Luna Gallery ~TV・映画~

ドラマ等の感想を気軽に書いています。

「mini-手帳」

2006年10月26日 | 白夜行
ブログの下書きに便利です→「mini-手帳」是非一度試してみてください。

ブログへアップする文章を直接ブログ管理画面に書き込むとエラーが出た時すべて消えてしまったりしますよね。
そこでウィンドウズ標準のメモ帳などありますが、ブログの下書きをするのに便利なフリーソフトがあるので紹介させてください。

それは、「mini-手帳」といいまして、覚え書きやメモをするソフトなのですが、データの保存や読み込みは自動で行うので、ファイル名やフォルダーを意識せずに使えますし、非常に軽いソフトです。
僕は、いつも一旦このソフトで下書きして、ブログ管理画面の文章書き込み欄にコピペしています。良かったら試してみてください。

以下に「mini-手帳」をダウンロードできるページを記しておきます。

http://www.vector.co.jp/soft/win95/personal/se070234.html

メモソフトは他にもたくさんありますが、僕はこれを使ってます。


東京フレンズ

2006年06月24日 | つぶやき日記
昨年話題になった「東京フレンズ」。テレビで放送するのではなくDVD販売だけを考えた全5話からなる青春群像ドラマ。出演は、大塚愛をはじめ、瑛太、松本 莉、真木 よう子、小林 麻央、佐藤 隆太、平岡 祐太など豪華俳優陣。ずっと気になってはいましたが、DVDを買うまでには至っていませんでした。

しかし、このほどこのドラマが、今夏映画化されるに先駆けてGYAOで無料視聴できるようになっています。現在2話までが公開されていて、6月27日(火曜)まで視聴可能です。毎週火曜日更新となっているので、さらに3話以降も順次公開するのではと期待しています。

大塚愛さんの演技はどうなのかちょっと心配してみていましたが、そつなくこなしていて違和感はありませんでした。逆にエイベックスが制作に関わっていることもあり音楽が中心にあるドラマなので大塚さんの演技にも説得力が出ています。また、劇中に出てくる楽曲もなかなかいいですよ。(^^)

ドラマ好きの人には是非お薦めです。1話・2話は、6月27日までなのでお見逃しなく。

http://www.gyao.jp/drama/

NHKチャンネル削減について思うこと。(追記あり)

2006年06月08日 | つぶやき日記
先日こんなニュースが飛び込んできた。

竹中平蔵総務相の私的懇談会「通信・放送の在り方に関する懇談会」(座長・松原聡東洋大教授)は6日の会合で、NHKやNTT改革などを盛り込んだ最終報告書をまとめた。

NHK改革では、受信料引き下げや、スポーツ・娯楽部門の本体からの分離、現在8波あるチャンネル数をFMラジオや衛星放送を停波することで、11年までに5波に絞り込むことなどを盛り込んだ。

現在の8チャンネルのうち、衛星放送(BS)2波とFMラジオ1波の計3チャンネルを「公共放送の役割をすでに終えた」として、11年までに廃止し、チャンネル数を五つに削減することを提案した。不祥事が続く娯楽・スポーツ番組の制作部門を本体から分離することや、受信料を大幅に下げた上で、支払いを義務化する受信料不払いへの対応も盛り込んだ。
(毎日新聞より)



このニュースを聞いて非常に残念に感じました。FMラジオで、夕方、深夜放送されている一日の終わりをホッとして過ごせる落ち着いたトーンの音楽番組は、もう聞くことができなくなるということなのでしょうか。また、BS2で放送している夜8時からの映画の時間は、チャンネルが削減されることによって野球放送の関係などで、かなり制約を受けることとなるでしょう。スポーツを主に扱っていたBS1では、大リーグ中継にも影響が出てきそう。その他、ワールドカップ、大リーグ開幕、オリンピック、アカデミー賞授賞式などのイベントにあわせて行われる特別番組があれば、その他の番組は、中断させざるを得ません。どう考えても、BSを一つのチャンネルに統合してしまうには無理があるのでは。
衛星放送(BS)2波とFMラジオ1波の計3チャンネルを「公共放送の役割をすでに終えた」としていますが、何を持って役割を終えたとするのか、そこが全く見えてきません。NHKは、国民みんなのものであるはず。それを私的懇談会という小さな組織によって短期間で大きく動かそうとする行為には疑問を感じてしまいます。NHKの予算を支えているのは国民。まず、国民に意見を広く聞くべきだと思うのは僕だけなのでしょうか。そして、仮に、チャンネルを削減するという方針を出すならば、その理由を詳しく国民に示すべきではないでしょうか。
僕の感覚としては、今やBS1・2、FMラジオは、深く生活の中に浸透していて、あるのが当たり前となっていると思います。そこに価値がないと見ることはどうしても出来ません。特に、BS1・2は、民放の広告料収入で運営され、視聴率第一の放送では実現が難しいであろう番組作りがなされていて文化的な面で大きな役割を果たしていると思います。今は多チャンネル時代、多様な選択肢の中から視聴者が自分に合った番組を自由に選択できることに心の豊かさや余裕を感じることが出来るいい時代になってきたといえるのでは。その時流に逆行するような動きに、一抹の悲しさや寂しさを覚えます。今、視聴者は、それぞれNHKに価値を見出して視聴料を払っています。そのNHKの価値を下げることによって、視聴料を下げるというマイナスな方向の動きは賛成できません。そして、それによって視聴者の理解を得られるとは僕は思いません。それよりも、まず、なぜNHK受信料不払い者が増えたのか、その根本を考えるべきではないでしょうか。

この動きに対してNHKは、反対の立場を取っていると聞きました。是非ともNHKには、その立場を貫いてもらいたいです。

【追記】

通信、放送の在り方に関する懇談会・報告書には、

「BS、FMの3波を2011年までに停波の上、これを速やかに民間への開放等の処置をとり、視聴者が多様な放送を享受出来るようにすべきである。」

とありました。

小泉改革において、何でもかんでも民営化・規制緩和し対象を厳しい競争の世界にさらしていくことにより、効率化を図っていく急進的なやり方、強い者しか生き残っていくことの出来ないやり方には、人情や情緒の入り込む余地が少なくなっていくような気がします。特に、文化を育む土壌を作っていくことを考える場合、そのようなやり方は通用しないと思います。
文化的要素を含む弱い立場に置かれやすい内容の番組作りは、やはり、経済効率第一の民間放送では、難しいのではないでしょうか。報告書に「民間への開放等の処置をとり、視聴者が多様な放送を享受出来るようにすべきである。」とありますが、民間が視聴率を第一に考えた放送をした場合、内容が画一的な方向に向かっていくのでは。少数派のニーズに多様に応えていくには、NHKが一歩も二歩も先を行っているはずです。
例えば、BS2で毎週日曜日深夜に放送されている「ミッドナイトステージ館」。この番組は、演劇を観ることの出来る数少ない番組の一つで、第一週、第二週にはその後放送される演劇に携わった俳優、演出家、脚本家など演劇人の30分に渡るインタビューもあります。僕は、田舎に住んでいて演劇に触れる機会がなく、未知の世界だったのですが、この番組を通して演劇の奥深さ、面白さを知ることが出来ました。
文化は、発展していくには長い年月を必要とし、国民全体がある程度保護し見守っていくことが大切で、そういう観点からもBS1・2、NHK-FMの果たす役割は大きいと考えています。

最後に・・・、懇談会に参加している委員は都会に住んでいるので分からないかも知れませんが、僕の住んでいる田舎の地域は、FM放送が、民放1局とNHK-FMの2局だけです。もし、NHK-FMがなくなれば、選択肢を失うという恐ろしい事態に陥ります。NHK-FM削減は、愚行としか思えません。

お知らせ。

2006年03月18日 | つぶやき日記
最近更新してないにもかかわらず、遊びに来てくださってありがとうございます。

このブログ以外にも、松井選手を応援するブログをやっています。メジャーリーグ開催期間中、こちらのブログの更新は停滞気味になりそうです。

よろしくお願いします。

神はサイコロを振らない 【最終回】

2006年03月18日 | 神はサイコロを振らない
放送日:06/3/15
面白かった度:4.3 (5点満点)

とうとう乗客が消えてしまう瞬間がやってきた。その瞬間は意外にあっけないものだった。ある商店街の真ん中。ヤス子が前を向いて次に振り返ると、もうそこに亜紀の姿は無かった。春の宵に吹いた風と共に亜紀達は過去の世界へと旅立っていった。爽やかな春の匂いを残して。
タイムトラベルという非現実の話だったが、最後の最後、大切な人が不意にいなくなってしまう所に妙に現実味を感じた。先日、かわいがっていた猫が天国へ行ってしまったというのもそう感じた大きな要因かもしれない。抱きしめようとしたらその腕の中からスーッとすり抜けてしまった感覚。
乗客らの旅立ちを見ていて、虚無感と無常を感じたが、悲壮感は無かった。涙の中に不思議と充足感が含まれていた。残されたヤス子たちも、悲しみより、いなくなった人たちへの温かい想いで心が満たされていたのではないか。

今回のドラマで一番心に響いたのは、亜紀が、この現代に残されるヤス子のために残りの時間を使いたいと申し出たところだった。その亜紀の相手を思いやる気持ちは、いつまでもヤス子の心の中に生き続け、ヤス子の心を温め続けてくれるんだろうなぁと思う。

永遠の別れを経験した時、「あの時、ああすればよかった、こうすればよかった。」など後悔の念にさいなまれがちだけど、相手からそれまでに貰った気持ちだとか記憶に感謝し、それを大切に心に保ちながら前を向いて生きていくことが、大切なんだなぁと改めて実感した。

以前放送された「すいか」テイストが、もっと出てくると期待していたが、ヤス子の家での団欒などほのぼのした場面が意外に少なかったので、そこはちょっと残念だった。ラーメン屋台でのヤス子たち4人のやり取りは大好きだった。


日本カーリング女子

2006年02月20日 | つぶやき日記
ここまで日本チームは、4勝4敗。序盤に自分達のペースがつかめず負け越していたが、強敵のカナダ、イギリスに果敢に挑み勝利を収め、スウェーデンには一歩も引かなかった。最後まで諦めずに自分達の戦いを見せてくれている。

一敗も出来ない厳しい戦いの中でも、試合直前の選手紹介で見せるおどけた仕草や自然と心から出てくる笑顔。一転、試合の終盤、勝負のかかった一投を投げる時の真剣な姿。オリンピックという大舞台を十二分に楽しんで、遺憾なく力を発揮している戦いぶりを見ているとなんだか、元気が湧いてくる。

今、彼女達の頑張りが日本に爽やかな風をもたらしてくれているのでは。一部のメディアでは取り上げられていたけど、全体的にはイマイチ注目度の低かったカーリング女子シーム。その彼女達が、今日本の停滞した雰囲気を変えようとしてくれている。そこに、爽快感みたいなものを感じる。あと一試合頑張れ~。日本の底力を世界に。

カーリングが、こんなに面白い競技だったなんで少し驚いています。素晴らしい日本チームの戦いをBS1だけでライブ放送するのはもったいなさ過ぎる。民放で放送したら視聴率取れるだろうになぁ。残念。

どうでもいいことだけど本橋さん、かわいいなぁと思ったりしました。

白夜行 【#6】

2006年02月17日 | 白夜行
放送日:06/2/16
面白かった度:4.1 (5点満点)

とうとう亮司が第二の殺人を犯してしまった。時効を待つ身としては、なるべく何事もなく静かに身を潜めたいと思うはずなのに、また犯罪に手を染めた。これで時効が先延びになってしまった。どんどんエスカレートしていく亮司や雪穂の行動にちょっとついていけない部分がある。
それだけ、亮司と雪穂は見えない恐怖で精神的に追い込まれているのだろう。今回の殺人も、頭の中での想像が想像を生み、警察に捕まってしまうという恐怖心が雪だるま式に増幅された結果なのかなぁと感じた。

今回、白夜という言葉が、亮司の置かれている状況の象徴として使われていた。感覚的に、眠りたいのにずっと白い昼間が続き、全く心の休まる休息を得られない気だるい状態が思い浮かんだ。意識がはっきりとしなくボーっとした感覚が際限なく続くという苦痛があるのかもしれない。
終わらない白夜はないとあったが、やはり自主しか白夜を終わらせる手段はないのかなぁと感じた。そう考えると、亮司たちの"もがき"が、切なく思えた。

前回、雪穂は、亮司と少し距離を置くような展開で終わっていたので、二人の接点のない生活が暫く続くのかなと思っていたら、今回、意外にあっけなく二人は、気持ちを確かめ合っていたので、やや拍子抜けした。

日本代表カーリング女子

2006年02月16日 | つぶやき日記
一投一投、繊細な感覚を必要とし、非常にプレッシャーのかかる競技。見ているだけでも胃が痛くなるくらい緊張感がある。
それでも選手達が頑張れるのは、戦いの向こうに喜びや高揚感を味わえる勝利が待っているから。当たり前のことなんだけど、カーリング競技の性格上、特にそれを再認識させられました。
最後まで諦めずに頑張れ~。
日本を歓喜でどっと沸かせてくれる可能性を信じて応援します。

神はサイコロを振らない 【#5】

2006年02月16日 | 神はサイコロを振らない
放送日:06/2/15
面白かった度:4.2 (5点満点)

1人で402便に乗っていた少年の父は、10年の歳月の中でホームレスとなっていた。胸を張って息子に会える状態ではなかった父親が再会を決意するには、相当の勇気が必要だったのではないかと感じた。
あと6日で居なくなるかもしれない息子。ここで会わなければいつ会えるか分からない究極の状態といえるかもしれない。そういう緊急事態の時に、いかに行動できるか、勇気を振り絞ることが出来るか、そこで人間の大きさが計られるのかもしれない。
父親が息子と再会したことが、ピアニストの瑠璃子の心に引っかかった母親とのわだかまりをとるキッカケとなる展開は良かった。父親がどん底にいたときに、心のよりどころとしていたのが、瑠璃子の演奏するピアノだったという繋がりはとっても自然だったし、父親の子供への強い想いも伝わってきた。
今回のことで、父親は、生きる気力を取り戻したような気がする。ちょっと勇気を出して動き出すことによっていろんな人にいい影響を与えることも出来るし、自分の道も開けてくるということなのかも。

ヤス子は、あと6日で消えてしまう可能性のある哲也(山本)に対して、諦めの気持ちと闘っていた。どうせ、あと少ししかないのなら、何もしないほうがましだという試合放棄をすることは簡単かもしれない。そこで、残された時間に情熱を燃やす原動力はどうやって得ることが出来るのか。最後まで諦めない気持ちは、どこから来るのか。
ここでヤス子の考え方を変えるキッカケをくれたのは、亜紀(ともさか)だった。やっぱり、亜紀は、このドラマでいい味を出していて、キャラクターが魅力的。亜紀は自分の残された時間をヤス子のために使いたいと言っていたが、その通り行動していてなんだか嬉しかった。
年を取っても情熱は、誰もが心の中に持っていて、みんな最後まで走りきる潜在能力はあるのかもしれない。それを呼び起こすかどうかは、周りの仲間から自分への、そして自分から周りの仲間への想いの強さにかかっているのでは。ヤス子は、これから残された時間をいかに全力疾走するのか楽しみ。

航星(中村友也)は、加藤教授(大杉漣)の理論を何とか崩せないかと僅かな望みを模索していた。理論通りいけば、ある時間が経過するとみんな消滅してしまうと理解していたが、どうやら10年前に再び戻るということらしい。10年前のどの時点に戻るか正確な時間が分かると、どのような解決策が見えてくるのか全く読めないが、びっくりするようなアイディアが飛び出すことを期待。最先端の物理学を理解してしまういち大学生の航星は、何気に凄過ぎ。

今回、ともさかさんの衣装に目が行った。緑がかった黄色のインナーと灰色のコートの色の組み合わせが妙に気に入りました。

爆笑問題のススメ

2006年02月14日 | TV
古川日出男さんがゲストで「想像散歩のススメ」をテーマに話されていた。

想像散歩で救われる時は?という問いに対し、古川さんが、次のように答えられた。

世の中の人は極端。例えば会社に行きたくないと思った時、辞めちゃうとか引きこもるとか。そうじゃなく、普段電車で通勤しているところを歩いて会社に行ってみることはどうだろうと提案。散歩をしながら会社に向かい、そこで色々な道に迷い、結局会社にたどり着けなかったという言い訳もありうる。そしたら次の日は行ってみようかなとなるかもしれない。

それを受けて、太田さんの発した言葉が心に響いた。

「結局、生きるという事はアイディアなんだ。」

アイディア次第で人生はいくらでも楽しくなる。一方に考えが偏って悩むより、もっと視野を広く保つべき。そして、想像力を使ってアイディアを生み出すか、生み出さないかは自分次第。そんな風に言いたかったのかなぁと感じた。

創造的に生きることがどれだけ人生を豊かにするか、彩を与えるか、そしてその可能性の大きさを目の前に示されたようでなんだか気持ちが軽くなり目の前がパッと明るくなれた気がした。

人の進む道は無限にある。頭を切り替え、ちょっとした遊び心を持ち力を抜いて考えることによってその選択肢はどんどん増えていく。人生のアイディアマンっていいな。

毎回番組の最後に登場する太田さんがゲストを一言で評した本の帯。いつも「うまい!!」と唸らされます。