アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

川端康成著「古都」

2016年10月18日 | 読書三昧
確か9月最終週の金曜日(30日)だったと思うが、寝付かれず「ラジオ深夜便」を聴いていたら、何やら小説の朗読が始まった。
 
それがこの「古都」だった。
 
 
その日の放送がNHK京都放送局の担当だったので、京都にちなんだ本の朗読ということになったらしい。
 
朗読は、いくつかの場面だけだったのだが、文章の美しさに魅かれ、早速、文庫本を購入して来て読んだ。
 
とても良かった。
さすが、ノーベル賞作家の作品だと思った。
 
物語~捨て子ではあったが京の商家の一人娘として大切に育てられた千重子は美しい娘に成長した。そして、祇園祭の夜、自分に瓜二つの村娘苗子に出会い、双子の姉妹であるとの確信を抱く・・・。
 
昭和37年朝日に連載された新聞小説だが、古都の四季を背景に由緒ある史跡や祭りを織り込み、そこに暮らす人々の日常を流麗な筆致で描いている。

日本語の持つ美しさを再認識させられた。
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2 コメント

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こんにちは♪ (にゃんにゃん)
2016-10-18 13:43:57
お久しぶりです。
ここのところ読書三昧で、このブログでも紹介して頂いた
「長流の畔」や「彼女に関する十二章」をはじめ、
マハさんやまかてさんの新刊などを読みあさっておりました。
そこに、この「古都」。意表を突かれた思いです。
かつてテレビで、岩下志麻さんや山口百恵さんの映画を観ましたからストーリーは分かっていますが、本は読んでいません。
俄に読みたくなってきました。
読んでみようと思います。いつもお世話になります。
にゃんにゃんさん (エゾフクロウ)
2016-10-18 16:41:07
コメントありがとうございます。
輝さん、マハさんにまかてさんと今年もそこそこ収穫の
あった年かなと思い始めております。

流麗な文章と物語の巧みさにおいて、やはりノーベル
賞作家と思いました。

ただ、同氏の生い立ちなどを拝見すると、漱石にも
共通するある種の鬱陶しさのようなものを感じます。

読書の秋です。
良い本をたくさん読みたいですね。

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