日々・戯言の叫び

感じた事とか色々、表に出せない事を吐き出す独り善がりで嘘つきな日記

暖かくなるのか寒くなるのか

2017-04-23 21:36:32 | 小ネタ
中途半端でよくわからない。
今日は暖かかったんですけどね?
明日以降がなー。ちなみに明日の晩御飯はシチューです。
寒くなくなるの作るとしたら最後のチャンスだとね!
いつもの二次創作ですー。

星座戦隊の強運君、やはり悲惨な過去が!?
ちょっといい服着てたので王子的な立場かね?
イカたこコンビ好きなんだけど、近いうちにどうにかなっちゃうのかなー。

最近土日の某カードファイトアニメが楽しみです。
あ、主人公が子供の方ね。
話がややこしくなるとついていけないからね!?
めんどくさくなる!!


いつもの6つ子。
家を出た長兄の話。
愛されてる=幸せは浅はかってこと。


彼に抱くは憐憫か 次男


「ごめんなぁ」

しっとりと湿度を含んだ声。
程なくして聞こえる規則的な呼吸音に兄が寝入ったのだとわかり、カラ松はうっすら目を開ける。
どこか辛そうに眉が寄せられた寝顔。
弟に対して罪悪感を持ちながらも離れることに恐怖を覚える兄の顔。
横目で確認し、唇はうっすらと笑みを刻む。
ああ、やっと手に入った。
ずっと欲しかったのだ。
そう、ずっと。
六人一括りの時代は良かった。
何も考えずとも一緒にいられた。
けれど時が経ち、それぞれ成長を見せ始めればそうは言っていられない。
一人ひとり、別の人間でありゆえに自立を求められる。
カラ松は別に良かったのだ。おそ松が傍にいてくれれば。
でも中学に入れば付き合いの幅は広がって、生来の愛嬌と要領の良さであっという間に人気者になったおそ松はいつも誰かに囲まれていた。
その際たるものは兄弟で。
どうにか引き剥がせないものかと考えて、出した結論はおそ松自身から距離を置いてもらおうだった。
真面目になろうと四苦八苦してストレスを溜め込んでいたチョロ松にもっともらしくささやいた。
おそ松は凄いな、何でもできるんだな。
元より器用でたいていのことは簡単にこなす長男は確かに勉強もスポーツも易々こなす。その姿を見てチョロ松が憧憬を抱くのは早かった。そこへ畳み掛けるようにそんなすごいおそ松の傍にいてもいいのかな?なんて。
あとは勝手に行動してくれる。
憧憬は敬愛になり、やがて狂信に至りチョロ松の帯びる熱に寒気を覚えたおそ松はそっと距離をとるようになった。
一松も簡単だった。
元より生真面目な性格の一松は周囲と馴染めずに軽い虐めを受けていた。何度かおそ松の振りをしてさりげなく助け、最後のトドメは本物のおそ松に任せた。
四男を虐めていた連中は裏でカラ松が締めたので、それを期に虐めはなくなり一松はおそ松に傾倒していく。
もちろん増長するように、おそ松以外頼れるものはないと思わせることも忘れない。
カラ松はアフターケアもばっちり出来る男なのだ。
十四松とトド松は少し難しかったが自分たちから隙を作ってくれた。
抜群の運動神経とセンスによって野球部から孤立気味だった十四松。可愛い弟を思い遣って放課後野球の相手をしてやるおそ松に感動すら覚える。
ああ、本当になんて優しい兄だろうか!
おかげでカラ松の策はうまく行ってくれた。
十四松の振りをして野球部員たちに・・・、といった、策と呼ぶのも憚られるような単純なものだが。
トド松はなんといっても女の子のおかげだろう。
女の子同士のつながりというものは恐ろしく、尊敬の念を抱かずにはいられない。
仲良くはしても、彼女たち自身のつながりはどこまでなのか把握はしていないトド松。
トド松自身は知らないが、向うはトド松のことを知っているなんてのは女の子の世界では当たり前にあるらしい。
だからこそ十四松の時と同じようにトド松の振りをして、少しばかり思わせぶりな態度を取ったり煽ったり。
面白いように釣られる相手に笑いが止まらなかった。
トラブルの種を撒けばそれは見事に発芽してくれる。
おそ松がそれに真っ先に気付くように仕向け、何かあればおそ松に縋るようにトド松をそそのかせばあとはもう簡単。
トド松はおそ松こそが己の絶対の守護神だと信じるようになった。
十四松とトド松のやり方が被ったのは、カラ松的にはちょっと不満である。
シナリオの作り込みが甘いなと一人頭をかいた。
横並びだった六つ子を信じるおそ松は、純粋に兄弟愛しか持たぬおそ松は弟たちの変貌についてゆけない。受け入れられない。
されど愛する兄弟を心底拒絶することも出来ずに、飄々とした上っ面だけ貼り付けてなんとか平静を保とうとする。
いじましいなぁと思う。
なんとかしてただの兄弟のままでいようとするその努力。あるいは足掻き。
もう誰もおそ松をただの兄としては見ていないのに。
崇めるような視線に囲まれて毎日少しずつ削れて行く精神。
ころあいを見計らってカラ松は言ったのだ。
家を出る、と。
そのときのおそ松の顔はひどいものだった。
絶望とはきっとあんな表情を指すのだろう。
高校のとき、兄さんと呼んだあの表情もひどいものだったけれど。
なんでもない風を必死に装いながら縋るおそ松にあっさり承諾を返せば、ようやく呼吸が出来た犬みたいに大きく息を吐いた。
弟たちに追いかけられないように周囲にそれらしい理由をでっち上げ根回しする姿に、胸がときめく。
嗚呼! 本当になんと憐れなことだろう!!
二人暮らしは今のところ順調だ。
おそ松の料理の腕が上がって毎日美味しい手料理が食べられるのは喜ばしい。カラ松ただ一人に向かって掛けられるおかえりも嬉しいものだ。
弟たちは情緒不安定で狂ったように毎日長男を探し回っているんだとか。
きっとこのアパートを探し当てたとしてもそんな状態なら、何も考えずに突っ込んでくるだろう。
錯乱状態の弟たちと向き合えばおそ松はどうなるか。
小さく笑うと、おそ松の髪を優しくかきあげそっと唇を落とす。

「ああ、幸せだ」

我が人生、セラヴィ!


通常運転=サイコパス
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