あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

ヤクルト工場見学記(後編)

2017年06月03日 | 旅行記

ヤクルト工場の見学を終え、昼食の後に到着したのが、秩父宮記念公園でした。

秩父宮記念公園は大正天皇の第二皇子秩父宮・勢津子両殿下が、昭和16年から10年間お住まいになられた別邸です。
秩父宮妃勢津子殿下が平成7年にお亡くなりになられたときに、遺言により御殿場市に御遺贈いただき。平成15年に開園した公園です。


入口には故三笠宮寛仁親王殿下がお書きになられた園名板です。









深いヒノキ林の中を進みます。









大きな3本のモミジバフウの木です。









園内は山野草などの植物が植えられています。























しばらく行くと享保8年(1723年)に建てられた母屋が見えてきました。









茅葺の母屋は御殿場市の指定文化財です。









樹齢130年のしだれ桜の花が咲いた時を見てみたいものです。









昭和天皇より贈られた登山服姿の殿下の銅像です。









殿下がご覧になっているのは、美しい富士山です。









山野草をことのほか大切にされた妃殿下は、このロックガーデンにおいて富士山周辺の山野草の絶滅を恐れた故・池谷貞一氏が摂取した種子から多くの山野草を栽培されました。









殿下専用の防空壕が公開されていました。
皇族とはいえ戦争の脅威から逃れるため、このような防空壕に身をひそめていたのです。









両殿下がお住まいの時に野菜を作っていた場所が、今ではメモリアルガーデンとなっていて、「趣味の園芸」などに出ている講師がプロデュースしているそうです。




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