自在コラム

⇒ 日常で観察したことや環境問題、金沢大学での見聞、マスメディアとインターネットについての考察を紹介する宇野文夫のコラム

★気になる沖縄での動き

2017年05月11日 | ⇒メディア時評
   気になるニュースがあった。沖縄県の地元紙「沖縄タイムズ」のウエッブ版を読んでいたら、こんな記事だ。以下昨日(10日付)のニュースである。

  「米軍嘉手納基地上空で10日午後7時35分、パラシュート降下訓練が実施された。同基地所属のMC130特殊作戦支援機=写真=から降下し、パラシュートを開いて基地内に着地する兵士の姿が4人確認された。嘉手納町によると、夜間の訓練は少なくとも近年では例がない。沖縄県や基地周辺自治体は沖縄防衛局や外務省沖縄事務所を通じて訓練の中止を申し入れたが、米軍は強行した。嘉手納基地での同訓練は4月24日に6年ぶりに実施されて以来。…」

  このニュースをまともに読めば、アメリカ軍がはた迷惑な夜の訓練をやったとの印象だが、MC130特殊作戦支援機を使った夜のパラシュート訓練となると、ただごとではないと直感する。ウイキペディアなどになると、MC130特殊作戦支援機は赤外線暗視装置、地形追随レーダーを装備し、敵の防空網を突破することができる。その目的は敵地での特殊部隊の潜入・退去・補給、捜索救難活動の支援、心理作戦などに活用されるという。これは北朝鮮への「斬首作戦」の訓練ではないのか。

  北朝鮮への斬首作戦とは金正恩党委員長へのピンポイント攻撃のこと。アメリカによる斬首作戦で有名なのが、パキスタンでオサマ・ビン・ラディンに対して行った2011年5月2日(日本時間)の攻撃。新月(5月3日)の前日だった。つまり肉眼で感知されにくい、夜の闇の中で決行された。記事では嘉手納基地で「先月4月24日」にも実施されている。この月の新月は27日だった。さらに「6年ぶり」とある。すなわち2011月の斬首作戦には嘉手納基地から参加していたのかとも連想させる。

  国立天文台のホームページで調べると、次に夜が真っ暗闇となる5月の新月は今月26日4時44分だ。今回の沖縄での夜のパラシュート降下訓練は斬首作戦を実行する訓練なのか、あるいは相手を動揺させるための心理作戦なのか。

  韓国大統領選で当選した文在寅氏が10日夜、アメリカのトランプ大統領と電話会談を行い、北朝鮮による核・ミサイル開発の廃棄に向け、話し合ったと11日付でメディア各社が伝えている。会談の中でアメリカ側の北への圧力のカードの一つとして斬首作戦のことも当然伝えたはずだと想像する。それに、どう文大統領は答えたのだろうか。(※写真はウイキペディアより)

⇒11日(木)朝・金沢の天気   あめ  
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