ファミリー メンタル クリニック

児童精神医学,サッカー,時にテレビや映画、Macのネタ。
要するにひとりごと・・・

不況と犯罪と・・・

2008年12月14日 | Weblog
不況だと儲からない。仕事も見つからない。さしあたっての生活費も厳しい。
ましてや、ローンを組んでいて支払えないとどうするか人によって色々と対応が違うだろう。

危惧するパターンとして、ヤクザまがいの取り立て屋がいて、こういうことをしてくれるとローンは支払えるだろうと、
自殺や他殺が起きているらしいと一時ニュースにあった。
金を払えないんだったら目玉を差し出せ!とか。

生活費がなければ・・・とATMを重機レンタルでボックスごと破壊するような犯罪も増えそうだ。そんなこと考えたこともないが、ヒントはテレビで教えてくれる。
テレビでも映画でも銀行強盗の手口を教えてくれる。
不況だとサラ金から借りる人は増えるかもしれないが、ちゃんと返却が難しくなることも予想される。
それでもサラ金会社は毎日CMを流す。
気軽に若者がお金を借りるライフスタイルがフツーであるかのように。
CMの潜在的な力は大きい。どうしてクリスマスにチキンを食べないといけないのか分からないが、「クリスマスはケンタッキー」だよな、やっぱり・・・と思考もせずに行動する。これはケンタッキーの10年以上にわたるキャッチーなCM効果だろう。それをいうなら日本版バレンタインデイの義理チョコ商法だろう。恐らくこれは製菓会社の企みであることは全員知っていながら、やらざるをえない状況だ。慣習が先にあるのではない。CMが先にあるのだろう。
結婚記念の10年のスイートダイアモンドなんてCMも。


不況で仕事もないが、国家公務員で免許も取れる仕事がありますと宣伝が堂々とゴールデンタイムのCM枠で放送されそうだ。
免許とるだけだから3年くらい良いかな・・・・と思う若者がいてもおかしくない。
その後にどんな教育がされるかは分からないが。

住宅ローン減税や土地売買の得点税制も良いが、恐らく増えている生活保護受給者や年収300万円以下の人には関係のない話だ。
アッソー氏の経済対策は、ある程度の所得がある人達によって消費生活が成り立っているという前提なのだろう。
やはり何か決定的に違っている。



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