たーさんの裏街道を行く!!

世界中の街角から数々の失敗談,ちょっとエッチな話,面白情報をお届けします。(ノンフィクション)

たーさんの裏街道を行く 中国編 No.306

2012-07-29 | 中国編


寧波から国内便で南へ。

ホテルでのたのたしていたら、時間がなくなってしまった。
北から来る飛行機なので、遅れるだろうとは思うんだけど、念のため
車を急がせる。

「運ちゃん、空港まで30分で着けてくれる?」
「いやぁ、30分もかかりませんよ。20分もあれば大丈夫!」
「じゃ、20分で頼むよ。」
「へい!」

いやあ、なんぼなんでも20分じゃ着かないだろ?
しかもこーんなにオンボロな車で・・・・

が、しかし・・
運ちゃん、頑張った!
ほんとに18分で着いちゃった。ちょっと信じられない。
ま、段差で頭をぶつけたことや、ひざがダッシュボードにぶつかったことは
この際、不問に付しましょう。


熱い走りを見せてくれた運ちゃん。

何と、こんな時に限ってフライトは時間通り。
これなら宝安空港から他の場所に移動しても充分食事ができそうだ。

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たーさんの裏街道を行く 中国編 No.304

2012-07-24 | 中国編


懐かしい台湾の老朋友とお食事。

ビール、紹興酒、白酒と話は尽きないが、店もまばらになってきている。
終了時間が近いのだ。
今回はあっしの老朋友に初めて会う、同行2名も一緒なので、この先はなかろうと
たかをくくっていたのだが・・・

「たーさん、時間がないから出よう。」
「コーヒーでも飲みに行きますか?」
「いや、たーさんも久しぶりだ。みんなが待ってる。」
「へっ?!」
「車で新橋まで行くぞ!」
「ええーっ!」
「さ、早く早く。」
「でも、彼らも一緒だし。」
「一緒でいいじゃないか。何を言ってる。」

一緒で良いと言われてしまえば、断る理由はなく、同行に聞いても
「いいんじゃないですか?」
と言われてしまえば、まったく断る理由がなくなってしまった。

初対面の彼らは、どのような飲み方になるのか、想像がついていないようだ。

2台に便乗して、福永から新橋まで。
気づけば、なじみのカラオケに到着。

先発隊は同じく福永でやっている台湾人とちょうど中間ほどで工場をかまえて
いる老板の2名。同行2名のために英語のできる子を確保してくれていたのは
ありがたいけれども、想定外の外見。
中国語はできないので、ご厚意に甘えておけば良いのに、お引き取り願った様子。


(ああ、これこれ人のに触らないように。英語は喋れませんよー)

案の定、同行お二人は先に帰ると言い出す。
ご親切にも福永の老板とお店のほーんの少し英語ができる子がお二人を送って
行ってくれると言う。

こちらはと言えば、残った皆さんでピッチは上がるは、歌は始まるわの
どんちゃん騒ぎ。
ほどなくして戻ってきた、老板と女の子も加わって、そりゃあもう大変。



一緒に行ってくれた女の子にお礼を言って、そろそろ引き上げようかという時に・・・

「ねえ、私たちチップもらってないのよー!」
「ええーっ?!」
「そのまま帰っちゃった。」
「あっちゃー!」

仕組みを説明しておいたのに・・・・。


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たーさんの裏街道を行く グルメ編 No.291

2012-07-23 | 中国編


久々に南方面、中国広東省。

行きにくくなった、この地域には3泊の予定。
きついスケジュールをこなして、空いた時間に飲茶でも・・・
と思ったところ、以前から行っていた店はもうあまり流行っていないらしい。
どこかないかと思っていたら、若干高いけれども、ここを発見。









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たーさんの裏街道を行く グルメ編 No.289

2012-07-22 | 中国編


浙江省杭州からさらに南に3時間あまり。

ホテルはなかなかのものだが、外に出るとまわりには殆ど何もない。
こんな街とて、期待はしていなかったのだが、中華料理はすでに飽きている。
なにかないものかと、うろうろしていると・・・

目立たない場所にCAFEが一軒。が、しかし他に客はいない。
まっ!サンドイッチでも食べられればいいか・・・と軽い気持ちで入ってみたが。




予想を大幅に上回る上出来な仕上がり。
コーヒーもおいしく2杯いただきました。

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たーさんの裏街道を行く 閑話休題

2012-07-20 | 中国編


世界のラッキーナンバー。

日本では「 4 」は「死」に通じるとして嫌がられる。
中国でも同様に「 4 」はもちろん、「 3 」は「散」、
「 7 」は怒りという意味の「気」を表すとして嫌われている。
中国では商売繁盛、末広がりを意味する「 8 」、長久に通じる「9」が圧倒的に人気だ。
最近では「3」も燦につながるとして、電話番号には多用されている様子。

一方韓国は?
韓国では「5」が人気なんだそうな。
何事も中庸が良い、という儒教の教えからきていると、韓国人が教えてくれた。
日本・中国では嫌がられる「4」もイスラム国家ではラッキーナンバーだ。
マレーシアあたりに行くと、マレーでイスラム教のちょっとした金持ちは「4」
のオンパレードのナンバープレートを付けている。 彼の国マレーシアはわかりやすい。
「6」「8」「9」のナンバーだったら、華人のみなさん。
「4」が入っているナンバーだったら、マレー現地のみなさん。といった具合。

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たーさんの裏街道を行く グルメ編 No.287

2012-07-19 | 中国編


日本ではなかなか食べられない本格(現地と同じ)四川・重慶料理。

巷で流行っている火鍋も食べにいったものの、あれは、ちと違うし、高いし。
もっと、こう・・・、丸唐辛子やにんにくや、くこの実がどーん!と入っているのが
おいしいのであります。

コクが出てないんだよなあ、日本で食べる火鍋は。

で、この冬場は火鍋をやっている近場の中華料理屋に通いつめ、いろいろ
注文を出してみた。(料理人は吉林省の人なので、イメージが違う)
2ヶ月を過ぎる頃には、「これだよ!これ!」という味がでるようになり、その頃には店も
中国に詳しいお客さんが大分多くなってきていて、お店のほうからも喜ばれる結果になった。

特別料理と称して、いろんな地方の田舎料理や、青菜も作ってもらったのが、今では、
半定番料理としてお客さんに出されているのを見ると、ちょいと嬉しい。

お邪魔するときには、まずは紹興酒で食事をしてしまい、あとは白酒をちびりちびりと。
白酒は56度あるのだが、ある日のこと。

見れば、場末には珍しい”そこそこ”美しいお嬢さんたちがとなりのテーブルで食事を
していたので、あまった白酒(半分位残っていた)をプレゼントして帰ったのだが。
後日聞いてみると、彼女達、某航空会社の皆さんだとか。

しかも、プレゼントしたときには、「全部は飲めまい。」とたかをくくっていたのだけれど、
きれいに4人で飲みほしてしまったとの報告。

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たーさんの裏街道を行く 閑話休題

2012-07-09 | 中国編


春を売るお仕事。

世界のどこに行っても、必ずと言っていいほどある太古からの職業。

日本では風俗と称されているものの、欧州では神の思し召しよろしく、
古い街では教会の裏手がこの職業のテリトリー。

中国では、中国自体も多民族の集合体であり、かつまた欧州列強や、日本、台湾、
華僑の皆さんが持ち込んだ、各国のお遊びスタイルがほぼそのまま残っていて、風俗の業界では
多分世界中で一番バリエーションのある国と言えるだろう。
ちなみに共産国家である中国では当然売春は禁止!なのだが、仲間内では協賛国家だぁ、
と盛り上がっている。

幼児誘拐や人身売買が古い習慣としてまだまだ残っていることもあって、
田舎のほうでは、金銭的・精神的に満たされるのであれば、娘は結婚=正妻ではなく、
妾であっても幸せならそれでいいというメンタリティがある。

中国で風俗産業に従事するお嬢さん達。皆さんの出身地はどこが多いんだろう・・・。

そんな調査はなかったものかと、いろいろ調べていたら・・・、
あった!ありましたよ。これが。

そのごくレアの層を除いて一般的にはあんまり意味のない調査によると、

ダントツの1位は湖南省
次点は湖北省
3番手に江西省、四川省、重慶市などが続く。
このあとに河南省や、東北三省とある。

人数についてはふれてはいないものの、何せい13億の人口をかかえる国。
それなりの人数がいるでしょう。
今は、携帯電話の所有について一定の制限がかけられるようになったけれど、
その前の調査では、プリペイドでの携帯所有者で20-25歳の女性で
サンプリングした結果800万人というデータがあるとチャイナテレコムの
人間が言っていたので、それくらいは最低でもいるということでしょう。

広東省で仕事をしていた人なら大体ピンとくると思いますが・・・、
この数字、そうです!
この構成比は特に広東省の開発区や工場で働く女性たち殆ど同じなのであります。

これは、1ヶ月の収入が1日の収入とほぼ同じという全世界共通のレート
が爆発的なスタート地点ということになるんでしょうね。
あとは個人差と需要と供給のマッチングによって、レートの開きが出てくると
いう摩訶不思議な共通点があります。 
そして知りうる限りでは為替の影響を受けない唯一の商売なのでは・・・・

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たーさんの裏街道を行く グルメ編 No.286

2012-07-08 | 中国編


浙江省金華市。

通りがかりの屋台に行列ができていた。

覗いてみると、注文してその場でチャーハンや焼きそば、おかずなどを作ってくれるらしい。
中華鍋一つだけで、路上の一流コックさん。
火はガスではなくて、練炭をぐるりと6連装してある。(相当な火力)

お腹は一杯だが、これも味わってみなければならない。
早速、チャーハンを注文。 見ていると量が多いので、たっぷり二人分はありそうだ。

「ハムは入れるかい?」 金華ハムのことだ。
「入れてちょうだい。」
「2元アップだよ。」
「いいよ。」

2元が高いか安いか、湯呑一杯分くらいのきざみ金華ハムをぶち込む。



ごっつ盛りのカップラーメンほどの紙でできた入れ物にできあがり。
おばちゃんが袋にプラスティックのスプーン2本と箸を入れ、中国伝統?の
縛り持ちで渡してくれた。 
なれないので傾いてしまったのを見て、もう一枚袋を追加してもらった。 

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