王様のロバの耳にキス!!

なんだかこっけいで思うとおりになんかぜんぜんいかない。誰も知る必要のない私の本日の出来事を告白します。

恋人を作ることはだいじなことだ。

2012-02-23 03:08:54 | Weblog
日本人があまり幸せでなさそうにみえる。若い人は結婚しないし、仕事はないし、あっても残業まみれで、低収入、はたや、飢え死にするひともいるし、原発の問題は今後もまだまだ続くし、政府にはリーダー不在。日本人は弱っている。
ある新聞の記事で驚いたのが、18歳から34歳の独身の5割以上はパートナーがなく、そのうちの半分くらいはそういうことに興味がないんだそうだ。正直、病んでいると思う。
日本には今まで、おそらくしあわせになるっていう事に対するアナウンスが十分でなかったんだと思う。幸せを仕事やお金だけで安易に測るのをもうやめるべきだ。仕事ももちろん大切だけど、自分を認めて許してくれるパートナーを持つということも幸せになるためにはすごくすごく大事なことだとどうして誰もいわないんだろうか。仕事で自分の価値を証明するのもいいけど、それは一昔前よりもずっと困難になってしまっている。それよりは自分を許してくれるお互いに愛し合える、協力し合えるパートナーを探すほうがずっと幸せになる可能性は高い。仕事でいいことがなくても、家に帰って恋人に慰めてもらえるひとは幸せだけど、仕事で疲れ果てて家でカップラーメンすする生活はわびしい。この御時世、仕事はまずだいたいろくなことはない。
だからこそ、よけいにパートナーを見つけるべきだ、と私はおもうんだけどな。



七年後のみらい。

2012-02-06 01:48:41 | Weblog
軍人とまじめに男女交際している。
彼は、なんだったかわすれたけど理由をつけてわたしのアパートの合鍵をつくり、わたしの住所に彼の手紙が届くようにし、知らないうちに彼自身のアパートを解約し、彼のほんのリュックサックいくつか分のすべての荷物はわたしのうちにやってきた。ポストには彼の名前があるから、同棲になるのかもしれない。
どのみち、普段は兵舎暮らしで、週末に家に帰る生活の彼だから、わたしの生活自体はなにもかわっていない。週末、彼がわたしのところにやってくる確立が97パーセントだったのが100パーセントになったくらいだ。
わたしはコンサバティブな男が好きだから、大抵恋人は結婚についてわたしよりも先にあーでもない、こーでもない、といい始める。
彼の人生プランは7年先まで大体決まっていて、その中には結婚も子供の誕生も含まれていて、わたしにイカレている最中の彼はそこにわたしもしっかり組み込んでしまった。君の年齢のこともあるから、子供は早いほうがいい、とか言ってるんですが、巨大なお世話とは言い切れず。
最初は七年先なんて、付き合ってるかどうかもわかんないじゃない、恋愛って、三年越すのが大変なんだから、と思ってたわけですが、そうかもしれないけど、7年先も一緒だったらいいな、と思うから、そうであるように努力して、誠実で素直に、愛情をはぐくめればいい、と思う最近です。

私の作戦。

2012-01-08 12:53:10 | Weblog
相手がどんな人間か知ることはなかなかむつかしい。軍人は最初、ひどく慎重でなかなかジェントルマンをくずさない、冷静な、かしこい男をやっていた。私の目にはいい人でいなきゃ、と思っているのが見えて、いい人なのは十分わかってるんだし、正しいことよりも本当に感じてることをしりたかった。
私の特技は、恋人を甘やかすことだ。一緒にすごした一ヶ月の間に散々あまやかして、だんだん彼は子供のように素直にしてほしいことや、食べたいものを言うようになってもう、かわいくてしょうがない。
彼を甘い空気に漬け込んで中毒にしておいた。
彼はまた仕事にもどって、いつものように週末だけやってくる生活になる。おそらく次の週末はぶっ飛んで帰ってくる。

幕開け。

2012-01-08 04:56:39 | Weblog
 うっかりしている間に年が明けてびっくりしている。恋人がクリスマスから年始にかけて休暇をとって私のところに来ていた。その間も私は結構きっちり仕事だったけど、とっても楽しくすごした。彼の両親も遊びに来たし、彼のおばあちゃんとおじいちゃんにも会いにいった。
素敵な年になりますように。

重たい恋愛の後遺症のようなもの。

2011-10-06 22:39:52 | Weblog
Bが、また入院した。薬をこっそり飲んでいなかったみたいだ。私の知り合いを頼って病院にいったそうだ。動揺が大きくて今日は仕事にならなかった。最近、また彼とコンタクトをもっていた。たまにあったり、電話をしたり。もちろん友達の範囲で。調子が悪いのは夏からで、ほうって置けない、と思ってしまう。もう、私の役目じゃないし、そういう付き合いにつかれたから別れたんだけど。
元恋人であるBとの関係はとっても特別だった。この人のことが大好き、とひらめいた何かがあって、私たちは婚約までした。でも、その関係は三年近くの間にだめになって、私たちは別れた。大恋愛だったと思う。こういうことはもうない、と思うし、力をつくしすぎて疲れ果ててぼろぼろで終わった恋だったから、もうこういうことはできない、とさえ思う。どんなに好きでも、どんなに努力してもつりあえない相手もいる。

そういう理由で私は、恋愛における自分の勘みたいなものを重要視しなくなった。
この人は私と共鳴してくれる人、という勘は働いても、その人がちゃんとうまく協力し合って生きていけるパートナーかってことはまったく別のテーマだと思うようになった。
私の軍人は、無口だし、男の世界だし、正直、気があって盛り上がるっていう関係ではない。でも、彼は純粋で、誠実で、私とどうやったら上手く機能するか、真剣に考えていて、実際、彼とは役割分担が上手くできている気がする。私が彼の素敵だとおもうところは誠実で率直だというところ。それでいて思慮深いところ。心がきれいで健康だというところ。
話が盛り上がるとか、面白いジョークを言うっていうのは、楽しいけれど、表面のことで、そう大切ではない、と思うようになった。軽率な冗談なら私が息をするように言っているわけだし。
軍人が私に誠実であるように、私も彼に誠実でいたい。
Bに煩わされてはいけない、と思うけど、Bは私のなかの大切な部分を分け合っていた世の中でたった一人の人で、愛してるとか、よりを戻したい、ってことはないけど、彼をさっぱり忘れてしまえなくてつらい。

軍人、拗ねる。

2011-09-26 21:07:17 | Weblog
私の軍人が、すねた。
これまで、一度だってへそを曲げることもなく何でも私の言うとおりにしてくれて、わがままをきいてくれ、もっとわがまま言ってもいい、甘えてくれていい、という彼だったけど、すねた。
原因はセックスだ。
今日はできないんだよね、っていう事情の日だった。どうしてもしたいのにさせてくれない。できないんだからしょうがないとわかっているけど、絶対したい。だめなの、ってやんわり言葉にせずにことわったら、うつぶせで一時間ぐらいいじけて動かなくなった。なんにも言わない。なんかいいなよ、と小突いても言わない。お預け食らったものほしげな目が上目遣いでこっちをみている。
自分でもわかっているから、子供じみたことはいわないけど、その気にさせたくせに、と目で私を責める。
ごめんね。
でも、拗ねてるとこ、ちょっとかわいかった。

新感覚

2011-09-15 15:01:09 | Weblog
年若い軍人の恋人ができたというと、なんだか色っぽい響きでどきどきしてしまう。あたしもいつの間にかすけべの年増になったんだな。
実は、前の恋人とのことが最近またごそごそと動き出してしまい、穏やかではない。そういう不穏さを私から読み取りつつ黙っている若い恋人はとてもたよりになる。
私とも私の周りの男ともまったく違う彼はいちいち興味を引くので退屈はしない。だけどまっさらな彼が大人になるために傷ついたり利口になったりしていく原因が私になりゃあしないかと、なんとなく、腰がひけていることも確かだ。
ここ十年こんなに明確に関係を始めたことがなかった。つきあってくれ、君がすきだって、いきなり言われることなんて、ありませんから。って高をくくっていた。
軍人に私の常識は通用しない。
新しい関係は私の中身をあたらしくしていく。私もどうなるかわからないけど、彼はたくましくて、たよりになる。すべて行動であらわしてくれる。私はあいまいで優柔不断だけど、彼がぐいぐいひっぱっていくから、聞いたことはあるけど見たことのないものや、ちっともしらなかったものを手にとっていたり、経験していたりする。
私この人にして上げられることってあるんだろうか。まぁ何事もやってみるってことが大事ですよね。うん。

新恋人。

2011-08-24 18:44:12 | Weblog
なんか、引っ越して退屈していたのだ。引越しでお金をつかっちゃって旅行にはいけないし、でも新しい町では知り合いはいないし。それで、友達を訪ねてよその都市にふらっと遊びに行ったかえりの電車で、若い軍人と知り合った。
あなたの電話番号が知りたい、あなたはきれいだ、と言った。それが、もうまったくそっけない、面白くない感じで、なおかつぎこちない感じでいうのだ。
軍人ってなにしてるのかまったく知らないし、若そうだし、だいたいタイプじゃないなー。と思った。

そして、いくつか週末を過ごして、付き合うことになりました。

まったくしらないタイプの男の子で、ほんとうなら私にとって彼はとっつきやすいタイプじゃない。けど、すごくはっきりしていて面白い。手も握る前から、男と女として付き合ってほしい、と言っちゃうし、キスしてもいいですか、とかまじめな顔で聞いちゃうし、何考えてるの?って聞いたらいやらしいこと考えてた、ってさらりと言うし、自分と結婚するとどんな社会福祉があるかを力説するし、なんか一生懸命なのだ。
なにか、私の役に立ちたい、って真剣に考えてくれる。
じわじわとくるやつめ。聞いたら五歳年下でした。
大事な人になっていくのかなー、とぼんやり期待しています。

女子サッカー優勝とこれからの日本

2011-07-28 17:59:41 | Weblog
なでしこのサッカーの試合生でスタジアムで見てきた。それも準決勝から。本当に、感動した。日本の女性の芯の強さと、勇敢さと、我慢強さ、それに技術力、これが見事に優勝に結びついていて、大げさに聞こえるかもしれないけど、日本人はこれからこういう風に、はっきりと自分たちの持ち味を打ち出して世界に挑まなければいけない、と思った。
これこそが、日本だ、と。
日本人はとっても我慢強い。地震のときも感じたけれど、ほんとうにつらい時期をぐっと黙ってやりすごす、あの忍耐力は正直ほかの国民はもっていない美徳だと思う。だから、相手があきらめても私たちはあきらめてはいけない。そうやって勝利をつかむのが日本のやり方だ。

日本人はじっと耐えている間にどんどん自分を煮詰めていっている。誰も気がついてないんだけど、日本にはとんでもないものがあるのだ。それは他人と切磋琢磨して、というよりは自分の世界を煮詰め挙げた結果であることが多い。
アニメだったり、デパートの早い上に美しいラッピングしかり、コックピットほどボタンのあるトイレだったり、とびっきりスケベな風俗産業とか、有名なところはそんなとこだけど、日常にある些細なもの一つ一つが、非常に使い心地よいように誰もが、よりよいものを目指している。

総合していうと、日本の国民性はオタクなのだ。でも、オタクはその分野ではとびぬけだ。なにも恥ずかしいことなんかない。
日本は、そういう自分たちのことをわかった上で世界を恐れないで、あっけらかんととんでもないものを生み出し続ければいいのだと思う。


お酒の思い出。

2011-07-08 10:46:07 | Weblog
酒飲みでよかった。思い出といっしょにお酒の味が出てくる。
チェコのビールはおいしかった。ブルダバの川辺の風景を思い出す。
カリフォルニアで飲んだモヒトーがおいしかった。夏が近くなるとあのお酒でわくわくできる。クリスマスが近くなると暖めた甘いワインがこいしくなるし、ライン川沿いの小さな村の白ワイン、あのあたりの小さな村は必ずブドウ畑があってワインを作っている。どこも自分ちのワインが世界いちだと言い張る。トルコのビーチでのんだやたら甘いカクテルは雑で上等な味ではないにもかかわらずおいしかった。お酒は一緒にいる人や、その雰囲気やによって毎回感じ方がちがう。




年をとるとお酒にまつわる記憶が増えていって、なかなかよい、と思う。