ふじの里人  里地里山を「エコロジー」「コミュニティ」「エネルギー」と 多面的に追求する生き方

生木工法 Live tree Method 
・手彫り 木のマグカップなど
・ゴブレット(ワイングラス等)製作 

一番、かも・・・しれません

2024-04-11 09:25:16 | 里山グッズ製作


昨日、そして今日も、木取りをしています。

木取りとは、丸太の状態の木を、作品を作る為の素材として有効に活用のできる形へと、切ってゆく作業のこと。
この作業は又、素材を適切な形で保存をする為にも、有用なものであります。

おそらく私の製作作業の中でも、最も過酷なもの。

およそ数十キロに及ぶ、丸太を手製の製材器の上へ、両手で抱えて持ち上げ適切に設置。
それを電動のチェーンソーですこしずつ目標とする形へと製材をしてゆきます。

重たい丸太を抱え、製材機へ載せ、チェーンソーで切り、切り終えたものを定位置へ運び、
そしてまた重たい丸太を・・・ ・・・ ・・・ ・・・ひたすらその作業の繰り返し。
腰に・・来ています。ちょっと、ちょっとね😅

がんばりすぎず、よくばらず、けれどこつこつこつこつひとつずつ。

なにぶんにも、ひとりですから、すこしずつ、安全にきちんと確実に。

進みます、進むしかありません。ひたすら、進む、進むのであります😌



  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朗報、来たる!! いざ、出動!!

2024-02-14 09:51:40 | 材料調達作業
『木、要りませんか?』という連絡を、突然に頂きました。


雪の重みで二手に分かれた木の枝の、大きな枝が折れてしまったので、それを
お譲りしたいという、こちらにとっては願ってもいないお話に
チェーンソーを手に、大急ぎで伺ってきました。

素晴らしい美しさを誇る木。

一番太い枝で、直径39cm。しつこいようですが、これは枝です。

枝で直径39cm!! これを支えている幹がどれだけ太いものなのかは、ぜひ
ご想像ください。

素材として活用するために、十分な太さ。

ありがたい、ことです!!

二手に分かれた木、その木の枝の折れてしまったところには、これ以上の
傷みが進まない様に、専用の薬が塗布してありました。残った🌸山桜の木🌸から
まもなくの春に、美しい花がきっと咲きます様にと今はそう願うばかり。


と、言うわけで・・・
ここしばらく関わっていた組み木のアブストラクトの作業は一旦休止。
まずは、このお宝の木の手当てを最優先にします。自然素材の状態変化に
待ったは掛けられません。

木をみどる、木の状態を見極め、傷みがあり使えないものと良いものとを選分け、活用を出来るものを、最上の状態で確保をできるようにすること。

そして私の仕事は、昨日お譲り頂いた木を大切に何らかの良い作品へと転身をさせること、これのみ、これしか、ありません!

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空から降って来るのは・・・

2024-02-05 09:17:13 | その他
雪か。

明日はこちらにも雪が降ると天気予報は告げています。タイヤはスタッドレス。
雪道走行の経験は、とてもたくさんあります。ホワイトアウトの中の走行経験も
あります。

大雪と、天気予報は告げています。

大雪? それに気を取られ詳細を確かめ、つい笑ってしまいました。
どうやらこちらでは積雪5cmを超えると大雪との指定になっているらしいのです。

5cm=大雪。いやいやいくらなんでもそれはと思いますよ、5cm。

雪国にお住まいの方々に笑われてしまうでしょうね、いやはや。

仲間のひとり曰く『雪が降るのではありません。降って来るのは⛄️雪だるま。』
なんのことやらとまたしても、その話の中身を詳しく尋ねてみると
『天気予報に記されているのは⛄️雪だるまです。⛄️雪だるまが降って来ると
考える。その方が、さぞかし楽しいでしょう。』と言うのが、当人の言い分。

もちろん他愛の無い冗談。けれど、あそびごころが満タンではありませんか?

日常の中には逃れようの無い雑事があれこれとあるものですけれど
その最中に、こんなことをふらっと差し込んでくる、そもそもこういうことを
思いつく、そんな[ささやかなあそびごころ]を忘れたくは無いものです。

大人だからこそと、そう思う次第、よろしかったら、どうぞご一緒に。

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木の味・自然の醍醐味

2024-01-11 09:04:30 | 里山グッズ製作

今日の写真は、キハダの木片です。

写真の上側が木の[内側]、下側が木の[外側]になります。

明らかに全体が黄色、黄色を帯びている木。
それが、キハダの木。

稀に見られる光沢を帯びている木。木工作業の中で必ずある木を磨く作業。
その作業の前からすでに光を放つような趣のある木。
そのひとつが、このキハダ。



キハダの木の手彫りのマグカップ


さて、このキハダの木から生まれたのが、こちらの写真のマグカップです。

一見すると、大きく目立つような特徴は見られませんが

クレヨンで描いたような、黒のふわりとした波のような木目



内側にも、木の個性がチラリ


実物のマグカップには、もう一箇所。持ち手にひとつ[特徴]があります。

それは実物を手に取られた方のみが、いつかご自身で、ぜひ発見をなさって
みてください。

木を見ていると時折考えます。完璧なものなど無いと。
自然素材の良さは、それぞれの持ち味、それに尽きると。
それを生かし切る、それが一番良いのでは無いか、と。

人も、出会ってすぐに、相手の全てがわかるはずもなく、自分のすべてを
わかってもらえるはずもなく、出会い、つきあう時間を重ねる中で紆余曲折を
経て、ようやく互いの縁の中に味わいが増していた。そういうものなの
かもしれません。

木も、同じ。

縁のあった丸太をたまたま私が木工品へと仕立て、それをどなたかが
手元へと望んでくださる、そして、日々様々にお使い頂くうちに
私の知り得ない、その人だけの味わいのあるマグカップになっている。

それが自然、それが自然素材の醍醐味、と、そう思うばかりの今日この頃です




  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出動! ひとり里山救助隊

2023-12-07 09:32:21 | 散策路・ハイキングコース整備


もみじの倒木
 
道を塞いでいます

山の裾野を散策するための道が通れなくなってしまっています
 
お世話になっている方からS.O.Sが入っていたのですが
なかなか時間の確保ができず 今日の午後やっと除去作業へ行ってきました




道の反対側に回って 
倒木をしている木の大きさがわかるように
チェーンソーを置いてみました
 
木の幹の太いところの直径は
[私のふくらはぎ]ぐらいでしょうか?

作業時間はおよそ1時間。無事に除去作業が完了です。
初冬の昼さがり、いい汗をかいてきました~💦



安心をしたせいか、作業後の写真を撮り忘れてしまいました~😆

ここ里山でもチェーンソーを保持しているようなモノズキは、私だけ、
かもしれません😌







  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする