ファミリー メンタル クリニック

児童精神医学,サッカー,時にテレビや映画、Macのネタ。
要するにひとりごと・・・

ADHD的週末

2008年09月08日 | Weblog
日頃ADHD児童の診察や相談に従事していると、宿題やるのに毎日3時間も4時間もかかる。・・・でやっているかと思うと字が汚くて・・・誤字も多くて・・・・
でも、漫画読んだりゲームとか好きなことをやると何も言わないと1日中でもやってるんですよ・・・・

と親がキレそうになる。
・・・いやいやお母さん ADHD児童の場合、この実行機能がうまくいかないところが本人も困っているんですよ・・・と医学に権威を求めて説明する。

・・・で金土日のボクの行動をADHD的に弁護する。
まず今週の木曜日に難治性うつ病のケース報告をしないといけない。
遡って月曜日(今日とも言うが)にスライド原稿を主催者にメールで送りますと約束している。

ということは週末の金土日が大事な時間となる。
金・・・・勉強会で帰りも遅く夜は何も出来ず。
土・・・・午前中はゆったり。午後から準備をしようかと思ったら、しまぶくFCの練習が2時半から。中学生の息子も練習の手伝いにかり出されている。とりあえずコーチをしているボクは時間があるから見に行くことにして、その後から準備すると大丈夫と計算していた。
5年生のフットサル練習だが、2時半に集合し、その間1時間少し運動会練習が入り、小学生の練習は中断。練習の応援に来ている中学生に少しクロスボールの練習をさせる。
4時半から練習再開。結局終わると7時。
準備をしなきゃ・・・・と思いつつ。スーパーサッカーを見て寝る(笑)
日・・・・予定では子どもをサッカーに連れて行かないといけない。普段と異なり遠出になる。朝6時に起きて準備の予定だったが・・・例によって無理。サッカー終わり帰宅し何だかんだで準備に着手するのが11時過ぎ・・・・
早い話が週末で進んだのが小学生で言えばノート1ページ分程度・・・・

月曜にメールで送りますと約束している。
月曜日はあと16時間程度残っている・・・・さあ今日は帰宅するのは何時だろう。

イヤなことは後回しにして目先の一応大事そうなことをいい訳にして仕事を後回しにする・・・・いかにもADHD的な行動パターンである。
これは自覚的には小学校1年生の夏休みから分かっている。
小学校1年生夏休み8月30日あたりに泣きべそかきそうになりながら宿題をやっていた気がする。
親にも手伝ってもらっていた気もする。
自分の子も同じ事をしているような・・・・これって遺伝子レベルの話かな(笑)

・・・・こんなblog書いている場合ではない???


最新の画像もっと見る