和歌山大学紀州経済史文化史研究所において「移民船に思いを馳せて」の企画展が開催されています。
和歌山大学准教授の東悦子先生からご案内をいただき、早速拝見してきました。
和歌山大学図書館の３Fにある経済史文化史研究所の一角で開催されています。船の絵を描かせれば天下一品の志摩氏が当時の資料を元に大勢の移民を運んだであろう移民船を描いておられます。
2ヶ月もかけてブラジルに行った船上では、赤道を通ったときのお祭りの様子や運動会の様子も展示されています。子どもたちのために学校も作られ、先人たちが夢を描き海を渡った様子がうかがえます。
移民の歴史も後世に伝えていかなければならないと思います。和歌山大学の取り組みに期待したいと思います。
東先生、渡部館長、久保課長、吉村学芸員に皆さんには突然お邪魔したにもかかわらず、丁寧なご説明をいただきました。本当にありがとうございました。
和歌山大学では6月28日まで開催しています。7月5日～12日までは北コミュニティーセンターで絵画を中心に、市民図書館で資料を中心に企画展がありますので、時間があれば是非見てくださいね！
詳細は和歌山大学紀州研HPでご覧下さい。
http://www.wakayama-u.ac.jp/kisyuken/