日々・戯言の叫び

感じた事とか色々、表に出せない事を吐き出す独り善がりで嘘つきな日記

最近よくくしゃみがでる

2016-10-16 13:55:39 | 小ネタ
鼻がむず痒いんです。
でもアレルギーとかではないと思う。
なんだろうか。急にむずむずしてくしゃみが出る。
バイクで走ってる最中になると事故しろうで怖い。
本日もいつもの如く6子の二次創作。

チャンピオンで連載中の肉食動物と草食動物が共存する世界の主人公のメンタルが心配。
あの性格であの世界は辛いだろうなー。
でも狼じゃなければあの性格にならなかっただろうし。読みきりの虎君も好きでした。同じ学園なのかなー?

12月にライダーの映画がやりますね。
なんか急に宣伝出た気がする。
ところで登場ライダー、刑事と研修医と寺の息子と魔法使いと神様って、どう突っ込めばいいのか。
刑事と研修医は勝ち組だし、寺の息子も将来安泰。・・・・・・魔法使いと神様ェ。


6つ子の話。
生まれかわって離れ離れになった元兄弟たち。


共鳴する鎖 三


小さなときから違和感が付き纏っていた。
自分が一人っ子なんておかしい!
小さな頃、どうして自分に兄弟がいないのかと両親に詰め寄って困らせた。
とにかくおかしいのだ。一人なんて。
違和感の正体が判明したのは中学に上がったとき。
ある日突然、あ、俺六つ子だった。それを思い出した。
六つ子の長男、それが俺。
前世の記憶だかなんだか知らないが、それが俺の真実。
それからは必死で兄弟たちを探した。
だって俺が産まれてるんだ、あいつらだって産まれてるはずだ。
子供の行動範囲なんて限られてるけどそれでも探したんだ。
毎日あっちへ行ったりこっちへ行ったり。似てる奴がいると聞けば飛んでった。
なのに、見つからない。
トト子ちゃんもチビ太もイヤミもハタ坊もデカパン博士もダヨーンも見つけたのに。
なんでいあつらいないんだろう? 俺に会いたくねぇの? 一人ぼっち?
そんなことを考えたらうっかり死にたくなった。
でも頑張って探した。
ようやく兄弟を見つけたのは高校二年の時。
人ごみの中、通り過ぎる親子連れ。
母親に手を引かれた小さな子供。母親の胸には幼児が上機嫌で笑ってて。
一目でわかった。子供はカラ松、幼児は十四松!
嬉しくて動けなくてじっと見詰めて、なのにカラ松も十四松も俺に気付かなかった。
なんで?
あいつらは幸せそうに笑ったまま通り過ぎた。
次に見つけたのはチョロ松と一松。双子で、しかも一松の方が兄貴って知ったときは驚いた。
――こいつらも俺に気付かなかった。
最後はトド松。
俺とおんなじ一人っ子なのに、寂しさなんて感じないみたいに女の子に囲まれて笑ってた。
ドライモンスターはやっぱりドライモンスターだな。
うん、わかってた。お前も俺に気付かないの。
お前らはそれでもいいのかもしれないけど、俺はいやだ。俺がいやだ。
だからさ、戻ろうぜ?
俺の決意を後押しするみたいなタイミングで両親が亡くなった。事故死だった。
誰もいなくなった家を売り払って適当なアパートに越した
今世ではちゃんと大学を出て就職している。
だって俺のやりたいことには金が要るんだから。
金を溜めて、デカパン博士にちょっとした薬を造ってもらって。
ハタ坊の伝手で六人で住める家を買って、必要なものを揃えて。
それから――弟たちを招待した。
感動の再会なのにめちゃくちゃ警戒されて怯えられて哀しかったなー、兄ちゃんは。
でもまぁ俺って寛大ですし? 弟の癇癪なんて慣れてますし? 許してやるよ。
メシに混ぜた薬のおかげで弟たちは日に日に大人しくなってるしな。
あー、可愛い可愛い。
俺の弟ホント可愛い!
カラ松はイタイ言動がないし、十四松もちっちゃくて可愛いし、チョロ松はしっかり者を装って涙目だし、一松が不器用ながらお兄ちゃんしててかーわいー。
あー、トド松。トド松ぅー。ふーん?
余りの可愛さにちょっとお話しちゃった。
うんうん、可愛いよなー。弟って。
知ってるよトド松。お前が何考えてんのか。だって俺お兄ちゃんだし、長男だし。
お前、末っ子全開でみんなに甘えたけど本当は頼られたかったんだよな。同い年なのに末っ子って言うだけで一番下扱い。相談とかさ、されないもんな。
元相棒のカラ松だって相談は長男の俺にして、お前にはしない。
唯一の弟って可愛がってくれる十四松も可愛がるだけで頼らない。
そうだよな。寂しいよな。不満だよな。
でも――今は違う。だってお前は二番目、次男だ。お前が次男だ。長男は譲らねぇけどさ。
弟の可愛さを知っちゃったんだ、今更一人っ子になんて戻れねぇよな。
なぁ、トド松?
今世じゃ六つ子じゃねーけど、六人兄弟になったけど。
まぁいいや。
可愛い可愛い弟たちに囲まれて俺は今超幸せだぜ!


愛を、愛を捧げましょう! こんなにも愛するのだから愛し返すのが当然ですね!!

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