ファミリー メンタル クリニック

児童精神医学,サッカー,時にテレビや映画、Macのネタ。
要するにひとりごと・・・

県立病院の民営化が目ざすものは・・・・

2008年12月29日 | 精神保健・医療行政
時々このblogで登場するテーマ、国民皆保険制度からアメリカ流の民間保険会社の私的保険化へ。(コイズミ改革のキーワード 民営化=Privatization 私有化と訳すべきでしょう本来なら)

今、日本で行われている国民皆保険制度は世界的にも素晴らしい制度だと思う。
しかし、保険証を持っていない又は保険料を支払うことの出来ない人達が急増している。

一方で保険証は持って、治療費にも困らない程度の収入はあっても、近くに必要な医療を提供する機関がない、そんな病院が急増。

保険や病院に対しての信頼が失われる。

更に、悪循環で沖縄県のように不採算の県立病院を民営化する動きは他の地域でも起きてくるのだろうか?
不採算部門と言えば、児童精神科だ(と自分で自分のクビを絞める発言をしてしまうが(^0^;)

不採算部門を縮小する。
病院の赤字を黒字化するためだ。
・・・・しかし国民皆保険制度のままで県立病院の人件費は赤字となるのは目に見えている。
医療費は保険点数で制限されているが、だからといって医療職も県職員の人件費体系で計算されるから、そもそも矛盾がある。
保険点数がコイズミ内閣から削られ下げられている。
要するに同じような病院の診療件数なら自動的に収入が減少する。
収入が減少するが、毎年ベースアップする県立人件費。

・・・だから人件費を削る方向で行くのが良いのだろうか?

国土交通省を中心に建築会社と公務員で持っている日本の経済に、教育費や医療費への人件費を増やしていく政策にシフトしても悪いことはないと思う。
要は税の使い方だ。

医師が減り、看護師も減る。今のままでは。
国民皆保険制度も潰れ、民間保険会社が査定を厳しくし、一度も風邪をひいたことのない人のみ保険加入OKになり、治療もAコース、Bコース・・・とありますが、どちらにしますか? とメニュー表が出てくるのだろう。
あまりの高額にすみません。水だけで良いです・・・と言ってしまいそうだ。
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