日々・戯言の叫び

感じた事とか色々、表に出せない事を吐き出す独り善がりで嘘つきな日記

現在二回目のおーとまたプレイ

2017-06-10 18:42:15 | 小ネタ
データ消したからね。
二週目、9S編やってますがハッキングがそれなりに出来るようになって嬉しい!
歌姫、ハッキング成功させるとちょっとだけ見れるのがあったんですね。知らなかった。
一回目は必要なとき以外ハッキングしてなかったから。これからも頑張ろう!
いつものニジソウサクー!

今回は戦闘は必要最低限にしよう!と心に決めているので襲ってきてもスルーしてます。
変わりにサブクエでレベルアップ。
いやぁ固体データが埋まらない!!
あのですね、前回レベル上げすぎてボス戦がつまらなかったんですよ。
今回は慣れもあるからレベル低いくらいがちょうどいいかなーって。
さーて次は森の国だー。こころおられるー。


6つ子。
ほのぼの。人外松であり派生松。
人間は出てこないよ!!
ゲルゲと虎。


とある森のおはなし トラ


「がおー! がおー!」

森の中、ちっちゃなトラが吠えていた。
岩に乗っかり真っ青な空を仰いでそれはもう一生懸命。

「がおーう!!」

ひとしきり吠えれば満足したのか、ふんすふんすと息を荒げてドヤ顔。
ちっちゃいトラはカラマツと言う。
人間みたいに二足歩行して人間みたいな顔をしているがれっきとしたトラだ。
だって大きな牙も鋭い爪も黄色と黒の縞々の毛皮もゆらゆら揺れる尻尾もあるのだ。
そんな自分がトラじゃないならなんだと言うのか。
ちっちゃいカラマツは幼いながらもちゃんとトラとしての矜持を持っている。
お気に入りの岩の上、日課の遠吠え。
ここはぽかぽか日が当たって暖かい。
もちろんマミーと過ごす洞穴の寝床も大好きだ。
乾いた草を積み上げたマミーお手製のそれは真ん中で包まるとぬくぬくでほこほこなのだ。
寝床の中でマミーの毛皮に埋もれて眠るのがカラマツは一番好きだ。
ぐぅ。
腹が鳴った。

「おなかすいたぜ…」

ぽんぽんとお腹を押さえ、きりっとした眉がへにゃりと情けなく下がる。

「もうかえろう」

ぴょんと岩から飛び降りて茂みをかき分けていく。
ちっちゃなカラマツはまだ自分で狩りが出来ない。ご飯はマミーが取ってきてくれる果物や魚。
本当は肉も食べたいが今のカラマツではせいぜい鼠くらいしか狩ることは出来ない。
まぁカラマツは果物も魚も喜んで食べるので結局不満は無いのだ。

「あ、うさぎ!」

木の根元、灰色の兎が耳をぴくぴく動かしながら草を食んでいる。
うずうずする本能のままに目を輝かせ姿勢を低くし、ふりふりと尻尾を揺らす。
しっかり動きを観察して。

「がおー!!」

飛び掛るが、カラ松の大きい声と動きですぐにかわされた。
ぴょんぴょんと跳ねて行く兎の後を追いかけて行く。

「まてー! あいてっ?!」

木々の間をすり抜け、草むらを飛び越え長い耳を目印に追いかけっこを続けるも何かに躓きすっ転んでしまう。
べしゃりと顔面から地面に激突したが、すぐ起き上がる。
カラマツは強いトラなので泣いたりしないのだ。
ちょっと涙目なのは気のせいだ。

「いたくない、いたくないぞ…ぐす」

自分に言い聞かせながら毛皮に絡んだ葉っぱを取っていると、何か聞こえた。
低い音、いや声か。

「ん? なんだ?」

きょとんとそちらを見れば、牙をむき出しにしてうなる狼。
ばっちり目があってしまう。
怒ってる。凄く怒ってる。
カラマツははっとして足元を見た。
自分が躓いてしまったのは、ふっさりした立派な尻尾で。

「~っ!?」

引き攣った、声にもならない悲鳴が喉を振るわせた

「みぎゃあ~!?」

ガウガウガウッ!!
悲鳴上げた。怒った狼は激しく吠え立てカラマツを噛み殺そうと牙をむき出しにする。

「…うう、こわい。まみぃ~」

慌てて登った木の上、枝にしがみ付きながらべそをかく。
根元ではがりがりと幹に爪を立てる狼。
カラ松が登ったのは細い木で狼が幹に体重をかけるたびにとても嫌な感じに軋みを上げる。
目の端にたまった雫は既に限界を突破して、カラマツは叫んだ。恥も外聞も無く大声で。

「うわぁ~ん、マミィィィィィィィィィィッ!!」

ギャン泣きである。
喉が裂けんばかりのギャン泣きだ。
ついに細い木はぐらりとしなりしがみ付いた枝から、ちっちゃなトラは下で待ちかえる狼の元へ落ちそうになる。

「ひぃ!」

開かれた口の中の赤さに悲鳴を上げる。
次の瞬間、狼は横合いからの体当たりに吹っ飛ばされた。
ふっ飛ばしたのは紫色の塊。
ふわふわもこもこの毛玉であるが、サイズは熊のソレである。
真ん中についた顔がぎらりと狼を睨む。
吹っ飛ばされた時点で既に戦意喪失していた狼は逃げ腰であり、耳も情けなく垂れていた。
しかし最後の足掻きか低くうなりを搾り出す。
紫色は大きく口を開けて、

「あ゛あ゛あ゛゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁっ!!」

吠えた。
完全に心が折れてしまった狼は甲高い声を上げながら逃げていく。
その後姿を見送って、紫色はほっと息を吐いて枝にしがみ付いたままのカラマツを見上げた。
視線を受けて、先ほどまで泣き叫んでいたカラ松は破願する。

「マミー!!」

勢いよく紫色、マミーへとダイブ。
優しくカラマツを受け止めるふかふかの毛玉。

「マミー! こわかったぞー」

「よじよじ。ひどりででかげちゃだめっでいっだでしょ?」

「う、ごめんなさいだぜマミー」

すんすんと鼻を鳴らしてふっわふわの毛に顔を埋める。
甘えるトラにマミーは背中を撫でてやり小さく笑った。

「おうぢ、がえ゛うね」

「うん。マミーおなかへったぞ」」

何気ない会話をしながら紫の巨体は木々の間に消えていく。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« おなか痛い! | トップ | 最近、烏が活性化してる »

コメントを投稿

小ネタ」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL