フィール・パージュ通信

かめぞうブログから移転してきました。
お店での日々の出来事、わんこ日記を綴っていきます。

【本】花競べ

2017-03-15 12:39:16 | 読書
最近読んだ本
【花競べ(はなくらべ)】向嶋なずな屋繁盛記
朝井まかて 〈講談社文庫〉

花競べ・・・最も優れた名花名木に与えられる称号・玄妙を
目指し江戸中の花師が育種の技を競い合う三年に一度の祭り。
恩ある人に懇願されて出品した「なずな屋」の新次は
そこでかつて共に修業した理世と再会する。
花木を通して江戸市井の春夏秋冬をいきいきと描いた職人小説。

朝井まかてさんの作品は以前「すかたん」を読んだのをきっかけに
「ぬけまいる」「恋歌」と次々に読んだことがありました。
久しぶりにまかてさんの作品を読みたくなり手に取ったのが本書です。
私の知らなかった【花師】という職業のこと【育種】のことも
詳しく書かれていて興味深かったですし、現在も流通している花や木が
四季折々に登場していてその由来や増やし方などとても面白く読めました。

本文中に印象的な言葉がありました。
【実さえ花さえ、その葉さえ、今生を限りと生きてこそ美しい】
「今生を限り」と書かれていますがそれは次世代を無視して
一代限り終わるという意味ではなく、むしろ一人ひとりが
今の生を全うしてこそ次に繋がるという思いが込められているとのこと。
これが本書のテーマとなっています。
植物好きな人はもちろん、そうでない人にも(笑)
楽しんでもらえると思います。お薦めです。

2017年の読了数・・・22冊
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