こんにちわ、不動産コンサルタントの山下です。
函館地方も随分と雪が溶けて、春らしくなって
来ました。
今日は、中間省略についてのお話です。
A→B→C
売主Aから、Bへ売り渡し、Cが購入する
ということをした場合、
Bの移転登記をせずに、Cへ直接売り
渡すことが、「中間省略」です。
かつてバブルの頃、不動産が値上がり
して、転売することで荒稼ぎしていた
業者が多数ありました。
その時に、問題になるのが税金です。
非居住用での所有権移転登記は、
登録免許税及び不動産取得税の
軽減がないため、高くついて
しまうのですが、Bへの登記を
省略することにより、税金を
払わなくて済むというメリット
があります。
一度、法律で中間省略は禁止になった
のですが、その後法改正により、
条件付きで容認されることに
なりました。
その条件とは、
「第三者のためにする登記」
であることです。
簡単に言うと、CがA→Bへ
売買が締結されることを知っていて、
AがB→Cへ売買契約を締結している
ことを知り、直接A→Cへ
所有権移転が行われるという
ことです。
これは、購入者Cにとって、Bへ
所有権移転がなされてしまうと
結局税金分を上乗せして、支払わ
なくてはならなくなり、結局
重い負担を強いられてしまう
ことになります。
第三者がBへの登記を省略すること
で安く物件を購入できるメリット
があれば良い訳です。
しかし、それを逆手にとった
不動産業者がA売主とB買主に
黙って行うことは違法になり
ますので、注意が必要です。
函館市・北斗市・七飯町での
不動産に関する様々なご相談を承っております。
ご相談は、無料ですので(成功報酬)、
不動産コンサルタントの山下まで
お気軽にお問い合わせ下さい。
函館地方も随分と雪が溶けて、春らしくなって
来ました。
今日は、中間省略についてのお話です。
A→B→C
売主Aから、Bへ売り渡し、Cが購入する
ということをした場合、
Bの移転登記をせずに、Cへ直接売り
渡すことが、「中間省略」です。
かつてバブルの頃、不動産が値上がり
して、転売することで荒稼ぎしていた
業者が多数ありました。
その時に、問題になるのが税金です。
非居住用での所有権移転登記は、
登録免許税及び不動産取得税の
軽減がないため、高くついて
しまうのですが、Bへの登記を
省略することにより、税金を
払わなくて済むというメリット
があります。
一度、法律で中間省略は禁止になった
のですが、その後法改正により、
条件付きで容認されることに
なりました。
その条件とは、
「第三者のためにする登記」
であることです。
簡単に言うと、CがA→Bへ
売買が締結されることを知っていて、
AがB→Cへ売買契約を締結している
ことを知り、直接A→Cへ
所有権移転が行われるという
ことです。
これは、購入者Cにとって、Bへ
所有権移転がなされてしまうと
結局税金分を上乗せして、支払わ
なくてはならなくなり、結局
重い負担を強いられてしまう
ことになります。
第三者がBへの登記を省略すること
で安く物件を購入できるメリット
があれば良い訳です。
しかし、それを逆手にとった
不動産業者がA売主とB買主に
黙って行うことは違法になり
ますので、注意が必要です。
函館市・北斗市・七飯町での
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ご相談は、無料ですので(成功報酬)、
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