私の愛用の香水について

8年間、買い続けているお気に入りがございます。好きな動物であれば、大体好きだけど、1番はうさぎ、*'ш`*

準決勝敗退した第3回大会。敗れた相手は下馬評は決して高くなかったプエルトリコだった

2017-02-23 16:57:40 | 日記
準決勝敗退した第3回大会。敗れた相手は下馬評は決して高くなかったプエルトリコだった。
プエルトリコといえば過去にはロベルト・クレメンテ、バーニー・ウイリアムズ、ロベルト・アロマーら多くのメジャーリーガーを輩出した中南米の雄の1つだ。
今大会にもカルロス・コレア(アストロズ)やフランシスコ・リンドア(インディアンス)、カルロス・ベルトラン(アストロズ)らメジャーでもトッププレーヤーの野手が顔を連ねているが、その反面、投手陣にはそれほど大物選手が輩出されていないお国柄である。
一方、前回大会も3Aクラスで構成された投手陣は、それほど強力ではなかった。
実際に準決勝の日本戦で先発したマリオ・サンチアゴも前年は韓国プロ野球のSKでプレーし、マイナー通算成績も36勝51敗にすぎない“格落ち”の投手だった。
だが、日本打線はこのサンチアゴを5回途中まで打ちあぐみ、その後も小刻みな継投にかわされて、結局8回に挙げた1点に抑え込まれてしまった。
プエルトリコの捕手モリーナに完璧に抑えられた侍打線。
http://net-syakai.com/modules/d3forum/index.php?post_id=4516
http://familypark.life.coocan.jp/white/modules/d3forum/index.php?post_id=119

日本投手陣は3点に抑えたのだから、結果的には打てなかったことが敗因になった。
そしてこの弱小投手陣を見事なまでに臨機応変にリードして、侍打線を翻弄したのが、ベテラン捕手のヤディアー・モリーナだった。
このときの狡猾さについては大会直後の芝山幹郎さんのコラムに詳しいが、日本はモリーナ1人にやられたようなものである。
国際大会ではそれぐらいに捕手の力がモノを言う。
「日本の選手とはちょっと考え方が違うケースもある。何を狙っているのか、どういう意図で打席に立っているのかということを、仕草とか雰囲気で感じ取らなければならない」
第3回大会で日本の主戦捕手を務めた巨人・阿部慎之助がこんな話をしていた。
そういう観察眼に長けていたのがモリーナであり、過去の日本のホームを守ってきた捕手たちだったのだろう。
これまでは里崎、城島、阿部と安心できる捕手がいた。

何れにしても国際大会では、捕手が空気を読む力や機転の利いた対応で投手を助け、駆け引きをする野球が強さを発揮する。
それぐらいに捕手の存在が大きいということだ。
過去3大会を振り返る。第1回大会はロッテから5投手が選ばれて同チームの里崎智也が主戦捕手を務めた。第2回大会と第3回大会ではシアトル・マリナーズの城島健司と阿部が安心して任せられる捕手として投手陣を引っ張った。
しかし、今大会の侍ジャパンには、そういう絶対的な司令塔はいない。
楽天・嶋基宏、日本ハム・大野奨太、巨人・小林誠司――まさに今の日本の捕手事情を象徴するように、この中で昨年、規定打席に達したのは小林1人しかいない(12球団でも小林1人である)。
本来なら嶋が主戦捕手となるべきなのだが……。
http://www.jaih-s.net/modules/d3forum/index.php?post_id=981
http://unso.sakura.ne.jp/xoops/modules/d3forum/index.php?post_id=130

その小林は盗塁阻止率3割5分6厘と強肩は魅力だが、打率2割4厘とバットはからっきしだ。しかも昨年の強化試合では、ソフトバンク・千賀滉大投手のワンバウンドとなるフォークを全く止められず、3暴投を記録するなどキャッチングに課題を指摘する声も少なくない。
「一番経験豊富で、侍ジャパンでは中心的な役割を担ってきた選手。首脳陣と選手のコミュニケーションでも、彼抜きでは考えられない部分はある」
小久保裕紀監督がこう信頼を置く嶋が本来なら、主戦捕手となるべきなのだろう。しかし近年は故障がちな上に、盗塁阻止率も1割9分4厘まで落ち込み、楽天でも先発を外れるケースが多くなってきている。
3人が3人とも「帯に短し襷に長し」という状況。

昨年の強化試合のオランダ戦ではタイブレークでサヨナラ安打を放つなど、この3人で打撃が最も良いのが大野だが、昨年の日本シリーズで見せたリード面への不安を指摘する声もある。
3人が3人とも「帯に短し襷に長し」なのである。
ただ、1本の矢がそれぞれでは弱いのならば、3本の矢を束ねて強さを生む、という発想もある。
「捕手はその時の投手とのコンビで起用する」
指揮官がこう語っているように、今大会では基本的に捕手は固定せずに、投手によって代えていくパターンになる可能性が高い。
簡単にいえば巨人・菅野智之投手には小林、楽天・則本昂大投手には嶋という具合で、本来ならそこに日本ハム・大谷翔平投手と大野というコンビもあるはずだったわけだ。
要はこれまでは捕手が投手を引っ張ることを重視してきたが、今度はより投手の能力を引き出すことを重視して、気持ちよく投げさせられるバッテリーを組む。そのために普段からコミュニケーションを図っている女房役を優先的に起用するということだ。

コメントを投稿