まぁ個人的体験なので全ての人には当てはまらないとは思いますが、参考にしてみてもいいでしょう。

とにかく、「ギリギリまで先延ばす」よりは「今からコツコツやる」方がずっと楽であることを知っておいてほしいです。 

勝負の夏!

2007年08月06日 18時53分34秒 | 受験関連
気が変わらないうちに投稿しちゃいましょう。

久しぶりの受験関連記事。1本目はまさに今の時期にピッタリな記事です(多少遅れてますが、そこは勘弁)。


さて、受験生のみなさん。夏ですね。
予備校の宣伝文句では、決まったように「夏が勝負!」と言われますよね。
ただ、正確に言うとこれは間違いで、本当の勝負は冬です。入試があるんですから。
でも、夏がとても重要であることは確かです。

第1に、多くの受験生(現役、浪人の区別なく)は、7月中旬~8月までは「夏休み」でしょう。つまり、いつも受けている授業がありません。授業があっても、予備校の夏期講習とか、学校での講習・補習が主でしょう。
ということは、自学の時間を多く取れるチャンスです。この機会にいつもより多くのことをすることも出来ますし、新しい分野に手を出せる余裕も出てくるかもしれません。


そして第2に、時期的に基礎事項習得に多くの時間を割けるのは夏までなのです。
受験において基礎学力が必要なのは言うまでもありませんし、その重要性はここでは詳しく述べませんが、基礎事項の習得無くして「応用問題を解く」とか、「志望校の対策をする」といったことは出来ません。
しかし、基礎事項はやったからといってすぐに身に付くものでもなく、覚えてからもそれを維持するのに労力がかかります。さらに、応用問題を解いたり、志望校の対策のための勉強にも段々と時間を割かなければならず、いつまでも基礎事項ばかりやっているというわけにもいきません。

そこで、1つの目安となるのが夏です。夏までに基礎事項を大体習得し、秋からは志望校対策に多くの時間を割くことで、なんとか冬の入試に間に合うぐらいだからです。


以上のことから、夏(まで)に基礎事項を習得するのが大事なんですね。



ただ、基礎事項ばかりやっていればいいわけでもありません。秋からは模試が多くなり、各大学の入試に準じた模試も開催されます。
それなのに、秋から志望校対策を始めたのでは、とても間に合いません(本当に基礎事項が足りてない人は仕方ないですが)。

つまり、夏には、基礎学力をきっちりすると共に、志望校対策を始めることが必要なのです(既に1学期から始めている人も、その対策が正しいのかをしっかり見直しましょう)。
志望校対策については別に投稿をしますが、とにかく夏から始めることが大切です。具体的には、まずどのような問題が出るのかを知り、同じ問題形式(なるべく志望校の過去問以外の問題)を解いてみることです。1番手っ取り早いのは、予備校の大学別対策講座を受けることでしょう。
もちろん最初は全然解けないこともあると思いますが、形式に慣れていくにつれ、徐々に得点が上がっていくでしょう。



基礎事項習得と志望校別対策にかける時間の比率としては、7:3~8:2ぐらいを目安にするといいと思います。夏の段階は基礎事項習得に重点を置く方がいいでしょう。


そしてもう1点。基礎事項を「習得する」といっても、もちろん「完璧」にすることは出来ません。2000語載っている単語帳を何度繰り返しても、全て完璧にすることは出来ないものです。なので、基礎事項の学習は秋以降も続けてください。
ただ、秋以降は「習得」というよりは「確認」になります。覚えたことを維持し、抜けていた部分はきちんと補強をするという形になるのが理想的です。そして、そのためには夏までにしっかり「習得」しておくことが必要なのです。



基礎事項を覚える作業はマンネリ化することが多く、夏の暑さで嫌になることもあるかもしれませんが、ここを上手く乗り切れば秋以降は実力Upのチャンスです。頑張りましょう。 

友人関係

2007年05月04日 23時48分51秒 | 受験関連
本日2つ目の記事です。多少時間を誤魔化しつつ、なんとかセーフということで・・・。

さて今回は、友人関係についてです。
これはどちらかというと、いやいわないでも、浪人生向けの記事です。なぜなら現役生の方が(圧倒的に)友人の数が多い(傾向にある)からです。


何度もしつこいですが、僕は2年間浪人しました。そこでの友人関係を振り返り、学んだことを以下に書きます。

1年目のとき、まず友達を作る気があまりありませんでした。友達といると、話したりして、「流され」てしまう自分がいるので、なるべく一人で頑張ろうと思ったからです。
僕が通っていた予備校には同じ高校の生徒はおらず、最初から友達0人の状態でした。偶然中学の時の知り合い(女子)に会いましたが、違うクラスだったので、そこまで仲良くはなりませんでした(中学の時よりは仲良くなりましたが)。
5月ぐらいにようやく1人できました。しかし彼とはそこまで仲良くならず、会ったら挨拶するという程度で、行動は基本的に1人でした。
10月にもう1人友達になりました。彼は終盤の方で多少仲良くなり、少しは話したりしました。しかし、結局2人とも進路が別れ、それ以来連絡はたまにとりますが、会っていません。
同じクラス内の友達はこの2人のみでした。

1浪の時は他の予備校にも週3で通っており、そこには高校時代の野球部の仲間が2人ほどいたので、そこで話したり、一緒に帰ったりしてました。
しかし彼らは僕とは志望校が異なり、受験中盤ぐらいから「ズレ」があったように思います。もちろん一緒に帰ったりはしてましたが。

1浪の時に一番話にいったのは、チューターの方でした。2学期からは本当にお世話になり、僕の、暗い&長い話を最後まで聞いてくれました。このことが最後まで支えになったと思います。この場を借りて、再度お礼を述べたいと思います。ありがとうございました。


・・・話が逸れました。
結局、1浪の時の僕は、あまり人とコミュニケーションをとらなかったわけです。


2年目に入り、僕は1年目よりも性格が「尖って」いました。つまり、なんというか、怒りっぽいとでもいうんでしょうか、そんな性格です。
そして、さらに友達を作りたくなくなっていました。

4月、開講早々に体調不良で授業を休み、誰かに授業内容を聞かなければならなくなりました。そこで、友達を1人つくり、彼とは次第にコミュニケーションをとっていくようになりました。
ただ、彼もあまり話すタイプではなく、行動も別々でしたので、基本は1浪の時と変わりませんでした。

しかし、1学期終盤から、1浪の時とは異なる状況になっていったのです。
1学期終盤、そして夏期講習の初めのころ、続けて友達が2人できました。どっちも向こうから話しかけてきて友達になったのですが、この2人がその後の僕に大きな影響を与えました。

2浪の時の僕は、席も前から2番目で、授業中も少なからず「目立って」いたので、周りの印象に残っていたのかもしれません。だから、1年目とは状況が変わったのでしょうか。

2学期からは、この2人も僕の近くの席に座っていて、休み時間などにもよく話すようになりました。勉強の話題だけでなく、いろんな事を話してたと思います。このうちの1人とは、食事にも行き、かなり「深い」ことまで話すようになりました。             AA

また、9月には、もう1人席が近かった奴とも友達になり、彼も交えて何人かでよく話をしました。


2浪のときの僕は、成績が安定していたこともあり、確かに1年目よりは精神的に楽でした。しかし、体力が減り、計画をうまく実行できないなど、苦しい時期もありました。
そんな中、2浪の時に友達となった上記の4人と話すことで、とても気持ちが楽になりました。僕が精神的に楽だった理由の1つは、彼らと話せていたことだったのは間違いありません。僕が不快なことをいったり、偉そうな態度をとっても、彼は受け入れてくれました。本当に助けられました。
この4人にも、この場を借りてお礼をします。ありがとう。


・・・また話が逸れました。
で、こんな長々と書いて、何が言いたいかというと、「友達はいた方がいい」ということです。

確かに友達がいない方が行動は楽です。1人で行動した方が楽という人も多いと思います。
しかし、それでも友達がいた方がメリットはずっと大きいです。まずコミュニケーションをとることで、精神的に楽になります。
人は悩みをかかえてるとき、その悩みを誰かに話すことで、8割方解決した気分になるそうです。悩みを誰かに打ち明けたら、気分が楽になったという人もいるでしょう。また、同じ境遇にいる同士だからこそ、わかりあえることも多いはずです。


上記の4人は、残念ながらみんな進路が別れましたが、今でも連絡をとっています。これからもとりつづけるつもりですし、会って食事をしたいとも思っています。彼らと予備校にいたのは1年間だけですが、それでも一緒に頑張ったことは大きな財産になると確信しています。


辛いことが多い受験生活だからこそ、共に頑張りあえる仲間を持つことが、重要だと感じました。

時間の使い方

2007年05月04日 21時08分01秒 | 受験関連
今回は「時間の使い方」についてです。
僕が受験生時代にやっていた効率的(と思われる)時間の使い方を紹介します。



「受験勉強」というのは、単に「机の上で紙とペンをもってやる」ことだけではありません。
電車の中で参考書を読む、友達とその日やった授業を確認し合う、ベッドに寝っ転がりながら英文を音読する、、、などなど、これらも立派な「受験勉強」の1つだと思います。

もちろん、机の上でやることが主流です。というか、それが勉強時間の大部分を占めるでしょう。しかし、それ以外の時間で勉強することもできます。しかも、そこで効率良く学習出来れば、最終的には大きな「積み重ね」になるのです。


まず、電車で通学している人は、その時間を活用しましょう。僕みたいに始発駅から乗って座席に座れる人は参考書などをじっくり読むことができます。僕は時々予習も電車内で済ませたことすらありました。
でも、座れない人の方が多いでしょう。通勤電車は人が多いことで有名です。
そういう人は、なんでもいいから、「1つ」(もしくは「2つ」)に絞って学習するものを決めましょう。
英単語のカードなんてどうでしょう。表に単語が、裏に和訳が書いてあり、リングにつけてクルクル回していくやつです。『英単語ターゲット』(旺文社)なら、カードも売っていますから、自分で作る負担も激減します。
また、英語に限らず、小さいカードを見るのもいいかもしれません。これは、「ノートの取り方」の記事で紹介した、『和田式 書きなぐりノート術』(学習研究社)に載っています。このブログでも後々紹介したいと思います。
また、ノートやルーズリーフを見て、復習をするのもいいでしょう。特に帰りの電車では、記憶がまだ新しいですから、学習効果が期待できます。

以上の例は結構平凡なものですが、それでも毎日やっていけば、相当な積み重ねになります。
1日30分電車に乗るとして、往復で60分。1週間では5時間以上に、1か月で20時間以上になります。1つのことを集中してやれば、それなりの効果が期待できるでしょう。

また、僕は『風呂で覚える世界史〔年代〕』(教学社)を使い、入浴中に世界史の年号の語呂を音読していました。これも数か月やった結果、年号にはとても強くなりました。

さらに、上述の『英単語ターゲット カード』(旺文社)を居間やトイレ、ベッドの側などに置き、空いた時間ややる気の出ない時に単語暗記をしていました。


このように、「勉強する」時間は作ろうと思えば意外に生まれるものです。そして、これを積み重ねることで、最終的には大きな効果が期待できると思います。


しかし、注意すべきなどは、こういった「細かい」時間に「期待しすぎない」ことです。あれもやろう、これもやろう、となると、結局何もできません。
こういう時間を使った勉強は、食事でいえば、サプリメントみたいなものですから、「主食」にしてはいけないと思います。
やはり、机でやる勉強を中心に据えて、「細かい」時間で「補う」、ということを意識するのがいいでしょう。