毎日が観光

カメラを持って街を歩けば、自分の街だって観光旅行。毎日が観光です。

祝! Jリーグ開幕

2017年02月27日 22時28分40秒 | 
 いやあ、いよいよ開幕しましたね、Jリーグ。今シーズンももちろんこのブログは横浜F・マリノス推しで進んで参りますが、その大事な開幕戦に行ってまいりました。


 なんとこの開幕日に合わせて通りの名称変更がなされる、と。旧レンガ通りがその名も「F・マリノス通り」へと変更になりました。ありがとう、横浜市港北区。敵のチームもこの通りを通って日産スタジアムへ。


 街も全体的にマリノス色。
 試合は前半に先制したものの、後半、あっという間に逆転されて1-2。ああ、いつもの悪いパターンだと思ってたら、最後まであきらめなかった選手たちが残り10分切ったところで追いつき、そしてアディショナルタイムに入って逆転! こんな展開になるとは思いもよらない喜び。


 試合終了のホイッスルが鳴った瞬間。


 もちろん喜びは選手だけじゃなく、われわれにも等しく訪れた瞬間。


 あ、あと、マスコットたちにも!

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天皇杯準々決勝 横浜Fマリノスvsガンバ大阪

2016年12月26日 16時13分06秒 | 
 リーグ戦はあまりいいところがなかったわが横浜Fマリノスでありますが、天皇杯は順調に勝ち上がり、12月24日準々決勝戦が日産スタジアムで行われました。


 菊名からスタジアムまでの道、くっきりと姿を現した富士山がなんとなく勝利を予感させます。


 今シーズンで退団が決まっている小林祐三とひと試合でも多く時間を過ごすためには勝つしかありません。年を越して元日の決勝戦まで一緒に戦っていきたいものです。

ガンバ側
マリノス側
 ガンバ側ゴール裏にはヤンキー臭がたちこめ、わがゴール裏はどこの国だよと思う人もいるかもしれないカラフルなトロコロールが翻っておりました。


 試合は2対1で勝利、勝利の傘回しが起こります。次は29日準決勝、鹿島アントラーズとの対戦です(残念ながら大阪へは行けません)。
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12月4日の松田直樹

2010年12月07日 22時54分34秒 | 
 矢作俊彦の小説を読むと、長嶋茂雄を特別な選手としてリスペクトしていることをうかがわせるシーンが出てくる。そう、特別な選手はいる。マリノスにとって、松田直樹は特別な選手だ。目の前でキャプテンマークを地面に叩きつけて退場していく姿を見たとしても、それでも、彼は特別だった。その特別な選手に対して、マリノスは戦力外通告をした。
 ここ数年の低迷、それはディフェンスラインの不備によるものではなく(マリノスは失点の少ないチームだ)、明らかに得点力不足、そしてその原因はまるで使えない外国人補強というフロントのミスだった。それなのにディフェンスである松田を解雇って、まるで理屈が成り立たない。
 マツ(松田のことは「マツ」あるいは「ナオキ」と鞠サポは呼ぶ)がピッチに立った後半35分、会場はずっとマツの歌を歌っていた。もうあと10分しかその歌を歌えないもうあと10分しかマリノスのユニを着たマツを応援することができない、現実に胸が締め付けられた。



 やがて試合が終わり、ホーム最終節のセレモニーが始まる。全員がベンチコートを着ている中、マツは最後までユニでいた。ユニを着ている姿をぼくたちに見せていてくれた。



 ぼくたちはずっとマツのコールを歌っていた。監督のスピーチも社長のスピーチも関係なく、そもそも聞きたくもなく、ぼくたちはマツのコールを歌い続けた。


 そして、監督だの社長だのに背を向け、マツは歌い続けるゴール裏にずっと向かっていた。すごく悲しいけれど、これほど会場と松田直樹が一体となった瞬間はなかったかもしれない。そして、その甘美にして不幸な瞬間は終りを告げ、Fマリノスの松田直樹は、いなくなった。最後の無骨なスピーチをぼくたちは忘れない。
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マリノス君300試合出場おめでとう

2010年12月06日 18時16分34秒 | 



 心に降り積もる重いモヤモヤさえなければ、もっと楽しくマリノス君を祝福できたのに…


 ハーフタイムのトリコロールジェット風船。
 時が過ぎれば過ぎるほど、別れの時間が迫ってくる、そんな予感がぼくたちを包んでいた。
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中央大学対早稲田大学

2010年04月30日 13時50分07秒 | 

 国立西が丘サッカー場。極楽スタジアム。
 観客席はピッチレベルから立ち上がっているので、最前列にいれば、それはもうピッチに立っているのと一緒。しかもフィールドとスタンドの間にランニングコースのある総合陸上競技場と違い、すぐそこで試合が行われる。
 そして何よりの利点。
 うちから近い。
 その気になったら歩いても帰れる。
 うちから国立霞ヶ丘競技場(いわゆる一般的に言われる神宮にある国立競技場)まで6km。え、しまった。西が丘の方が近いんだと書こうとして、調べたら7kmあった。そうか、あっちの方が近いのか、ちょっと意外。でも、まあ、7km。充分徒歩圏。一番よく行く日産スタジアムに比べればご近所さん。
 晴れた日に、ここでサッカーを見るのは、もう身体的快楽のレベルに達してる。
 サッカー見ながらお弁当を食べる。なんていう贅沢なランチ。だって、数メートル先では、何年も何年も鍛錬を重ね、我慢するとこは我慢してサッカーに邁進してきた選手たちが勝ちたい思いで精一杯戦ってる。それ、弁当食べながら見てるって、おれ、ローマ人並の贅沢してない?
 しかも巨大なコロセウムとか日産スタジアムとかではなく、大声をあげれば確実に選手、レフェリー全員に聞こえてしまうようなこの小さな空間で。
 ラグビーは秩父宮、サッカーは西が丘。これが快楽の鉄則。

 写真は昨日の中央大学対早稲田大学。結果は2-2の同点だったけれど、集散の早さ、プレスの効き、競り合い、そのどれをとっても中央大学の方がうわてだった。中央センターバック4番、途中から入ったFW14番の選手(安なんとかくん。名前を覚えられない頭脳がくやしい)、この二人は明日からJリーグに来い。大学よりそっちの方が絶対きみたちのためになる、と思うくらい素晴らしいプレイを随所で見せてくれた。早稲田は競り合いに負け、セカンドボールもすべて奪われ、いいとこほとんどなかった。応援は早稲田勝利、実力は中央勝利、そして試合は引き分け。内容がよかっただけに中央にとっては悔しい引き分けだろう。
 サッカーは強いチームが勝つのではなく、相手より多く点を取ったチームが勝つ。あらためてそんなことを思い出させた試合だった。
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Fマリノス対ジュビロ

2009年04月30日 23時51分14秒 | 


 今週は大人しくしていようかと思ったのに、ついつい出かけてしまった横浜、開港150周年おめでとう。
 ようやく2勝目なんだけれど、どちらもホーム。アウェイでも勝ちたいね。
 写真は今回勝利した瞬間の客席風景っす。
 トリコロールのパラソル(通称トリパラ)がくるくる回り、みんながルンバ(曲はコーヒー・ルンバ)を歌う、とても幸せなひととき。写真だと暗くなっちゃってるけれど、客席上方までずっとトリパラの渦。
 このトリパラをいっぱい回せるといいんだけどね。
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週末新潟

2009年04月06日 17時59分04秒 | 

 市場経済は需要と供給のバランスによって成立する。需要曲線と供給曲線とが交わるところに交換価格が誕生するのだ。
 その考えでいくと、ガンバ大阪、浦和レッズ、FC東京、横浜Fマリノスとの比較的集客が望める対戦カードだけ価格を高く設定するヴィッセル神戸のやり方は大変理にかなった方法と言える。子どもからも500円高く徴収しようとするその姿勢は市場経済的にまったく正しい。
 しかし世の中には市場経済にあまり馴染まない事柄が存在することをヴィッセル神戸は知らない。あるいは知っていても知らないふりをしている。知らなきゃバカだし、知っててやってるならなおたちが悪い。
 4日、アルビレックス新潟対横浜Fマリノスの試合を見に、新潟まで車を走らせた。帰りの車の中で3時間近く愚痴ったので、試合内容、結果についてはここに書かない。それよりアルビレックス新潟のチケット販売について触れたいのだ。
 前売りを買うためにアルビレックス新潟の料金表を見てびっくりした。なんと小・中・高校生まで、どの座席も一律1000円なのだ。ゴール裏は確かに熱い応援が繰り広げられ、興奮という点ではここに勝るところはないのだが、サッカーを組織的に見るには距離が圧縮されてしまうので不的確である。その点、SS席やバックスタンド中央などは大変見やすいので、今現役でサッカーをやっている子どもたちにとっては有益な場所だ。だが、その分料金設定が高い。Fマリノスの場合、自由席は小中学生900円、バックスタンド中央は1100円(SSなどは大人料金のみ)。しかし、アルビレックス新潟は高校生までどの席も1000円。この高校生までという点も高く評価できるところだ。地元の子どもたちと伸びていこうとするその姿勢が素晴らしい。
 球団が地元を大事にするから、地元は2003年J2なのに観客動員数の新記録を達成させる形でその気持を返した。まさに地元と球団とが相思相愛で結ばれており、そこには市場経済至上主義(しゃれじゃないよ)とは別の球団経営の形が示されているように思われる。
 試合は負けちゃったし、何一つ観光もしないトンボ帰りだったけれど、アルビレックス新潟のあり方に少なからず感動を覚えた週末でありました。

 写真は雨に濡れながら応援していた、姉妹の一人。90分ずっと立ったまま、重い旗を振っていた気持に試合結果が応えられずに、他人ながらかわいそうでありました。
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サイクリング&サッカー

2008年12月01日 16時29分58秒 | 
 わお、晴れ、わお。
 ベランダで眺めた青空に誘われて午後から用事があるのに、荒川サイクリングロードへ。今日はちょっとだけ。北風なので朝霞水門までの往復40km。水門近くまで行くと、雲の形が少し変。
 よく見ると雪山っすよ、雪山。この辺で富士山以外に雪山が見られるのはかなり珍しいんじゃないだろうか。結局よく見えるところを探しているうちに秋ヶ瀬橋まで来てしまい、往復50km。

 いったい、ぼくはどこまで来てしまった感のある絵。これなんだろう? 北西方向だから南アルプスじゃないか。浅間山とか妙義山とか榛名山とか、そっちかな。
 で、じゃあ、西を見てみると

 やはり富士山が見えている。
 富士山というのは固有名詞的には一つだけれど、普通名詞―――そのときは不二山って考えてもいいな―――として考えれば人によっていっぱいあるんじゃないだろうか。生駒山こそ私にとって唯一無二、いやいや開聞岳が、などなど自分の心の不二山は人それぞれ。登山家だったら、「次に登る山さ」ぐらいなことを言いそうだし。

 で、午後は人からもらったチケットでFC東京対アルビレックス新潟戦、お気楽フットボール。いやあ、Fマリノス絡みじゃないと、肩から力が抜けていい感じに観戦できる。

 FC東京はホーム最終戦とあって、まあ、よく入っている。アルビレックスもアウェイ席はほぼ満席。応援が熱い。
  矢野貴章、いい。ポストもキープもできる。日本代表に選ばれるのもわかる。それにひきかえ、平山。よくなかった。それからエメルソンは中に絞りすぎ。サイドを大きく使った方がチャンスができるんじゃないか、などなど、楽しく観戦。この日の塩田は2得点くらいと等価の大セーブでFC東京が勝利。
 それにしても今年のJリーグはJ1,J2ともに面白かった。優勝も昇格も降格も、最終節まで決まらない大混戦(広島と山形の昇格は決まったけれど、入れ替え戦枠がまだ)。シーズンが終わってしまうのは寂しいけれど、今週末が待ち遠しいですな。
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早稲田対駒澤 大学サッカー準決勝

2008年01月10日 16時25分22秒 | 
 壮絶な負け方をした去年の大学サッカー決勝戦。寒さの中ふるえながら見つめるわれわれ父娘の前で1-6というスコアで駒澤大学に敗れたあの屈辱から1年。
 その駒澤大学と今度は準決勝でぶつかることになったのであった。
 諸君! 去年の借りを返そうではないか。
 見ているこちらも力がはいる。
 しかも早稲田の背番号10を背負うキャプテン兵藤は卒業後Fマリノスへの入団が内定しているのだ。これは是非にでも駒澤に勝ってもらいたいものである。

 前半、駒澤のフォワードはルール知らないんじゃないか、ってえくらい攻め込んではオフサイドを繰り返し、早稲田のゴール前に辿りつくことすらできない。
 それに対して、早稲田は塗師の積極的な上がりや鈴木の攻守にわたる活躍でチャンスを作る。そして鈴木のゴールで先制。兵藤は左に張っていたのだけれど、途中から大きくサイドを走り回り、塗師のいる右サイドでも機能するようになる。前半はかなり早稲田ペース。

 駒澤のチャンスも伊藤が安定した守備を見せていた。
 後半は、駒澤も修正してくる。ヘディングで競り勝ち、ボールを奪いオフサイドにならないように攻撃してくる。ヘディング強すぎ。

 でも、前に張っていた首藤が流し込み、早稲田が2点目獲得。
 その後1点返されたものの、早稲田が2-1で勝利。おお。2年連続で国立競技場での決勝戦!


 ボールを競る兵藤。
 今日はずいぶんマークされ、倒されていた。3月にマリノスで待ってるね。
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日本対ペルー

2007年03月25日 21時27分30秒 | 


 俊輔が横浜に帰ってきた。
 強くなって。
 いつか同じように乾を迎えるような気がするな。
 試合についてはまた後日。
 久しぶりに6万突破の日産で盛り上がってきました。
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ナビスコ杯 大宮アルディージャ戦

2007年03月22日 09時32分18秒 | 


 チームとして何がしたいのかまったくわからない試合だった。
 選手起用も納得できない。松田をMFにして、隼磨をベンチスタートにする利点を早野は説明できるのだろうか。
 試合よりも途中火事の方が気になってしまったくらい。
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高校サッカー選手権大会決勝

2007年01月08日 17時56分42秒 | 


 勝って泣き、負けて泣く。
 その涙に至るプロセスに成長があるんだと思う。


 勝った盛岡商業も、敗れた作陽もそれほど力の差はない、と思う。しいて言えば、ゴール前での決定力といったところだろうか。
 FIFAアンセムにのっての選手入場にジーンとした。この道は遙か遠いかもしれないけれど、決して今日で終わりではなく、世界に通じている道なんだと。勝っても負けても、ここが終着点ではない。
 両校ともお疲れ様。そしてこれから先も頑張って。
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サッカー大学選手権一回戦

2007年01月08日 02時10分29秒 | 
久しぶりの大学サッカー。そして久しぶりの国立西ヶ丘競技場。



 大学サッカーを見るのは10年ぶりくらい。前回見たのは、早稲田対駒沢大学の大学日本一の決勝戦。場所は同じ国立でもここではなく、国立霞ヶ丘競技場の方だった。
 また、西ヶ丘競技場は20年ぶりぐらいのご無沙汰。前に来たのはオリンピックの一次予選かなんかの日本代表対タイ。ここしばらく代表人気が高いけれど、1990年のイタリア・ワールドカップの予選でさえ、観客はまばらだった。次のアメリカ・ワールドカップのときにドーハの悲劇があり、その次のフランス・ワールドカップのときにジョホールバルの奇跡があったのはみなさんもご存じ。でも、ドーハのたった4年前でさえ、客は全然いなかったのだ。
 で、西ヶ丘でのタイ戦のあと、タイからクレームが来た。代表戦にあるまじきピッチ状態で、こんなところでやらされるとは思ってもいなかった、と。
 去年のアジア大会予選、インドのピッチに犬がいただの、ピッチがでこぼこしてるだの言っていたマスコミは、自分の国がちょっと前までそんな状態で代表戦を行っていたことを知っているのだろうか(西ヶ丘には今日、鳩がいたよ)。
 さ、その久しぶりの大学サッカー、そして久しぶりの西ヶ丘競技場。大学選手権1回戦、早稲田対立命館。
 ぼくが見た試合と劇的な変化。ピッチはちゃんと芝生だし、応援はラグビーと違って応援団が入っているのだけれど、これが実にサッカーっぽくて面白い。前に行ったときはサンバのリズムを単調にずっと刻んでいたのだけれど、今はJリーグの影響か、サッカーっぽい多彩な応援になっていた。


 試合はワールドユースに出場した兵藤の活躍もあって、4-1、早稲田の勝利。今年ようやく2部から上がってきたチームだから、大学選手権一回戦を突破できただけでもめっけもん。
 ああ、それにしても、サッカーにラグビー、忙しい年明けです。
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いつもより多く回ってます

2006年11月23日 22時50分22秒 | 


 前半40分くらいまで、全然動けないFマリノス。しかも不可解なPKで先制点を奪われる。
 でも、なぜか、何がきっかけなのか、前半40分過ぎからはまともなサッカーになっていく。不思議だ。そして後半に逆転。アドレナリンがどくどくあふれ、スタジアムで恍惚状態。ああ、これが、この脳内麻薬がぼくをスタジアムへと誘うのだ(負けたときは、逆に思いっきりダウン系の麻薬があふれるのだが)。
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早稲田対トヨタ

2006年02月13日 09時03分53秒 | 

 「勝っちゃったらどうしよう」
 「まさかなあ~ハハハ」
 2つのペナルティゴールを決めたあとぼくたちの回りの反応はそういうものだった。
 多くのファンは早稲田が勝つところを見に来たわけではなかった。佐々木組の最終試合、今年で任期が切れる清宮監督の最終試合、それを見届けようと集まっていた。
 相手は社会人トップリーグのトヨタ。
 勝つ、なんて思ってもいなかった。
 「まさかな」が「おいおい」に変わったものの、後半いきなりトライを奪われ、「やっぱりな」に。しかしそれがトライではなく、逆にトヨタのオブストラクションとわかると場内は「もしかしたら」の雰囲気に。
 そこからは観客七転八倒。
 胃に悪い、胃に悪いよお、とぼやきながら見ているヤツ。
 声をふりしぼって応援するヤツ。
 やめて、やめて、やめてー、と絶叫している女性。
 泣いてるオヤジ(ぼくじゃないよ)。
 阿鼻叫喚の渦。
早稲田が東芝府中に勝ったとき、日本代表がスコットランド15に勝ったとき、雪の早明戦、それぞれぼくは競技場で見ていた。久しぶりにあの興奮が甦った。
 いつもなら今のプレイはね、トライよりも、その前のセンターのボールを離すタイミング、あれがすごいんだよ、などと連れに説明していたのだけれど、この日はだめ。
 写真もなし。
 目の前で曽我部がインゴールにダイブしたとき、写真を撮る腕は天高く突き上げられていた。
 トヨタのインプレイがなかなか切れずジリジリしながらも、ようやくノーサイド。
 わき上がる歓声。
 その一部、後ろの席で…。
 「勝っちゃったよお。どうする来週?」
 「来るしかないだろう? それにしても新幹線代がぁ………」
 もう一試合佐々木組の試合が見られる喜びには代え難いね。
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