『な、なんと朝起きたら女体化していた！女になったオレを見て‥』 感想・見どころレビュー☆

なーんか萌えるんだよな....


不思議な感じ。
“見流し”程度では気づかなかったのだけど、その「源流」が一体どこにあったのか、繰り返して視るうち、解りました。

3篇からなる本作品‥‥いずれも、トランス直後の描写の仕方がすばらしい！！

最近発売された実写ＴＳＦでは、わりと疎かにされがちだったこの部分が、あらためて秀逸であったように思えます。
「女体化」の事実に気づくまでの時間のかけ方、また本来、当たり前にあるべき初動、“戸惑い描写”が絵に描いたように忠実に、表現されていました。

自然と“その後”の展開に胸を躍らせ、期待は高まってしまうのですが、いささか拍子抜けするほど“あっさり”としたワンパターンな内容が展開されていきます。
したがって、序盤のそうした描写も徐々に霞んでしまったのですけど、変身直後、からの“ひとりＨ”にいくまでの過程は、なかなかに見応えありましたね↑




（Ｃ）な、なんと朝起きたら女体化していた! 女になったオレを見てフル勃起した弟に犯され何度も牝イキしてしまった切なすぎるオレの話。/プレステージ [DVD]より


これも予想以上に巧かった、女の子たちの演技力の賜物。
しかしながら、そんな「神３」をもってしても、物語が進むにつれ、“絡み”が多くなってくるにつれて、「素」に戻っていってしまった感は、否めません（＾＾；

‥まぁ健闘はしていたので、芝居についてトヤカク言いたくはありませんが、演出面において『もっと他の魅せ方もあったんじゃないかなぁ』というのが、正直な感想。
先ほども言いましたように、展開の仕方は3篇とも「興奮した弟が、女体化した兄を（我慢できずに）襲う」で、ほぼ同一です。

せっかく女体化した兄の「元人格」に、サッカー好きやオタクというそれぞれ異なった性格が充てがわれていたようなので、その特性を生かしつつ、
たとえば一篇を（兄の）カノジョになりきって弟をからかう‥ですとか、かわいい弟の童貞を卒業させるために、自ら体を張る‥といった展開などもあったりすれば、
この作品はより良くなったと感じます。‥そもそも「オムニバス」なのですし、女の子以外で、色んな魅せ方があっても良かったのではないかと。



（Ｃ）同上。序盤戦は雰囲気タップリ♪


でもまぁ、いち早くご覧になった方の感想は概ね良好であり、同じメーカーから、同じ「女体化モノ」が来月中にもリリース（※1）されるようで、その熱意も買ってあげたいところであります。
今後、ＴＳＦ製造メーカー？としての“伸びる下地”は、十二分にあると見ましたねｗ

≪俺評価≫★★★☆☆

《関連》
■（※1） いつもボコってくるDQNに女体化媚薬を飲ませプロレス中に淫乱女子に変身させたら…/プレステージ [DVD]