ふくちゃんの思い出話

ふくちゃんの思い出話です。

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隣人愛7

2016-12-20 17:02:24 | 日記
でも、あまりしつこく手紙ばかり出せば、むこうだって気持ち悪いだろうし。でも、このお礼はするべきだろうなあ。気を使わせちゃったわけだし。

やっぱり出しておいたほうがいいような気がする。よし、出そう!ところで、お返しのお返しは?それはいいか。ちょっとしつこいもんな。

気をつかう人らしいし、そんなことしたら困るだろう。カンタンでいいから、手紙だけ入れておこう。

ブログをやっていることを書いておこうかな。いや、ちょっと自分をアピールしすぎかも。もし、なにかの縁で彼女?がこのブログを読んでくれたら、そして反応があったら、やりとりすればいいじゃないか。

ブログには事実をちょっとだけアレンジして書いておこう。彼女とオレしか知らない、微妙な事実の違いだから、彼女にはわかるはず。

フフフ、ちょっと秘密を共有したようなこの隠微な感覚……。あ、勝手にへんな共有感覚に陥っているのは自分だけだったか。

「お返しのケーキ、ありがとうございました。おいしくいただきました。お気づかいいただいて、本当にありがとうございました

今回で手紙は最後だな。そのくらいが、むこうにとっても、ちょうどいいのかもしれない。ちょっとした寂しさを指先にこめて、私は最後の手紙を104号室のポストに入れました。

カサッとかすかな音をたてて、それは落ちました。それがその人との最後のやりとりでした


                    The End


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